3月28日(土)神奈川・横浜アリーナで開催されるFEG『K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMA』出場の16選手(ピーター・アーツとジェロム・レ・バンナは欠席)が、決戦を2日後に控えた3月26日(木)都内ホテルにて個別会見を行った。
大晦日『Dynamite!!』でK-1ワールドGP準優勝のバダ・ハリをまさかの1RKOでマットに沈め、一躍脚光を浴びた総合格闘家のアリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)。「次はレミーだ!」と次の相手にK-1世界チャンピオンを指名し、それが早くも実現したことでK-1壊滅を目論んでいる。“史上最大の道場破り”に挑むアリスターは、王者レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)を辛らつなコメントで挑発した! 以下、記者との一問一答。
ーーこんなに早くK-1の試合が実現するとは思っていなかったんじゃないですか?
「言われるとおり、まさかこんなに早くレミーとの試合が実現するとは思わなかったが、練習してきたので自信はある。K-1チャンピオンと大きな舞台で闘えるので非常にエキサイティングな気持ちでいます」
ーーレミーはあなたにとってどんな存在ですか?
「今回の試合が決まる前から、バダ・ハリとやって勝ったらK-1のチャンピオンにチャレンジしたいと思っていたんだ。レミーに勝てば、真の意味でK-1王者に勝って総合格闘技がK-1より強いと証明できる。その後はK-1に何かを求めているわけではないので、総合に戻ります」
ーーワールドGP優勝は考えてないんですか?
「自分のメインである闘いの場は総合格闘技だし、総合の選手として誇りを持っている。そのことはドリームのヘビー級チャンピオンになってから後のことは考えていきたい」
ーー谷川イベントプロデューサーが、「レミーまで負けたらK-1は終わりだ」と言っていますが、そのことについてどう思いますか?
「もしレミーが負けたら、それがK-1の最後になってしまうかどうかは分からない。K-1はファンが世界中にたくさんいるし、K-1ファイターは他にもたくさんいるのだからこの一試合に全てを委ねてしまうのはどうかと思うよ。ただ自分は総合格闘技を代表してK-1に上がるので負けるわけにはいかない。
総合とK-1はまったく違うものだと思われているが、自分は総合の方がよりコンプリートなファイトスタイルだと思っている。今回の試合はK-1ルールだけれど、K-1ファイターが総合に参戦したら10戦して9戦はK-1ファイターが負けるよ。だから総合の方が強い。自分には総合格闘家としてのプライドがあるが、この試合でK-1が終わるかどうかは決まらないと思うよ」
ーーボンヤスキー選手は99%勝つ自信はあるが、残り1%は何が起こるか分からないと言っています。アリスター選手はどうですか?
「何%かは問題ではなく、自分がリングに上がるのは自信があるからだよ。絶対に勝てるという自信を持ってリングに上がる。パーセンテージではなく、自分の全てがどれくらい出せるかが問題になってくる」
ーーボンヤスキーの技術で注意すべき点は?
「彼のボクシングテクニックじゃないことは間違いないね。一番気をつけなければいけないのは、彼がどんな演技をするかだ。その演技次第で勝敗が変わってくるので、彼に演技をさせなければ大丈夫だよ(笑)」
※アリスターは昨年12月6日に行われた『K-1 WORLD GP 2008 FINAL』の決勝戦で、バダ・ハリの反則の踏みつけによるダメージで立ち上がれなかったボンヤスキーを「あれは演技」と批判している。
ーーレミーの飛び技に関しては?
「飛び技に関してはぜんぜん警戒はしてないね」
ーーバダ・ハリがコンディション不良で出られないことについてどう思いますか?
「チームが自分たちと対抗するチームになるので話をしたことはないが、ある意味で正しい判断だと思う。6週間後にセーム・シュルトとの試合が待っているから、ここで怪我をしてしまったらセームといいパフォーマンスで試合が出来ないからね。欠場したのはある意味、理にかなっているかもしれないよ」
FEG
「K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMA」
2009年3月28日(土)神奈川・横浜アリーナ
開場16:00 開始17:00
<変更対戦カード>
▼第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクスジム)
VS
前田慶次郎(チームドラゴン)
▼第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
マヌーフVS前田の勝者
VS
スポーンVSサキの勝者
<追加対戦カード>
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
野田 貢(シルバーアックス)
VS
ユ・ヤンレ(韓国/チームフォーマー)
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
立川隆史(アンリミテッドジム)
VS
坂間 豊(バンゲリングベイ)
<決定対戦カード>
▼K-1ルール 3分3R延長2R
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)
VS
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリージム)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
VS
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
澤屋敷純一(チームドラゴン)
VS
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
VS
エロール・ジマーマン(スリナム/ゴールデングローリージム)
▼第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイトクラブF.F.C.)
VS
グーガン・サキ(トルコ/チームレベル)
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
堀 啓(HIDE’S KICK)
VS
佐藤 匠(極真会館)
<チケット料金>
SRS席25,000円 SS席15,000円
S席10,000円 A席5,000円
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999
ローソンチケット=TEL:0570-084-003[Lコード:35300]
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:03-3498-9999
イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可。
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:03-3498-9999
<大会に関するお問い合わせ>
FEG=TEL:03-3796-5060
FEG
「K-1甲子園2009」
「地区代表決定戦」
4月〜6月 全国6〜7地区で地区代表決定戦
「K-1甲子園2009 FINAL16」
8月10日(月)か11日(火)に国立代々木競技場第二体育館
「K-1甲子園2009 FINAL8」
10月
「K-1甲子園2009 FINAL」
12月31日(木)
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