5月19日(月)東京都内ホテルにて、高校生の選手を対象にした『K-1甲子園 2008』の記者会見が行われ、K-1・谷川貞治イベントプロデューサー(以下EP)、前田憲作K-1
WORLD YOUTH監督、NPO法人全日本新空手道連盟・久保坂左近西日本代表、出場候補者20名が出席した。
昨年大晦日の『K-1
Dynamite!!』にて4選手のトーナメントで行われた『K-1甲子園』(優勝:雄大、準優勝:HIROYA)だが、今年は全日本新空手道連盟と協力して8月上旬までに全国5地区で選抜大会が開催決定したことは既報の通り。
各地区の優勝者に前回の優勝者・雄大、HIROYA、藤鬥嘩裟、嶋田翔太ら推薦選手を加え、8月下旬〜9月上旬に(最大で)16人によるトーナメント戦が開幕。そこで勝ち上がった8名が10月1日に開催される『K-1
WORLD MAX World Championship Tournament FINAL』で闘い、最終的に4名が大晦日の『K-1
Dynamite!!』でワンデーのトーナメントで優勝を争うというシステムとなる。
出場候補者の中には、K-2GP全日本王者・嶋田翔太や全日本キックライト級の新鋭、卜部弘嵩の弟・功也や、鬥嘩裟と同じ藤ジム所属の小林幸太の姿も。出席者全員が意気込みを語っていく中、嶋田は「断トツでトップになりたい」と“最強高校生”決定戦に向けて自信に満ちたコメントを残す。
谷川EPは「優秀な選手を集め、プロとアマがつながる道を作っていきたい。全国から学校、親戚がバスに乗って応援に来る甲子園のような大会になって、プロとは違う爽やかな魅力を届ければ」と展望を語る。
続いて、前田監督は「しっかりと全国にいる選手を見て行ってダイヤモンドの原石を発掘したい」、久保坂代表は「今までの新空手の経験を活かして成功させていきたい。このフレッシュな顔ぶれの中から逸材を見つけていきたい」と、選手育成に向けて熱く意気込み。
なお、K-1甲子園開催にあたり、Supporting Companyとして、ウェブやモバイルへの動画配信などのデジタルコンテンツを配給するSoftBankグループや、タオルや衣装などの提供でアディダスジャパン株式会社が加わったことも発表されている。
スケジュールと出場者の応募要項、予選ルールは以下の通り。
<K-1甲子園スケジュール>
1、K-1甲子園2008地区代表決定戦大会スケジュール
※新空手の大会と同時開催
・6月15日(日)西日本地区代表決定戦 大阪中央体育館 応募締め切り5月30日(金)
・7月6日(日)中部地区代表決定戦 愛知県武道館 応募締め切り6月20日(金)
・7月21日(月・祝)関東地区代表決定戦 東京武道館 応募締め切り7月4日(金)
・7月27日(日)九州・沖縄・四国地区代表決定戦 アクシオン福岡 応募締め切り7月11日(金)
・8月3日(日)東北・北海道地区代表決定戦 青森スポーツセンター 応募締め切り7月18日(金)
2、8月下旬〜9月下旬 K-1甲子園2008トーナメント出場者決定戦 16名→8名
3、10・1「K-1 WORLD MAX World Championship Tournament 〜FINAL」内にて、K-1甲子園2008トーナメント出場者決定戦 8名〜4名
4、12・31「K-1 Dynamite!!」 K-1甲子園2008トーナメント 4名によるワンディトーナメント
●応募要項
<試合形式>
K-1甲子園予選トーナメント 62kg以下57kg以上の10代の高校生
<試合時間>
本戦…1分30秒1R制、延長1R1分
準決勝・決定戦…本戦2分1R、延長1R1分
<競技ルール>
K-1甲子園予選トーナメント試合ルールに基づく
<体重>
当日計量で規定体重をオーバーした者、規定体重以下の者は失格とする。ただし、オーバーした者については計量後1時間以内にリミットまで落とした者は出場を認める
<バンテージ>
バンテージは出場選手の自由とする(軍手の使用も可)
<マウスピース>
マウスピースは事故防止のため、必ず装着すること
<グローブ>
14オンスのグローブを使用(主催者が用意)
<防具>
スネパットは必ず着用。ヒザパット、ヒジパットは自由選択とする
金的カップは必ず各自で用意し、必ず装着する
準決勝・決定戦以外はヘッドガードを着用
<選手に服装>
K-1ロゴ入りパンツ
<大会参加費>
1万円(K-1ロゴ入りパンツ支給)
一旦納入された参加費は返金致しない。但し、トーナメントが実施されず、試合が行われない時は参加費を全額返金する
<出場資格>
健康状態が良好な10代の高校生の男子(国内もしくは海外の高校在学中で日本人及び日本の高校に在学している外国人)で所定の参加申込者・健康診断書を提出した選手
※参加希望者は現住所もしくは高校の所在地のあるブロックからのみ出場可
※学生証のコピーを提出すること
※外国人の場合はパスポート及び在留ビザのコピーを添えて提出すること
※出場選手は書類審査の上で決定し、連絡を受けた選手は参加費を現金書留または郵便定額小為替にて実行委員会事務局宛に送る
<選手の保険>
当実行委員会は選手の健康管理を考え、試合当日ドクターチェックを行い、なおかつ傷害保険に加入してある。
※死亡・1000万円、入院1日・3000円の保険で打撲や捻挫等での通院の治療費が出る保険ではありません
万一、入院等があった場合は試合終了後1週間以内に当実行委員会まで連絡すること。試合終了後1週間以降の場合は受付致しません。
※各自出来る限り、スポーツ保険に加入すること
●K-1甲子園2008予選ルール
<試合時間>
1R1分30秒(準決勝・決定戦は2分)
<延長戦>
1R1分(マストシステムで採点する) ※延長戦のみ蹴り技規定を適用せず
<蹴り技の規定>
1.試合時間内1分30秒時に腰より高い蹴りを6本以上出さなかった時
a 4〜5本の時、減点1点
b 2〜3本以上の時、減点2点
c 1本以上の時、失格
2.試合時間内2分時に腰より高い蹴りを8本以上出さなかった時
a 6〜7本の時、減点1点
b 2〜5本以下の時、減点2点
c 1本以下の時、失格
<防具>
1.準決勝・決定戦以外はヘッドガードを着用
2.スネパット・グローブ・マウスピース・金的カップは必ず装着
<勝敗>
勝者は一本勝ち、技有り二本による合わせ一本勝ち、判定勝ち、TKO勝ちにより決定
a 一本勝ち(KO)…突き、蹴りによる攻撃で3秒以上のダウン、又は二度の技有り
b 技有り…突き・蹴りによる攻撃で一時的にダウンし、3秒以内に立ち上がった時。倒れはしないが有効かつ的確な攻撃が認められ相応のダメージを与えた時。技有りは二回で一本勝ち
c 判定勝ち…一本勝ちによる勝敗が決まらず審判の採点によって勝敗を決定する時
d 引き分け…1.判定で副審の2票以上判定がないとき
2.両者が同時に倒れ、双方とも3秒以内に立ち上がれないとき
e 失格…1.偶発的な金的攻撃でダウンし、30秒以内に立ち上がれないとき
2.蹴り本数が一本以下のとき
3.呼び出しても試合場に現れないとき
4.計量時62kgオーバー及び57kg以下の選手
f TKO勝ち…選手が負傷、又は失格、棄権により試合を続行することが出来ないと きは次の各項により勝敗を決定する
1.負傷の原因が相手の反則によるときは、負傷者の勝ちうとする
2.負傷の原因が負傷者自身の不注意によるときは、相手選手の勝ちとす る
3.負傷の原因が双方の偶発性によるときは、試合を続行できる選手の勝 ちとする
4.選手の一方が一方的に優勢の時、主審の判断にて試合終了を待たず に勝ちとする
5.選手が負傷し、試合続行不可能と主審又は大会医師が判断した時 は、試合続行できる選手の勝ちとする
6.相手選手にダメージがあり棄権した時、又は戦意を失わせた時
7.相手選手のセコンドよりタオル投入があった時
<敗者復活>
トーナメント準決勝戦で勝者となった選手が試合続行不可能な時は、敗者復活として負けた選手が決定戦に出場する権利を得る
<有効技>
突き=ストレート、フック、アッパー、手刀、裏拳
蹴り=上段、中段、下段への廻し蹴り、前蹴り、横蹴り、ヒザ蹴り、後ろ廻し蹴り、後 ろ蹴り、内股への蹴り、飛び蹴り、胴廻し回転蹴り、片手で掴んでのヒザ蹴り、 かかと落とし
<反則技>
1.頭突き、ヒジ打ち、両手で掴んでのヒザ蹴り
2.故意による金的攻撃、投げ技、関節技、目突き、噛みつき、倒れた相手への攻撃、背後からの攻撃、故意に場外へ逃げること、手足を掴んでの攻撃、手足を掴むこと、やめの合図後の攻撃、場外での攻撃、バックハンド
3.主審または、相手選手への侮辱的あるいは攻撃的言動
K-1甲子園実行委員会/FEG
「K-1甲子園2008 西日本地区代表決定戦」
2008年6月15日(日)大阪市中央体育館
計量・ドクターチェック 9:30予定 開始10:30予定 終了:12:30予定
<内容>
最大16名の選手によるK-1甲子園2008西日本地区代表を決定するトーナメント
<会場>
大阪市中央体育館(地下柔道場)
〒525-0005 大阪市港区田中3丁目1番40号 TEL:06-6576-0800
<申込締切日>
5月30日(金)必着 ※締切日以降の申込みは受付致しません。
<申込方法>
(1)参加申込者に写真を貼る事(写真の無い選手の申込みは受付致しません)
(2)健康診断書:過去にてんかんや脳・頚椎・脊髄及び心臓等の疾患を負ったことがなく格闘技の大会に参加しても支障のない健康体であることが明記された診断書を付ける
(3)必ず保護者名・責任者名(本人以外)を記入し、捺印する事
<施設利用料>
K-1甲子園西日本地区代表決定戦を観戦される方は、施設利用料として1,000円いただきます。
<入場制限>
混雑緩和と試合進行の円滑化を図るため、主催者が危険と判断した場合は入場を制限致します。
<大会に関するお問い合わせ先>
(株)FEG 「K-1甲子園実行委員会」
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-18-22 S&T神宮前ビル3F
TEL:03-3796-5060/FAX:03-3796-2978
FEG
「K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA」
2008年6月29日(日)マリンメッセ福岡
開場13:30 開始15:00
<出場予定選手>
ピーター・アーツ、レミー・ボンヤスキー、グラウベ・フェイトーザ、澤屋敷純一、武蔵、藤本佑介、エヴェルトン・テイシェイラ、ニコラス・ペタス、西島洋介、佐藤匠、野田貢、堀啓、前田慶次郎、ほか
<チケット料金>
SRS席22,000円 RS席15,000円
S席10,000円 A席6,000円
<チケット販売所>
●デジタル先行発売
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
●一般発売 5月24日(土)10:00〜
ローソンチケット=0570-000-462(特電)
チケットぴあ=0570-00-9090(特電)
<チケット及び大会に関するお問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
●K-1 WORLD GPシリーズ年間スケジュール
6月19日(木・現地時間)台湾orマカオ
『K-1 WORLD GP 2008』
ASIA GP
6月29日(日)日本・マリンメッセ福岡
『K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA』
JAPAN GP
7月下旬or8月下旬 ハワイ
『K-1 WORLD GP 2008 IN HAWAII』
USA GP
9月27日(土・現地時間)韓国・オリンピック体操競技場
『K-1 WORLD GP 2008 FINAL16』
WORLD GP開幕戦
12月6日(土)日本・横浜アリーナ
『K-1 WORLD GP 2008 FINAL』
WORLD GP決勝戦
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