12月4日(火)都内ホテルにてピーター・アーツ(オランダ)が囲み取材を行った。アーツは、12月8日(土)神奈川・横浜アリーナで開催されるフジテレビ/FEG主催『Fields
K-1 WORLD GP 2007 FINAL』のGP FINAL一回戦で澤屋敷純一(チームドラゴン)と対戦する。 土曜日に来日し、調整を続けているというアーツ。この日も軽めの練習を終えて取材に応じたアーツだったが、特に疲れた様子もなく、リラックスした表情で記者からの質問に応じた。まず対戦相手の澤屋敷についてアーツは「私は彼のことをよく知っているつもりだ。きっと彼もかなり私のことを研究してくるんじゃないか。そうじゃないと私には勝てないからね」と余裕たっぷりのコメント。 澤屋敷がアーツに憧れたキックボクシングを始めたということもすでに知っており「彼は私のファンだったんだってね。そのことを知って彼と闘うことはやりがいもあるし、モチベーションも上がるよ。彼にとっても私と闘うことはいいチャンスなんじゃないか。もし私に勝てばK-1のトップファイターの仲間入りになるわけだから。彼には頑張って欲しいと思っているよ(笑)」と続けた。 その一方でアーツは「ジェロムに勝った試合は運だけじゃない。彼はちゃんとした戦術を立てて、ジェロムがスタミナ切れを起こすように闘い、カウンターパンチでダウンを奪ったんだ。その後も彼は確実に結果を残しているし、それこそが彼の実力が確実に上がっている証拠だと思う」と澤屋敷の実力を認めており、「彼のカウンターをもらわないように集中して彼の細かい動きには注意しないといけない。カウンターは攻撃の一つであり、パンチのタイミングが合えば有効な攻撃になる」と、今や澤屋敷の代名詞にもなったカウンターパンチについても警戒心を示している。 しかし強気な言葉を忘れないのもアーツ。「戦略? ノックアウトだよ(笑)。澤屋敷がどんな闘い方をしてくるかは知らないけど、こっちはKOを狙ってガンガン行くつもりさ」と不敵な笑みを浮かべた。 昨年のGP
FINALでアーツはリザーブファイトから決勝に勝ち上がる奇跡の復活を遂げた。9年ぶりとなるGP制覇に向けて、最大の敵となるのはやはりセーム・シュルトだろう。しかしアーツはシュルト=優勝候補の声に異論を唱える。 「シュルトがいるブロックを考えた時、もしチェ・ホンマンがジェロム戦でダメージなく勝つことができたら、シュルトにとって準決勝は簡単な試合にはならないだろう。シュルトは今まであの身長を有利にして闘ってきた。
常に自分よりも背が小さな相手と闘ってきたわけだ。でもホンマンと試合をするとなれば、そのアドバンテージがなくなる。互角の体格でシュルトが試合をした時にどうなるかは見ものだし、もしかしたらシュルトのKO負けを見られるかもしれないよ」(アーツ) このようにアーツは条件つきではあるが、ホンマンが準決勝進出を果たした場合のシュルトの苦戦を予想している。さらに「最近のホンマンは技術的にも伸びているし、彼は体が大きくてパワーもある。ホンマンが優勝する可能性だってあると思うよ」とシュルト以外にホンマンも警戒したアーツ。「今は澤屋敷戦に集中している。一回戦を突破しなければ、次の試合はないわけだから」としたアーツだったが、決勝に勝ち上がってくるのは「シュルトかホンマン」と予想している。 今年でプロ生活22年目を迎えたアーツ。トーナメント出場選手の中でも最年長となったが「他の選手に力の差を見せる、経験の違いを見せるなんて気持ちはない。ポイント狙いじゃない、KO狙いのアグレッシブな自分の闘いをするだけさ」と、あくまでチャレンジャーとしてGP
FINALのリングに立つ。
フジテレビ/FEG 「Fields K-1 WORLD
GP 2007 FINAL」 2007年12月8日(土)神奈川・横浜アリーナ 開場16:00 開始17:00
<全対戦カード> ▼メインイベント(第10試合)
K-1 WORLD GP 2007 FINAL決勝戦 3分3R延長2R 第7試合の勝者 VS 第8試合の勝者 ▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R延長1R
武蔵(正道会館) VS ソーレイマン・コナテ(フランス/ファウコン・ジム) ▼第8試合 K-1 WORLD GP 2007
FINAL 準決勝 3分3R延長1R ハリVSボンヤスキーの勝者 VS アーツVS澤屋敷の勝者 ▼第7試合 K-1
WORLD GP 2007 FINAL 準決勝 3分3R延長1R バンナVSホンマンの勝者 VS シュルトVSグラウベの勝者
▼第6試合 リザーブファイト2 3分3R延長1R レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー) VS
ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/チームミスターパーフェクト) ▼第5試合 K-1 WORLD GP 2007 FINAL 1回戦 3分3R延長1R
ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ) VS 澤屋敷純一(チームドラゴン) ▼第4試合 K-1 WORLD GP 2007
FINAL 1回戦 3分3R延長1R バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム) VS レミー・ボンヤスキー(オランダ/チームボンヤスキー)
▼第3試合 K-1 WORLD GP 2007 FINAL 1回戦 3分3R延長1R
セーム・シュルト(オランダ/正道会館) VS グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館) ▼第2試合 K-1
WORLD GP 2007 FINAL 1回戦 3分3R延長1R ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner Xtreme Team)
VS チェ・ホンマン(韓国/フリー) ▼第1試合 リザーブファイト1 3分3R延長1R マイティ・モー(アメリカ/フリー)
VS ハリッド“ディ・ファウスト”(ドイツ/ゴールデングローリー) ▼オープニングファイト3 3分3R
立川隆史(TRYOUT) VS キム・キミン(韓国/キョンヒ武芸アカデミー) ▼オープニングファイト2 3分3R
ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー) VS キム・ドンウック(韓国/チーム・ベアバトル) ▼オープニングファイト1 3分3R
野田貢(シルバーアックス) VS ノエル・カルデット(フランス/ファウコンジム) <チケット料金>
SRS席35,000円(特典つき) RS席22,000円(特典つき) S席13,000円 S席6,000円 <チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト http://k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト <チケットに関するお問い合わせ>
株式会社キョードー東京=03-3498-9999 <お問い合わせ>
大会に関するお問い合わせ (株)FEG=03-3796-5060 TBS/FEG/MBS
「Fields K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」 2007年12月31日(月)大阪・京セラ大阪ドーム
開場13:00(予定) 開始15:00(予定) <決定対戦カード> ▼HERO’ルール 1R10分 2R5分 延長5分 85kg契約
船木誠勝(ARMS) VS 桜庭和志(チーム桜畑) ▼K-1ルール 70kg契約 3分3R延長2R 魔裟斗(シルバーウルフ)
VS チェ・ヨンス(韓国/KAHN GYM) ▼HERO’Sルール 5分3R 山本“KID”徳郁(KILLER BEE/HERO’S2005ミドル級王者)
VS ハニ・ヤヒーラ(ブラジル/アタイジジュニア柔術/ADCC2007優勝) ▼K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント1回戦
HIROYA(フリー/第5回世界キックボクシング選手権アジア大会54Kg級優勝/15歳) VS 藤鬥嘩裟(=ふじ・つかさ/藤/J-NETWORKフライ級王者/15歳) ▼K-1甲子園
U-18日本一決定トーナメント1回戦 久保賢司(立川キックボクシングアカデミー/NJKFフライ級王者、WPMO世界同級王者/18歳) VS
雄大(=ゆうだい/治政館/16歳) ▼K-1甲子園
U-18日本一決定トーナメント決勝戦 HIROYA×藤の勝者 VS 久保×雄大の勝者 <チケット料金>
SRS席32,000円 RS席22,000円 SS席18,000円 S席12,000円 A席6,000円 <チケット販売所>
●デジタル先行発売 K-1オフィシャルサイト http://k-1.co.jp
HERO’Sオフィシャルサイト http://hero-s.com
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト i-mode
HERO’Sオフィシャルサイト Yahoo!ケータイHERO’Sオフィシャルサイト EZ web HERO’Sオフィシャルサイト
●一斉発売 チケットぴあ 0570-02-9505(特電) ローソンチケット 0570-084-653(特電) CNプレイガイド
0570-08-9944(特電) イープラス http://eplus.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=03-3498-9999 <大会に関するお問い合わせ>
(株)FEG=03-3796-5060
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