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大みそか12月31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催されるFEG『Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』にて、DREAM×SRC対抗戦にDREAMチームとして出陣する桜井“マッハ”速人（マッハ道場）が、26日（土）東京・マッハ道場巣鴨支部にて公開練習を行った。マッハはSRCチームの郷野聡寛（GRABAKA）と激突する。
 公開練習開始時刻に遅れて道場に現れたマッハは、「減量が厳しい」（佐伯繁DEEP代表）とのことで3分1Rのマススパーリングを披露。軽めのパンチ、キックで内弟子の原田ヨシキを相手に攻撃を仕掛けたが、重いパンチで原田がダウンしてしまうシーンも。警戒にハイキックも繰り出し、調子の良さを窺わせた。
試合前のマッハと言えば常に苦しい減量が話題になるが、「頑張ってますよ。でも、今回は苦しんでない。11月からグリコの栄養士にサプリメントや食事の管理をやってもらっているので、だいぶラクです。今回は87kgからの減量だから。以前は通常体重が93kgだったけれど（笑）」と、今回はそれほどでもなさそう。
8月のザロムスキー戦は減量苦も敗因のひとつとして考えられるが、「夏場は脱水症状になってしまうので、水を飲むから増えてしまうんですよ。今年の夏は今までで一番キツかった。やっぱり夏は休まないと。そのために夏休みっていうのがあるんだから。夏はいつも苦しい。俺は人生のプランが分かってて、死ぬのは絶対に夏ですよ」と、もう夏に試合はしないと宣言した。
 今年に入ってから続けている自転車を使ったトレーニングも継続しており、「自転車でどんどん体重を落として、最後は70kgの階級で有終の美を飾ろうと思っている。もしかしたら65kgになるかも……」と、本気ともジョークともつかないことを言い出す。
「サプリメントは今後も続けて、体調管理をバッチリやりたい。酒もやめて……それは願望ですけれど（笑）。体調管理をバッチリやって46歳まで世界のトップを走っていきたい。格闘技は30歳くらいまでとか言われるけれど、そうじゃないんだ。ランディ・クートゥアーだって46歳。それくらい軽量級でも俺が続けられれば日本の格闘技界も繁栄するのではないか、と。俺の先輩は30歳でみんな引退しているけれど、何歳まで出来るかが自分への挑戦だね。だからもう不摂生はしない。俺に酒を飲ませるな！ 酒乱になるから（笑）」
対戦する郷野の評価はかなり高い。
 「俺より一階級上で、同じ身長でやれているのは彼に技術があるから。気持ちはそんなに強くないと思うけれど（笑）。あそこまでやれるんだから彼は凄い。外国人の中で身体能力の差があって、それをカバーしているのは彼の技術。
技術が素晴らしい。PRIDEの83kgの中で外国人とぶつかり合いをして、まともに闘える日本人はいなかったけれど、彼は技術で外国人相手に判定勝ちしているから。彼は自分で言ってる通りに口と技で相手を翻弄できる。それが出来る人間、闘いにおいては技術的な人間ですよね。
あの外国人の強豪が勢ぞろいしたPRIDEの中で、世界のトップどころの中で実績を残したのは素晴らしい。彼が“マッハは太陽みたいなもので、俺は月見草みたいなもの”とか言っていたけれど、そうじゃない。俺が月なら彼はその周りを回っている衛星か宇宙船ですよ。UFOとか。そういう感覚です。雑草なんかじゃない。それくらいのことを彼はしてきた。そんな自分を過小評価しなくても、修斗の頃の郷野さんと違うのは初めから知っている」
郷野とは元々、一緒に練習をするし、遊びにも行く仲の良さだった。
 「コンディショニングの先生が同じ先生で、いつも一緒にやっていました。試合前のスパーもやったし、一緒に買い物も行ったし。いつも誘ってくれるんですよね。郷野さんからは多々学ぶこともあった。練習していても多彩なことをやる人でしたよ。日本人になかなかああいうタイプはいない。格闘技のことに凄く頭を使っている。ウチの弟子にも学んで欲しい（笑）。彼のような選手がいたら格闘技界はもっと伸びるはず。身体能力で外国人に勝てないなら、技術でカバーするような」
ただし、とマッハは言う。「彼の技術は素晴らしいけれど、俺のも素晴らしい。青木戦の時も言ったけれど“人間力”で勝とうと思っている。相手がやることは分かるんですよ。彼が試合を作る感じはしない。彼はディフェンシブながらも攻めているけれど、ハッキリ言って試合を作るのは俺なんだろうなって気がする。向こうは向こうなりにそれでもいつも勝ってるけれどね」。
 ここでマッハ独特の例え話も飛び出した。「彼は綺麗な蝶々についてくる虫みたいな感じですよね。その虫が光ると蝶々の綺麗さが消されて虫の方を見る。そんな感じ。それで終わってみれば印象に残ったのは虫の方だったという。だから蝶々がどう飛ぶかですよね」と、自分を蝶々、郷野を虫に例える。
マッハの公開練習前に行われた郷野の公開練習で、郷野が「マッハへのねたみ・ひがみ・嫉妬があった」と言ったことを告げられると、マッハは「本当かよ！ そんな風には見えなかったけれどな。言ってるだけじゃないの？」と信じない。
対抗戦については「考えてない。郷野さんのことだけ考えていますよ。考えられる余裕はない。自分のことだけですよ」と言うが、DREAMの方がレベルは上かと思うかとの質問には「そりゃあそうでしょう」と答えた。「でも、みんなで頑張っていい作品を作って大会を成功させる、格闘技を盛り上げるのが一番。お互いに切磋琢磨していいものをお客さんに見せられればいいと思う」と大人の意見を述べた。
FEG
「FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜」
2009年12月31日（木）さいたまスーパーアリーナ
開場13：00 開始15：00
＜追加対戦カード＞
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
メルヴィン・マヌーフ（オランダ/ショー・タイム/DREAM）
VS
三崎和雄（フリー/SRC）
＜決定対戦カード＞
▼魔裟斗引退試合 K-1ルール 3分5R延長1R
魔裟斗（シルバーウルフ/K-1 WORLD MAX世界トーナメント2003＆2008優勝）
VS
アンディ・サワー（オランダ/シュートボクシングオランダ/K-1 WORLD MAX世界トーナメント2005＆2007優勝）
▼スーパーハルクトーナメント決勝戦
ミノワマン（フリー）
VS
ソクジュ（カメルーン/チームクエスト）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
青木真也（パラエストラ東京/DREAMライト級王者）
VS
廣田瑞人（フリー/SRCライト級王者）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
川尻達也（T-BLOOD/DREAM）
VS
横田一則（GRABAKA/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
山本“KID”徳郁（KRAZY BEE/DREAM）
VS
金原正徳（パラエストラ八王子/チームZST/初代SRCフェザー級王者/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
桜井“マッハ”速人（マッハ道場/DREAM）
VS
郷野聡寛（GRABAKA/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
柴田勝頼（LAUGHTER7/DREAM）
VS
泉 浩（プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
所 英男（チームZST/DREAM）
VS
マルロン・サンドロ（ブラジル/ノヴァ・ウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラス/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
高谷裕之（高谷軍団/DREAM）
VS
小見川道大（吉田道場/SRC）
▼DREAM×SRC対抗戦 5分3R
アリスター・オーフレイム（オランダ/ゴールデン・グローリー/初代ストライクフォース世界ヘビー級王者/DREAM）
VS
藤田和之（藤田事務所/SRC）
▼K-1ヘビー級ワンマッチ
西島洋介（AK）
VS
レイ・セフォー（ニュージーランド/レイ・セフォー ファイト アカデミー）
▼K-1甲子園62kg級FINAL準決勝 K-1甲子園ルール 3分3R
HIROYA（主催者推薦/2008年優勝/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/2年）
VS
野杁正明（主催者推薦/至学館高等学校/1年）
▼K-1甲子園62kg級FINAL準決勝 K-1甲子園ルール 3分3R
嶋田翔太（主催者推薦/昨年第3位/私立西武台高校/3年）
VS
石田勝希（主催者推薦/2009年全日本新空手道選手権大会軽中量級優勝/初芝立命高等学校/2年）
▼K-1甲子園62kg級リザーブファイト K-1甲子園ルール 3分3R
藤鬥嘩裟（関東地区Aブロック優勝/元J-NETWORKフライ級王者/勇志国際高等学校/2年）
VS
日下部竜也（主催者推薦/2008年第3位/愛知県立豊田高校/2年）
＜チケット料金＞
VIP席100,000円（特典：専用入場ゲート・グッズ付）（完売）
VIP魔裟斗引退試合スペシャルシート100,000円（特典：応援グッズ＋スペシャル特典付）（完売）
RRS席30,000円 SS席15,000円
SS魔裟斗引退試合スペシャルシート15,000円（特典：応援グッズ付）（完売）
スタンドS席7,000円 スタンドA席4,000円
※全席指定・消費税込
※1歳より入場券が必要
＜チケット発売場所＞
DREAM webサイト http://www.dreamofficial.com/
K-1 webサイト http://www.k-1.co.jp
DREAM携帯サイト iモード、Yahoo!ケータイ EZweb
K-1携帯サイト iモード、Yahoo!ケータイ EZweb
TBSオンラインチケット http://www.tbs.co.jp/k-1/
イープラス http://eplus.jp/battle/（パソコン＆携帯）
チケットぴあ＝TEL：0570-02-9999（Pコード：594-790）
ローソンチケット＝TEL：0570-084-003
CNプレイガイド＝TEL：0570−08−9999
レッスル池袋店＝TEL：03-3989-0056
書泉ブックマート＝TEL：03-3294-0011
フィットネスショップ格闘技＝TEL：03-3265-4646
チケット＆トラベルT-1＝TEL：03−5275−2778
後楽園ホール＝TEL：03-5800-9999
さいたまスーパーアリーナ＝TEL：048-600-3037
公武堂＝TEL：052−241-2511
バトルロイヤル＝TEL：03-3556-3223
新日本プロモーション http://www.shinnichi-pro.co.jp/
ときめきドットコム http://ringside.jp/
＜お問い合わせ＞
Dynamite!!事務局＝TEL：03-5775-5065
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