12月4日(木)都内ホテルにて、明後日6日(土)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD
GP2008 FINAL』のオープニングファイトに出場する日本人4選手、野田貢(シルバーアックス)、高萩ツトム(チームドラゴン)、タケル(正道会館)、洪太星(極真会館)が個別インタビューに応じた。
●野田貢
――今の心境はどうですか?
いい緊張感で迎えることができたと思います。
――対戦する高萩選手に対しての印象はどうですか?
以前に闘ったときと比べて、テクニックが見違えていますよね。丁寧に慎重に仕留めたいと思います。
――高萩選手がテイシェイラと闘った試合を見てそう思ったんですか?
前やったときと比べて進歩が見られましたね。テイシェイラ戦のときは打ち合えるところまでいってましたよね。
――自分自身はどうですか? 進歩はしてますか?
負ける気はさらさらないです。
――今回のGPには、誰も日本人選手が残っていない状況です。
悲しいことですよね。“自分がいくぞ”という気持ちはあります。まだ実力が伴ってないんですけどね。JAPAN
GPでつまづくようではダメですよね。
――その結果をどう捉えてますか?
自分が弱いから、ただ負けただけです。
――日本代表をテイシェイラ選手に獲られたことに関してはどうですか?
屈辱ですよね。日本から生まれた競技で日本人が獲るのは当たり前なのに……。
――今回勝って来年につなげますか?
今回、勝たないと年越せないですからね。
――世界で戦う上で何が必要だと思いますか?
全てですね。力、スピード、テクニック、全部だと思います。
――今度の試合でどういうところを見せたいと思いますか?
今までは不器用でしたが、ちょっと不器用な試合をみせたいですね(笑)。
●高萩ツトム
――肌の焼き加減はどうですか?(笑)
いつも通りです。今日もしかしたら焼きに行くかもしれません(笑)。
――JAPAN GPではテイシェイラ選手に敗れてしまいました。
バランスを崩してダウンを取られてしまいましたね。後半もうちょっと勝負したかったです。今回は同じようにならないように、フルラウンド闘うつもりです。
――テイシェイラ選手と闘ってみての印象はどうでしたか?
頑丈でしたね。一発いいのが当たったんですけど、ケロッとしていましたよね。
――テイシェイラ選手はGPではどこまで行きそうですか?
空手に関してはトップだけど、K-1だと怪物だらけなので誰が勝ってもおかしくありません。五分五分じゃないですか。
――闘ってみたものとして、優勝してもらいたいと思いますか?
そうは思わないですけど、頑張ってもらいたいですね。
――対戦相手の野田選手の印象をお願いします。
2年前に一度闘ってるんですけど、しっかりリベンジしたいですね。どのくらい自分がレベルアップしているのかを感じてもらえると思います。ガンガン攻めていきます。
●洪太星
――K-1出場は2戦目になりますが、ルールには慣れましたか?
こういったルールはキックボクシングをやっているときからやっているので、ルールに順応していると思います。初戦よりは良くなっていると思いますね。
――前回の試合ではKO勝利でしたが、それよりも良い結果が残せるということですか?
技術的にも余裕が出てきましたね。
――どの技術になりますか?
パンチです。僕は空手出身なので、顔面有りのルールが課題でした。
――テイシェイラ選手と練習はしていますか?
一緒にしていますよ。フィジカルの強さはズバ抜けていますし、独特の間を持っています。普通のキックボクサーと違って、独特の入り方をするんでやりにくいと思いますよ。
――GPで優勝すると思いますか?
彼ならやってくれると思います。自分も追っていきたいと思いますね。
――対戦するタケル選手の印象はどうですか?
背が高いですね。試合をみたことはありません。身長と体重しかわかりません。映像も見てないのでわかりません。自分が一生懸命やってきたことを出すだけですから。
――ファンにみてもらいたいところは何ですか?
ガンガンいきます。勝ち負けは二の次です。蹴りにいきたいと思います。
――それは心境の変化ですか?
前回は勝ちに徹しすぎて凡戦になりました。自分の力が発揮できなくて後悔しています。だから自分で納得できる試合をしたいなと思っています。
●タケル
――3年ぶりの試合になりますよね。
K-1のリングに帰ってきたという感じがしますね。負けたら終わりという気持ちです。もう後がないというのは十分に分かっています。
――どういう3年間でしたか?
色々考えましたし、怪我もあって3年療養で費やしました。
――引退とか色々考えたと思います。
試合をしたいっていう気持ちを諦めるのができなかったんです。体を治して試合をしたいと思っていました。
――練習はいつから始めたんですか?
怪我の部位に負担がないように練習は続けていたので、そんなにブランクはないと思います。
――K-1 JAPANには、新しい顔ぶれが揃っていますがどう思いますか?
みんな若いなと思いますね。正直、自分はおじさんなので、やりたいことをやろうかなと、くらいつく気持ちです。
――対戦相手の洪選手は極真の選手です。
結構器用な感じがします。ハイキックを出したりと技が多彩だなという印象があります。
――洪選手はタケル選手の試合映像を見てないと言ってました。
どうぞご勝手に、と思います。
――今の目標は何ですか?
今回が久しぶりの試合で勝たなければその後が続きません。明後日の試合のことだけ考えてます。
FEG/フジテレビ
「K-1 WORLD GP 2008 FINAL」
2008年12月6日(土)横浜アリーナ
開場16:00 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第9試合) K-1 WORLD GP 2008 FINAL
3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼セミファイナル(第8試合) K-1 WORLD GP 2008 FINAL4 3分3R延長1R
サキVSカラエフの勝者
VS
ボンヤスキーVSバンナの勝者
▼第7試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL4 3分3R延長1R
アーツVSハリの勝者
VS
ジマーマンVSテイシェイラの勝者
▼第6試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL リザーブファイト2 K-1ルール 3分3R延長1R
ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/チーム・ミスターパーフェクト)
VS
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス・ジム)
▼第5試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL リザーブファイト1 K-1ルール 3分3R延長1R
チェ・ホンマン(韓国/フリー)
VS
レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)
▼第4試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8 3分3R延長1R
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チームボンヤスキー)
VS
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
▼第3試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8 3分3R延長1R
グーカン・サキ(トルコ/チーム・レベル)
VS
ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
▼第2試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8 3分3R延長1R
エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデン・グローリー)
VS
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館)
▼第1試合 K-1 WORLD GP 2008 FINAL8 3分3R延長1R
ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ)
VS
バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
▼オープニングファイト第2試合 K-1ルール 3分3R
野田 貢(シルバーアックス)
VS
高萩ツトム(チームドラゴン)
▼オープニングファイト第1試合 K-1ルール 3分3R
タケル(正道会館)
VS
洪太星(極真会館)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典付き)
SRS席35,000円(特典付き)
RS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33333)
CNプレイガイド=0570-08-9999
チケットぴあ=0570-02-9999
キョードー東京=03-3498-9999
イープラス=http://eplus.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:03−3498−9999
<大会に関するお問い合わせ>
FEG=TEL:03−3796−5060
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