↑(左から3人目)武田一也、(右から3人目)駿太、(右端)山本佑機
11月7日(土)東京・後楽園飯店にて、12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催されるMA日本キックボクシング連盟『BREAK THROUGH-14〜突破口〜』の記者会見が行われた。
今大会のダブルメインイベント第1試合で、ラジャダムナンスタジアム国際式ボクシングのウェルター級チャンピオン、デンヤソー・シットサイトーン(タイ)と対戦するWBCムエタイルール統一日本王座決定戦スーパーライト級チャンピオンの山本佑機(橋本道場)は、「今年4勝して2連続パンチで倒して勝っているので、今回の相手はボクシングのチャンピオンってことだからまたパンチでやっちゃおうかなと思います。ダメージをもらってしまうかもしれないけれど、駿太君より盛り上げちゃうくらいの試合をしたい」と挨拶。
ボクシング王者をパンチで倒し、ダブルメイン第2試合の駿太も喰ってしまおうという大胆不敵な発言だ。デンヤソーはウェルター級ということで、スーパーライト級の山本より1階級上だが、「パンチの威力がもの凄いと思うけれど、そのスリルを味わってみようかなと思います」と、余裕すら感じさせるふてぶてしいコメント。
デンヤソーは1982年12月28日、タイ国ヤソートン県出身の26歳。オーソドックス(右構え)でボクシング戦績は48勝(5KO)16敗3分。ボクシングでは過去に来日経験があるという。
「試合まで4週間を切っていますが、師範とタイ人対策して、相手の攻撃をもらわずに倒す試合をして勝ちたいと思います」と、山本は最後まで強気な姿勢を崩さなかった。
また、今後のことを聞かれると「自分は名前のある日本人選手をぶっ倒していきたい。ベルトも大事ですが、強い選手とやってまず名を挙げたいと思っています。山本佑機という名前を知られたい。だから日本人をぶっ倒したいです」と、他団体の有名選手との対戦を熱望。その中でも、「6月に自分がしょっぱいことして試合がダラダラしてしまった吉本(光次)さんがRISEの初代65kg級王座を獲ると思うので、自分も65kgで出来るのでまたやってもらいたい」と、今年6月14日に対戦して延長ラウンドでドクターストップにより勝利を収めている吉本との決着戦を希望した。
第8試合でネムチン・コンスタンチン(ロシア)との日本VSロシア国際戦に臨むMA日本ミドル級2位・武田一也(JMC横浜)は、「相手は戦績が自分よりよくて強いし、顔もカッコいいですし、名前負けもしている感じなので、試合では泣かしてやりたいと思っています」と意気込む。
コンスタンチンは1986年6月25日、ロシア出身の23歳。身長180cm、体重70kgの体格を持ち、戦績は53勝(37KO)5敗。ユニバーサル空手世界選手権王者の肩書きを持つ。
「初来日なので映像は見ていませんが、ロシアは格闘技が強いイメージがあってフィジカルが強くてパワーがあると思う。それに負けないようにいっぱい練習して、全力で倒しに行きたいと思います」と武田。「佑機選手、駿太選手といい選手が揃って出ますが、その中でも一番目立って、一番いい試合をして勝ちたいと思います」と“主役は俺だ”とばかりに言い放った。
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK THROUGH-14〜突破口〜」
2009年12月4日(金)東京・後楽園ホール
開場16:15 開始16:30
<全対戦カード>
▼Wメインイベント−U(第13試合) 日泰国際戦 W.M.Cフェザー級王者決定戦 3分5R
駿太(谷山/WMAF世界フェザー級王者)
VS
サムラーンデット・モー ラーチャパットジョームブン(タイ/ラジャダムナンスタジアムSバンタム級6位)
▼Wメインイベント−T(第12試合) 日泰国際戦 ライト級 3分5R
山本佑機(橋本/MA日本ライト級1位)
VS
デンヤソー・シットサイトーン(タイ/ラジャダムナン国際式ボクシング ウェルター級王者)
▼セミファイナル(第11試合) WBCムエタイルール統一王座決定戦 ウェルター級 決勝戦 3分5R
宮越宗一郎(拳粋会/NJKFウェルター級1位)
VS
為房厚志(二刃会北野/NJKFウェルター級4位)
▼第10試合 WBCムエタイルール日本王座決定戦 ライト級 決勝戦 3分5R
河野雄大(武勇会/MA日本ライト級王者)
VS
大和哲也(大和/NJKFライト級王者)
▼第9試合 MA日本ウェルター級 王座決定戦 3分5R
坂本 章(橋本/MA日本ウェルター級1位)
VS
一貴(マスターズピット/MA日本ウェルター級2位)
▼第8試合 日露国際戦 ミドル級 ショーダウンマッチ 3分3R
武田一也(JMC横浜/MA日本ミドル級3位)
VS
ネムチン・コンスタンチン(ロシア/ユニバーサル空手選手権世界王者)
▼第7試合 フライ級交流戦 3分3R 延長なし
加藤竜二(橋本/MA日本フライ級1位)
VS
薩摩サザ波(TARGET/J-NETスーパーフライ級3位)
▼第6試合 フェザー級ランキング戦 3分3R 延長なし
千葉剣士郎(新東金/同級4位)
VS
テープジュン・サイチャーン(真樹ジムアイチ/同級9位)
▼第5試合 Sフェザー級ランキング戦 3分3R 延長なし
佐久本裕(菅原/同級5位)
VS
虎舞拳隆(新東金/同級8位)
▼第4試合 ’09年新人王トーナメント ミドル級決勝戦 3分3R ショーダウンマッチ
北見朋久(JMC横浜)
VS
吉 重吉(契明)
▼第3試合 ’09年新人王トーナメント バンタム級決勝戦 3分3R ショーダウンマッチ
伊藤拓馬(橋本)
VS
カズ仲村渠(真樹ジムオキナワ)
▼第2試合 ’09年新人王トーナメント ウェルター級決勝戦 3分3R ショーダウンマッチ
中澤 純(WS群馬)
VS
中河靖文(Kインター柏)
▼第1試合 ’09年新人王トーナメント ライト級決勝戦 3分3R ショーダウンマッチ
藤澤大樹(HOSOKASWA)
VS
宮城友一(真樹ジムオキナワ)
▼オープニングファイト第2試合 ライト級ジム対抗戦 3分3R 延長なし
谷山俊樹(谷山)
VS
飛猿(新宿)
▼オープニングファイト第1試合 ウェルター級ジム対抗戦 2分3R 延長なし
大森光浩(谷山)
VS
和成(全栄会館/日本プロキックウェルター級)
<チケット料金>
VIP席15,000円(パンフレット・ドリンク付き)
RS席10,000円 S席6,000円 A席5,000円 B席4,000円
※当日券は500円増し
<チケット発売所>
チケットぴあ
ディファ有明
出場各ジム
MA事務局
<問い合わせ>
MA日本キックボクシング連盟=TEL:042−530−8630
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