12月12日(水)埼玉・三郷の治政館にて雄大が公開練習を行った。雄大は大晦日に京セラ大阪ドームで開催される『Fields K-1 PREMIUM
2007 Dynamite!!』に出場、「K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント1回戦」で久保賢司(立川KBA)と対戦する。
この日は軽いミット打ちとパンチのみのスパーリングを行った雄大。スパーリングでは的確なジャブとフットワークで相手を翻弄する。さらに残り30秒、長江館長が「激しく行け!」と檄を飛ばすと、雄大はパンチのコンビネーションから強烈な右ストレート!
終わって見れば、相手が鼻血を出すほど、激しいスパーリングとなり、雄大の強さが際立つものとなった。 現在の体重は59kg、ナチュラルウエイトのまま試合に臨むという雄大。大晦日に試合をすることで、周りの注目度も高く、プレッシャーはあるが「それは期待されているんだなというモチベーションにしたいと思います」と語る。
対戦相手の久保は高校生にしてNJKFフライ級とWPMO世界のタイトルを保持する実力者だが、相手の経歴を意識するかという質問には「そうですね」と一言。他の選手がすでにプロデビューしている中、今回がデビュー戦となった唯一の選手となったものの「いつもプロの選手と練習しているんで、特に意識はしてません」とあくまで平常心。
「圧倒的に勝てるように闘いたいですね。決勝はどちらが上がって来ても全力でやって勝つだけです。KO狙いで行く?
はい。KOで倒せるように頑張ります」と自信溢れるコメントを残している。 雄大は父が空手やキックの指導をしている格闘技一家の生まれ。小学4年生から父のもとで格闘技を始め、武田幸三がラジャダムナンスタジアムのタイトルを獲った試合(2001.1
VSチャラームダム戦)を見てキックボクサーになるために中学卒業後に治政館に入門。ジムの2階に住み込み、清掃業のアルバイトと通信制の高校に通いながら、日々練習を続けている。 「実家からジムに通うのが大変だったし、館長にも言われたので住み込みで練習しています。住み込みで働きながら練習することに不安はありましたけど、キックをやる上で最初からキック一本で生活することは無理だし、まずは働きながらキックをやっていこうと思っています。それに練習環境としては恵まれた環境だと思います」(雄大) TBSの格闘技番組内で“リトル超合筋”のニックネームを持つ雄大にとって、憧れの存在はジムの先輩でもある武田幸三。雄大だけに「僕は武田さんみたいに凄い体をしているわけじゃないですけど…昔から憧れていた存在なので(このニックネームは)うれしいです」と気に入っている様子。武田からは食事面などでアドバイスを受け「大きな舞台でせっかくのチャンスなんだから、精一杯頑張って来いと言われました。僕も武田さんのようにお客さんを沸かせる試合をしたいですね」(雄大)。 そんな雄大をジムに来ていた武田が激励!
普段は雄大とほとんど話さないという武田だが「選手として見てもうらやましいくらい才能があって、小さい頃から努力もしている。“リトル超合筋”なんて、僕の方が恐れ多い(笑)。僕が出来ないような技を雄大は出来るし、僕にプラスしたものを持っています。
パンチ、蹴り、バランス、パワー、スタミナ。どれもちょっとずつ良いんじゃなくて、全部が凄く良い。うちのジムだけでなく、キック界における財産です。あんまり言うと天狗になっちゃうから、そこはちゃんとへこませますけど(笑)」と雄大のポテンシャルを高く評価。
「プロの経験がないだけで、アマチュアの実績はダントツ。プロの試合が初めてというのが心配だけど、雄大は本番に強いタイプだから大丈夫でしょう。思いっきり、後悔しないように闘って欲しいと思います」とエールを送っている。 また雄大はプロの目標として「世界チャンピオンになること」を掲げた雄大だが「ラジャでもルンピニーでもいいんでムエタイのチャンピオンにもなりたいです。日本人では3人しかチャンピオンになっていないんですが、僕もベルトを巻いて歴史に名を残せる選手になりたいですね」とキックボクサーらしい打倒ムエタイの目標も口にしている。武田が認める“リトル超合筋”が大晦日にどんなファイト見せてくれるか、注目だ!
TBS/FEG/MBS 「Fields K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!」
2007年12月31日(月)大阪・京セラ大阪ドーム 開場13:00(予定) 開始15:00(予定) <決定対戦カード>
▼HERO’ルール 1R10分 2R5分 延長5分 85kg契約 船木誠勝(ARMS)
VS 桜庭和志(チーム桜畑) ▼K-1ルール 70kg契約 3分3R延長2R 魔裟斗(シルバーウルフ) VS
チェ・ヨンス(韓国/KAHN GYM) ▼HERO’Sルール 5分3R 山本“KID”徳郁(KILLER BEE/HERO’S2005ミドル級王者)
VS ハニ・ヤヒーラ(ブラジル/アタイジジュニア柔術/ADCC2007優勝) ▼HERO’Sルール 1R10分 2R5分 延長5分 85kg契約
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム) VS 西島洋介(日本/ショータイム) ▼HERO’Sルール 5分3R
ミノワマン(日本/フリー) VS ズール(ブラジル/ルタ・リブレ) ▼HERO’Sルール 5分3R 70kg契約
宮田和幸(日本/フリー) VS ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー) ▼K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント1回戦
HIROYA(フリー/第5回世界キックボクシング選手権アジア大会54Kg級優勝/15歳) VS 藤鬥嘩裟(=ふじ・つかさ/藤/J-NETWORKフライ級王者/15歳) ▼K-1甲子園
U-18日本一決定トーナメント1回戦 久保賢司(立川キックボクシングアカデミー/NJKFフライ級王者、WPMO世界同級王者/18歳)
VS 雄大(=ゆうだい/治政館/16歳) ▼K-1甲子園
U-18日本一決定トーナメント決勝戦 HIROYA×藤の勝者 VS 久保×雄大の勝者 <チケット料金>
SRS席32,000円 RS席22,000円 SS席18,000円 S席12,000円 A席6,000円 <チケット販売所>
●デジタル先行発売 K-1オフィシャルサイト http://k-1.co.jp
HERO’Sオフィシャルサイト http://hero-s.com
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト i-mode
HERO’Sオフィシャルサイト Yahoo!ケータイHERO’Sオフィシャルサイト EZ web HERO’Sオフィシャルサイト
●一斉発売 チケットぴあ 0570-02-9505(特電) ローソンチケット 0570-084-653(特電) CNプレイガイド
0570-08-9944(特電) イープラス http://eplus.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=03-3498-9999 <大会に関するお問い合わせ>
(株)FEG=03-3796-5060 |