5月9日(日)東京・後楽園ホールで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)『熱風 零四』のメインイベントで激突する、WBCムエタイルール日本&NJKFスーパーフェザー級チャンピオンの羅紗陀(=らしゃた/キング)VS山本元気(DTS)両者のコメントが主催者を通じて届いた。
羅紗陀「全部出してぶつけていきたい」
「対戦が決まったときにはちょっとビックリしましたけど、前から山本選手は強いと思ってたので、うれしかったですね。前回、前田選手に勝ったからこの対戦になったんだろうなと思ったんですけど、桜井選手がやられてるんで、NJKFとしては勝たないといけない相手ですね。
パンチ主体で攻めてくる、強い選手ですよね。自分は蹴りとかいろいろあるので、ムエタイルールなんでヒザもヒジも使えるし、バンバン蹴ってパンチも含めて全部出してぶつけていきたいです。山本選手も前に前に出てくると思いますが、自分もそれ以上に前に前に出るので楽しい試合になるんじゃないですかね。K-1の63kgトーナメントもあって自分と同じ階級の選手もたくさん出ますが、内容で負けない試合をしたいです。
ルール的に自分が有利とは思いますが、K-1ルールでやっても負けないつもりなので。お互いに前に前に出る、熱い試合になると思います。勝つイメージももう完璧です。絶対勝ちます!」
山本元気「みんなの想像を超える試合をする」
「対戦を決めたのは、前田尚紀が羅紗陀君に負けたからですね。去年の米田君の時もそうだったけど、前田がやられたら俺が行かなきゃなと。“報復”ですよね。それはしっかりしないとと思いました。ルールは、羅紗陀君とやるんだったらヒジ・ヒザあり5Rが一番いいなと思って。K-1ルールでも別にいいんですけど、それで勝って後からケチつけられても困るし。敵地だからそれなりの覚悟はしていきますよ。僕は桜井選手ともやってるからいろいろ因縁もあるし、ただで帰してくれるとは思ってないんで。
羅紗陀君はいい選手ですよね。いつもレベルアップしてるから、前回の試合が参考にならない。警戒する部分? それは言えない(笑)。でも個人的に好きなスタイルですよ。噛み合うと思います。レベルの高い、激しくていい試合ができると思う。今はヒジ・ヒザの対処を集中的にやってます。みんなの思ってる以上、想像を超えるような試合をしたいと思います」
1週間前の5月2日(日)に開催された『K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 1st ROUND』では、同じNJKF所属のWBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級チャンピオン大和哲也(大和)が、山本元気らと共に“全日本キック四天王”と呼ばれた山本真弘から2度のダウンを奪って大番狂わせの勝利を飾った。今回、羅紗陀が山本元気を破れば1週間で歴史が変わることになる。
その大和が今大会に来場し、リング上より挨拶することも発表された。
また、NJKFウェルター級王座決定戦で対戦する同級2位・高橋誠治(町田金子)と同級3位・大和侑也(大和)のコメントも届いた。
高橋誠治「こだわりのハイキックで倒したい!」
「デビューして1年ちょっと、思ったより早くタイトルマッチにこれたと思います。準決勝の上田選手はいつか当たるかなと思っていましたけど、やってみたらやっぱりガッツのある強い選手でした。すごく経験になりましたね。大和選手は前回やって、もう1回2回やることになるかなと思ってました。やっぱり来たなという感じです。前回が11月だったんで早いなとは思いますが、今回に限らずもっとやる相手かもしれないですね。ヒジで勝ちましたが、得意な蹴りだけじゃなくいろいろ練習していたうちの一つです。
一度勝ってはいますが、パンチも蹴りも強いのは分かっているので、やれることは全部しっかりやっています。パンチはバカみたいに強いんでもちろん警戒しますが、何が来てもいいように準備してます。ハイキックにはこだわりがあるので、それで倒せたらいいですね。いつも応援に来てくださる方もいて期待も感じるんで、しっかり勝ってベルトを獲りたいと思います」
大和侑也「大和哲也さんに続きたい!」
「けっこう順調に練習できているので、当日はもっといい動きができるんじゃないかと思ってます。前回の高橋戦はいろいろあったんですが、それを後から言い訳してもカッコ悪いだけなんで、今回はちゃんと『僕の方が強いんだぞ』という内容で勝てば、見てるお客さんにも分かると思うんで。蹴りはキックボクシングではあり得ないような蹴りですが、前回の試合でけっこう見切れたと思うので、大丈夫だと思います。
自分はいつも試合になるとフック系の大振りになっちゃうので、パンチから蹴りとかのコンビネーションとかも出していきたいですね。ただ、最終的にはパンチで倒したいとは思います。タイトルマッチは初めてですが、あまり意識しないようにしているので、緊張はないです。むしろその先が楽しみで、早くやりたいですね。1週間前には大和哲也さんもK-1に出るので、いい刺激になりますね。自分もここでタイトルを獲って、K-1トップ戦線にも行って盛り上げたいです」
ニュージャパンキックボクシング連盟
「熱風 零四」
2010年5月9日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
<決定対戦カード>
▼第10試合 60kg契約 3分5R
羅紗陀(=らしゃた/キング/WBCムエタイルール日本&NJKFスーパーフェザー級王者)
VS
山本元気(DTS/元・全日本フェザー級王者)
▼第9試合 NJKFスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
健太(E.S.G/同級1位)
VS
太陽照明(インスパイヤード・モーション/同級2位)
▼第8試合 NJKFウェルター級王座決定戦 3分5R
高橋誠治(町田金子/同級2位)
VS
大和侑也(大和/同級3位)
▼第7試合 57.5kg契約 3分5R
国崇(拳之会/WBCムエタイ・インターナショナルスーパーバンタム級王者&WBCムエタイルール日本スーパーバンタム級王者)
VS
佐藤政人(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級王者)
▼第6試合 NJKFフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
心センチャイジム(センチャイムエタイ/WBCムエタイルール日本フェザー級王者)
VS
米田貴志(OGUNI・WMCインターコンチネンタル・スーパーバンタム級王者)
▼第5試合 NJKFフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
中嶋平八(誠至会/NJKF同級1位)
VS
蓮見龍馬(y-park/同級3位)
▼第4試合 NJKFライト級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
海戸 淳(y-park/同級2位)
VS
一輝(OGUNI/同級3位)
▼第3試合 55kg契約 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
裕センチャイジム(キング/NJKFスーパーバンタム級5位)
VS
松本圭一太(DTS/MA日本バンタム級4位)
▼第2試合 63.5kg契約 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
宮島教晋(誠至会/NJKFスーパーライト級6位)
VS
畠山隼人(E.S.G/NJKFライト級9位)
▼第1試合 NJKF BONITA BOXEO バンタム級 2分3R
大浜芳美(インスパイヤード・モーション)
VS
大石ゆきの(OISHI)
<チケット料金>
特別RS席 12,000円/RS席 10,000円/指定S席 7,000円
指定A席 5,000円/指定B席 4,000円
※当日券は1000円増し
<チケット発売場所>
チケットぴあ 03-5237-9999、0570-02-9977(全国共通)
後楽園ホール 03-5800-9999
NJKF事務局 03-6912-7247
出場選手所属ジム
<お問い合わせ>
NJKF事務局 03-6912-7247
●NJKF2010年度スケジュール
(B)はブリザードジム、(S)はセンチャイムエタイジム主催
5月9日(日)東京・後楽園ホール
6月13日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス(B)
7月11日(日)東京・ディファ有明(S)
8月1日(日)東京・後楽園ホール
9月5日(日)東京・新宿FACE(S)
11月7日(日)東京・後楽園ホール
12月5日(日) 東京・新宿FACE(S)
12月19日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
|