2007年12月12日(水)東京・新宿FACEにて、2008年1月13日(日)同所で行われるNPO法人バンゲリングベイ主催の第1回興行「BUNGELING
BAY 縁 〜enishi〜」の記者会見が行われ、メインで対決するJ-NETWORKミドル級王者・寒川直喜(バンゲリングベイ)と須藤信充(team
SUDO)が出席した。
所属するジムの主催興行のメインという大役を任せられた寒川は、「先月のJ-NETWORKミドル級タイトル戦でみっともない試合(ドロー防衛)をしたので、その印象を消したいです」と意気込み。
タイトルマッチの1週間後には、K-1ルールがベースとなる「第6回全日本格斗打撃選手権」に出場し、重量級で優勝したという寒川。16日に中国で開催される散打の大会出場が決定しており、“格闘バカボンド(放浪者)”としてますます名を高めることになる。
対戦する須藤の印象については「相手は“天才”といわれていますが、何が天才なのか自分にはわかりません」と挑発的なコメントを出しながらも、「須藤選手のパンチの破壊力は自分よりも上。天と地の差があると思います。何人も強い選手を倒してきているので、燃える相手ですね」とした。
一方の須藤は、昨年6・25ライズで尾崎圭司からKO勝ちしたものの腰の負傷により長期欠場。今年の10・28ライズで復帰戦を行うも、龍二に1RKO負けという失態を演じてしまった。「今までは一発のパンチ狙いで中途半端な闘いをしてしまったので、練習してきたこと全てを出せるような試合をします」と須藤は怪気炎。
寒川とは以前から闘いたかった選手だったようで、「自分のやってきたことを確かめるのに調度いい相手で楽しみですね。破壊力、テクニック、距離感など、どっちが上か証明できます。ごまかしのきかない相手ですね」と、ビッグマウスの須藤にしては珍しく相手を認める発言をした。
現在、須藤はムエタイ9冠王チャモアペット・チョーチャモアンのジムで練習しており、「いかにパンチを生かすための蹴りの使い方を教えてもらっている」という。「今までのボクシングスタイルではなく、寒川戦では蹴りも使い、“キックボクシング”をやります。今までの僕の集大成をみせますよ」(須藤)。
今回は75.0kg契約で行われるだけに、須藤の減量が心配されるところだが、「大晦日には生肉を1kg食べながらテレビでK-1 Dynamite!!を見ます。今80kgぐらいありますけど、5kg落とせばいいだけの話だから余裕、余裕!」とした。
なお、今大会のセミファイナルでは、新田明臣(バンゲリングベイ)とワールド士道館空手ミドル級’05王者ヤン・カシューバ(アイアンアックス)の一戦も決定。会見に同席した新田は「男の生き様を見てほしい」と意気込んでいた。
NPO法人バンゲリングベイ主催興行
「BUNGELING BAY 縁 〜enishi〜」
2008年1月13日(日)東京・新宿FACE
開場16:00 開始17:00予定
<決定対戦カード>
▼メインイベント 75.0kg契約 肘なしルール 3分5R
寒川直喜(バンゲリングベイ/J-NETWORKミドル級王者)
VS
須藤信充(team SUDO/元全日本ライト級、元K-Uライト級、元NKBウェルター級、元NKBミドル級王者)
▼セミファイナル 70.0kg契約 3分3R
新田明臣(バンゲリングベイ/UKF世界ミドル級王者、K-1 WORLD MAX 2005 日本代表トーナメント準優勝、元戦(IKUSA)U70王、元WKAムエタイ世界スーパーウェルター級王者、元全日本ミドル級王者、元NJKFミドル級王者)
VS
ヤン・カシューバ(アイアンアックス/ワールド士道館空手ミドル級’05王者)
<出場予定選手>
クレイジー・ヒル(バンゲリングベイ)
出貝泰佑(バンゲリングベイ)
坂間 豊(バンゲリングベイ)
ほか約6〜8試合及を予定。
<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席10,000円 S席7,000円 自由席5,000円
※当日は500円増し
※全てワンドリンク及びパンフレット付き。
※自由席は、席が埋まり次第、立見観戦となる。
<チケット販売所>
チケットぴあ
後楽園ホール
バンゲリングベイ各ジム
バンゲリングベイ公式サイト:http://bungeling-bay.net
<お問い合わせ>
TEL 03-3950-1865 e-mail:k-tribe@jcom.home.ne.jp
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