11月21日(土)〜22日(日)東京体育館で開催される極真会館『第41回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』のトーナメント組み合わせが決定した。体重無差別により空手日本一を決する今大会には、田中健太郎、森善十朗、赤石誠、木立裕之ら日本人選手のほかに、アレハンドロ・ナヴァロ、エドアールド・タナカ、ダルメン・サドヴォカソフら海外からの招待選手を含めた128名がエントリー。2日間にわたって過酷なサバイバル戦を行う。
4年に一度開催される無差別世界大会に3度出場、同じく4年に一度開催のウェイト制世界大会には4度もの出場経験を持つ木立裕之(本部直轄浅草道場)は、10年以上にわたって極真のトップ戦線を走り続けている。身長169cm、体重80kgと出場選手のなかでも小柄な部類に入る木立だが、世界大会でベスト8入賞、世界ウェイト制大会では4大会ともベスト4以上の好成績を残すなど安定した実力を誇るベテランである。
37歳になった木立は「年齢的にも、残りの試合数は限られていると思っていますので、1試合1試合をとにかく大事にしたい。だから今は結果にこだわらず、稽古の段階から自分ができる全てのことをやり切ろうと考えています」と今大会への意気込みを語る。
今年8月には『第4回世界ウェイト制大会』に出場、中量級で準優勝に輝いたばかりで約3カ月という短いスパンで今大会に挑むが、「全力を出し尽くしたという気持ちがある一方で、もっと戦いたいという気持ちが残ったのも事実」とモチベーションは高い。
稽古では質量ともに過去最高を目指し、自主トレや選手会も含めて1日7〜8時間の練習に明け暮れる日もあるという。その一方で「年齢的に身体が持たなくなってきているのも事実で、そろそろ現役生活のゴールが見えてきているのかなという気がしています」と打ち明け、「身体が続くようであれば選手を続けたいですし、元気もあるんですけどね。世界ウェイト制大会も現役生活の最後のつもりで出場していましたが、今回も同じような心境です。ですから、今回の全日本大会は現役生活の集大成というか、総仕上げという意識で全力で戦いたいと思っています」と、今大会を集大成として捉えているという。
「毎回、同じですが、テーマは全力で戦うこと。子どもの頃からの憧れだった全日本大会の舞台で、現役生活の全てを出し切りたいと思います」という想いを胸に、木立は13回目の全日本大会に挑む。
木立裕之(きだち・ひろゆき)
1972年2月6日、千葉県市川市出身
98年第15回全日本ウェイト制軽量級優勝
99年第16回、00年第17回全日本ウェイト制中量級優勝
05年第22回全日本ウェイト制軽重量級優勝で三階級制覇
09年第4回世界ウェイト制中量級準優勝
無差別では00年第32回全日本大会4位、03年第8回世界大会8位、
06年第38回全日本大会6位、08年第40回全日本大会4位
本部直轄浅草道場所属、四段。169cm、80kg
国際空手道連盟極真会館
「第41回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」
2009年11月21日(土)〜22日(日)東京体育館
21日=開場10:00 開会式11:00
22日=開場10:00 開会式11:30
<内容>
128名による無差別級トーナメント
21日=1回戦64試合、2回戦32試合
22日=試割り、3回戦16試合、4回戦8試合、準々決勝4試合、準決勝2試合、演武、3位決定戦、決勝戦
<チケット料金>
アリーナチケット/SRS席(2日間指定) 前売りのみ35,000円 ※パンフレット+記念品付
1階席チケット/SS席(1日指定)15,000円※パンフレット付
1階席チケット/S席(1日指定)8,000円
2階席チケット/A席(1日指定)6,000円
※当日券はSS席・S席・A席共に1,000円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL0570-02-9999(Pコード:814-954)
ローソンチケット=TEL.0570-084-003(Lコード:39668)
イープラス=http://eplus.jp(パソコン&携帯アドレス)
<お問い合わせ>
総本部道場=TEL.03-5992-9200
情報提供:極真会館総本部
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