12月9日(木)都内ホテルにて、12月11日(土)東京・有明コロシアムで開催されるFEG『K-1 WORLD GP 2010 FINAL』出場選手の個別インタビューが行われた。トーナメント準々決勝 第4試合で対戦するアリスター・オーフレイム(オランダ)とタイロン・スポーン(スリナム)のインタビューは以下の通り。
■アリスター「今回もKOで倒すことしか考えていない」
ーーコンディションはいかがですか?
「コンディションは100%、調子がいい。昨日、日本に着いたんだけど時差ボケもないね」
ーー開幕戦を終えてからはどんな練習に力を入れてきましたか?
「コンディションを戻すトレーニングを含めて、コンビネーションを増やす練習もしたけれど、基本的には今までと同じ練習をしてきた」
ーー対戦相手のスポーンにはどんな印象を持っていますか?
「彼に対して特に印象はない」
ーーこのトーナメントでライバルになるのは誰だと思いますか?
「セーム・シュルトだ。彼はワールドGPで4回優勝していて、今回の優勝候補になるだろう」
ーー今年のワールドGPにはゴールデングローリーのメンバーが3選手も残っていますが、それについてはどう思っていますか?
「世界でも有名なK-1という大会に同じチームから3人も選手が出るのは素晴らしいことだ。K-1だけでなくMMAも含めて、ゴールデングローリーは本当に素晴らしいチームだ。同じチームの選手と闘うことは問題はないよ」
ーーアリスター選手が出演したK-1の番組が高い視聴率を取ったことについては?
「視聴者があの番組を楽しんでくれたことはうれしい。自分自身、テレビに出るのは好きだし、これからはもっとテレビにも出て行きたいね」
ーーアリスター選手にとって日本で試合をすることにはどんな意味がありますか?
「最初に日本で試合をしてから、もう11年になる。だから日本で試合をすることは自分にとって自然なこと。日本という国は大好きで、第2の母国だと言ってもいい。オランダやアメリカよりも意味のある国だと思っている。日本から3カ月離れているだけでも、日本のことを恋しく思うよ」
ーーアリスター選手は自分がK-1を引っ張っているという自覚はありますか?
「当初、総合格闘技からからK-1に移ってきた時は外敵として扱われていたけど、こうしてまたK-1で戦うことが出来てうれしい。ファンのためにいい試合が出来るように頑張っていきたい」
ーートーナメントではどんな試合をしたいですか?
「今回のトーナメントに限らず、いつもKOを狙って試合をしている。だからそれは今回も同じだ。自分はポイントを稼ぐような試合はしないし、KOで倒すことしか考えていない。日本の、そして世界のファンのみなさん、本当のK-1というものをお見せしよう!」
■スポーン「今こそ新しい選手が出てくるタイミング」
ーーコンディションはいかがですか?
「とてもいい。今回はFINAL8なので悪いコンディションで来たという馬鹿なやつはいないだろう」
ーー今回のトーナメントはアリスター・オーフレイム選手に注目が集まっています。
「特に何も気にしてない。アリスターは体がデカイから、みんなの目に入るのはしょうがない」
ーー今回の試合に向けて特別なトレーニングはしてきましたか?
「意識して特別な練習をしてきたわけではなく、コンディション、テクニックを上げる練習をしてきた」
ーーアリスター選手の弱点は見つかりましたか?
「彼とは何年も一緒に練習したし、よく知っている。どんな選手にもいいところも、悪いところもある。土曜はいい試合が出来るように頑張るよ」
ーー当日はどういう試合をしたいですか?
「現時点では最初の試合にしか集中していない。勝ち上がれば3試合することになるので、何が起こるかわからない。まずは準々決勝でいい試合を見せるよ」
ーー他に意識している選手はいますか?
「他の選手のことは気にしてないね。自分のコンディションを一番気にしている。ただ対戦相手のアリスターに一番集中しているね」
ーー次世代ファイターとして何か意識していることはありますか?
「他の選手は長く戦っていて古い選手ばかり。今こそ新しい選手が出てくるタイミングだと思う」
ーー師匠のアーネスト・ホーストからはどんな指導を受けましたか?
「ホーストは本当のチャンピオンと呼べるトレーナー。実際のプランは話せないが、もう一人のトレーナーのハリー・ホーフトと2人のトレーナーの下でやってきたので、土曜に素晴らしい試合を見せたいと思う」
ーー今の体重は何kgですか?
「104kg。以前よりも体重は増えたね」
――最近、頭を坊主にしている理由はありますか?
「特に理由はない。朝起きて坊主だと何かをするということもないからこの髪形にしているだけだ」
FEG
「K-1 WORLD GP 2010 FINAL」
2010年12月11日(土)東京・有明コロシアム
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) FINAL決勝戦 K-1ルール 3分3R延長2R
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ゴールデングローリー)
VS
シング“心”ジャディブ(インド/パワーオブドリーム)
▼第8試合 FINAL準決勝 第2試合 K-1ルール 3分3R延長1R
サキVSギタの勝者
VS
アリスターVSスポーンの勝者
▼第7試合 FINAL準決勝 第1試合 K-1ルール 3分3R延長1R
モーVSアーツの勝者
VS
シュルトVS京太郎の勝者
▼第6試合 スーパーファイト 藤本祐介引退試合 K-1ルール 3分3R延長1R
ヘスディ・カラケス(エジプト/パンクレイション/チャクリキ/It’s SHOWTIME世界ヘビー級王者)
VS
藤本祐介(モンスターファクトリー/K-1 ASIA GP 2007優勝)
▼第5試合 トーナメント準々決勝 第4試合 K-1ルール 3分3R延長1R
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
VS
タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイティング/WFCAクルーザー級2008世界王者)
▼第4試合 トーナメント準々決勝 第3試合 K-1ルール 3分3R延長1R
グーカン・サキ(トルコ/チームレベル/K-1 WORLD GP 2008第3位)
VS
ダニエル・ギタ(ルーマニア/Kamakura/K-1 WORLD GP 2009世界最終予選GP優勝)
▼第3試合 トーナメント準々決勝 第2試合 K-1ルール 3分3R延長1R
セーム・シュルト(オランダ/正道会館/K-1 WORLD GP 2005〜2007&2009優勝、K-1スーパーヘビー級王者)
VS
京太郎(チームドラゴン/第2代ヘビー級王者)
▼第2試合 トーナメント準々決勝 第1試合 K-1ルール 3分3R延長1R
マイティ・モー(アメリカ/フリー)
VS
ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ/K-1 WORLD GP 1994・1995・1998優勝)
▼第1試合 リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
エヴェルトン・テイシェイラ (ブラジル/極真会館)
VS
エロール・ジマーマン(キュラソー島/ゴールデングローリー)
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
高萩ツトム(チームドラゴン)
VS
木村秀和(P.O.D/team pitbull/2008年全日本新空手K-2重量級王者)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典付き)
RS席15,000円 S席10,000円
※SRS席とA席は完売。
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:0570-064-708
イープラス=http://eplus.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:0570-064-708
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