5月30日(日)東京・新宿FACEにて開催されるJ-NETWORK『J-GIRLS Catch The stone〜8』の「ミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦」で対戦する紅絹(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級1位)と安倍基江(アカデミア・アーザ/World Queen Tournament 2009準優勝)のインタビューが、主催者を通して発表された。
今や「J-GIRLSの顔」ともいえる両者が現王者・神村エリカ(TARGET)への挑戦権をかけて、三たび拳を合わせる事となる両者。紅絹は2008年11月からJ-GIRLSミニフライ級1位の座に君臨し続けている無冠の女王。毎回あと一歩のところでタイトル奪取を逃している。だが今回対戦する安倍とは過去二度対戦し、1勝1分で紅絹の方に軍配が上がっており、紅絹にとっては分のいい対戦相手だ。
そして安倍といえば昨年は目覚ましい飛躍を遂げ、12月に行われた『J-GIRLS World Queen Tournament 2009』にて神村に勝利し、神村の無敗記録をストップさせている。複雑な三角関係の渦中で、両者がその思いを語った。
■紅絹「フェロモンラッシュに気をつけなきゃ!」
ーー前回の3月大会が今年初戦、美保選手と対戦しました。改めて試合を振り返り感想を聞かせて下さい。
「あの時の自分に会ったら全力ではっ倒してビンタしてワキこちょこちょして袋叩きにして土下座させて、ついでにカツアゲしてやりたい。……え? かわいそう? じゃあやめておきます」
ーーすごい勢いですね。安倍選手の話に変えます(笑)。今回で三度目の対戦になりますが、どんな印象がありますか?
「……勝ち逃げしようと思ってたのに……。フライに行ったりミニフライに行ったり、乙女心をかき乱そうと思っても、そうはいかないからね! あ、でも体重上げたり下げたり大変ですよね! 頑張って下さい(笑)」
ーー何か対策は練っていますか?
「安倍ちゃん、日に日にフェロモンが増えてきてるみたいだから、フェロモンラッシュ食らわないように気をつけなきゃ!」
ーー(笑)。安倍選手の得意技ですもんね。
「二回やってるからその辺は研究してます」
ーー王者・神村選手とはまだ対戦していませんよね。
「この間RISEに偵察しに行ったのに1分も試合してないから『もっと長くしてよ』って怒っといた。あと、2ヶ月ぐらい練習しないようにお願いしておいた。だって強すぎるんだもん!」
ーーそれまでにスタミナつけておかないと、ですね(笑)。スタミナといえば紅絹選手は肉のホルモンが好物で、入場曲に「マキシマム・ザ・ホルモン」の曲を使っていますよね。
「うん。牛がらみの物は全て愛せって、死んだひいひいばあちゃんの遺言なんだ。でも26才にもなって牛柄の衣装着てるから、お母さんは『そろそろ辞めたら』って言います。無視だけど」
ーーそうですか…では最後に安倍選手に一言お願いします!
「どうも、こんにちは。もう三度目でぶっちゃけ飽きてますよね? ごめんなさいね。今度こそ勝ち逃げするから、たっぷりガード下げておいてねっ☆」
■安倍基江「紅絹選手との試合が転機だったかも」
ーー昨年7月に田中佑季選手を下し「J-GIRLS Japan Queen Tournament 2009」王者の座を掴みました。が、前回の3月大会で田中選手に惜しくも敗れてしまいました。
「はい。3月の試合では気持ちをうまくもっていく事ができなくて……。でも、あの負けは必要なものだったと思っています」
ーー今年のトーナメント参戦においてまず「フライ級」を選んだのは何故ですか?
「昨年50kg級で結果が出せたので、それに一番近い階級を選びました」
ーーミニフライとフライ、実際どちらがやりやすい?
「正直なところ、自分でまだよくわからないです……」
ーーなるほど。では今大会についてお聞きします。奇しくも昨年4月に紅絹選手に敗れてから勝ち星を重ねました。
「紅絹選手はパンチャーで、自分のスタイルを確立していると思います。で、自分は何が得意かというと“キック”なのに、それを活かす戦い方が出来ていませんでした。ですがその後、自分のスタイルや自分の武器を活かせる戦い方を意識するようになって。だからあの紅絹選手との試合が転機だったかもしれません」
ーーなるほど。紅絹選手の事を良く研究されていると思いますが、他にどんな印象がありますか?
「小さい(笑)! だから動きが速いので入るのがうまいですね」
ーー何か対策は練っていますか?
「ジムでは紅絹選手のマネをしてもらってスパーリングをしてます(笑)」
ーー紅絹選手のマネ、高度な技ですね(笑)!
「フフ(笑)」
ーー昨年の活躍を見ても、今年は確実に追われる身です。
「いえ、自分は完全に“追う”身です! 前回負けて肩の荷も下りました」
ーーでは紅絹選手に向けて一言!
「今回は勝たせて頂きます!」
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜8」
2010年5月30日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 試合開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) アトム級アジア親善試合 サバイバルマッチ1
Little Tiger(F・TEAM TIGER/J-GIRLSアトム級王者)
VS
ノンブア・ルークピアリー(タイ/ワンソンチャイプロモート)
▼セミファイナル(第9試合) 初代J-GIRLSライト級王者決定戦 2分5R延長1R
村上リエ(DRAGON GYM/WPMO女子世界ライト級王者)
VS
イ・ヒョンジ(韓国/EMA/JYジョンイ)
▼第8試合 ミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
安倍基江(アカデミア・アーザ/World Queen Tournament 2010準決勝)
VS
紅絹(フォルティス渋谷/同級1位)
▼第7試合 フライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
田中佑季(青春塾/J-GIRLSフライ級1位)
VS
林田昌子(藤原)
▼第6試合 バンタム級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
陣内まどか(Black PUG/同級4位)
VS
難波久美子(MA・契明/日本チャクリキ協会バンタム級王者)
▼第5試合 フェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝 第2試合 サバイバルマッチ1
真(峯心会/同級3位)
VS
桜朋梨恵(チーム・ティーラ)
▼第4試合 フェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝 第1試合 サバイバルマッチ1
龍子(RT/J-GIRLSフェザー級1位)
VS
大石綾乃(OISHI GYM)
▼第3試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第3試合 サバイバルマッチ1
山田真子(Weed GYM)※デビュー戦
VS
yu_kid(レグルス池袋)
▼第2試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第2試合 サバイバルマッチ1
PIRIKA(ミルキーウェイ/同級5位)
VS
443(フォルティス渋谷)
▼第1試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第1試合 サバイバルマッチ1
丸中雅恵(ワイズスポーツ/同級6位)
VS
奥村ユカ(S-KEEP)
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円 S席5,000円
※当日券は1,000円増し
※立見3,000円(当日売り)
<チケット販売所>
チケットぴあ
<お問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜8」
2010年7月25日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 試合開始17:30
<決定対戦カード>
▼メインイベント J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ 2分5R延長1R
神村エリカ(TARGET/J-GIRLSミニフライ級王者)※神村江里加から改名
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦の勝者
▼セミファイナル J-GIRLSフェザー級王座決定戦 2分5R延長1R
次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝・第1試合の勝者
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝・第2試合の勝者
▼J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R延長1R
水野志保(名古屋JKF/同級王者)
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦の勝者
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円 S席5,000円
※当日券は1,000円増し
※立見3,000円(当日売り)
<チケット販売所>
チケットぴあ
<問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
e-mail:ishigaki@kickboxing.co.jp
●2010年度 J-GIRLS大会スケジュール
5月30日(日)東京・新宿FACE
7月25日(日)東京・新宿FACE
9月20日(月・祝)東京・新宿FACE
10月17日(日)東京・新宿FACE
12月12日(日)東京・ディファ有明
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