DEEP事務局
「DEEP 51 IMPACT」
2010年12月11日(土)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:00
▼第13試合 無差別級 5分2R
○関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ/2009年ヒクソン・グレイシー杯柔術国際大会階級別・無差別級優勝)
TKO 2R2分38秒 ※レフェリーストップ
●誠吾(フリー)
関根がリングに登場し、Tシャツを脱ぐと筋肉の塊のような身体に場内から大きなどよめきが起きる。どよめきはしばらく消えないほどインパクトある肉体だ。
1R、関根が右ストレートからタックル、誠吾がこれを切るとすぐに関根は2度目のタックルに行き、コーナーへ追い詰める。関根が右ロー、誠吾がパンチを出す度にドッと沸く場内。ヘビー級の迫力満点の攻防だ。残り時間30秒で関根のタックルが決まり、テイクダウンを奪うが誠吾の身体がロープの外に出てしまい、ブレイクに。誠吾には場外逃避としてイエローカードが提示される。
2R、右ローを連打して行く関根。誠吾の左ストレートには右のクロスカウンター。関根はさらに右アッパーから左右フックの連打で突進し、誠吾のタックルをかわして右フック!
動きの止まった誠吾に関根が左右の連打を浴びせ、棒立ちとなったところでレフェリーストップ! 関根が衝撃のTKO勝ちで、メガトン王座に挑戦したこともある誠吾を下した。
「DEEPファンの皆さん、始めまして。僕たちは浜松で柔術を中心に格闘技をやっています。素晴らしい仲間たちに囲まれ、2年前まで普通に暮らしていた俺がDEEPに出ることが出来ました。
誠吾選手と試合が出来ると聞いてずっとワクワクしていました。どうだったでしょうか? また本戦に呼んで下さい。一生懸命に闘います」と関根が丁寧なマイクアピールを行うと、観客は大きな拍手を送った。
▼第12試合 77.1kg以下契約 5分2R
○渡辺良知(AACC)
TKO 1R2分48秒 ※パウンド
●長谷川秀彦(SKアブソリュート/元DEEPウェルター級王者)
1R、積極的にタックルを狙う長谷川をコーナーに追い詰めた渡辺は右フック。パンチで攻める渡辺とタックルに行く長谷川という展開。左ミドルを蹴った長谷川に渡辺の右フックがクリーンヒット! グラつく長谷川にまたも右フックがヒットし、長谷川はフラフラの状態。
片足タックルで組み付くも鉄槌の連打をもらい、仰向けになったところで渡辺のパウンドラッシュが炸裂! レフェリーが試合をストップし、渡辺が元王者から金星の勝利を収めた。
渡辺は「マイクを持つのは初めてなんですけれど、長谷川選手ありがとうございました。踏み台にさせていただきます。佐伯さん、岩瀬選手とやらせて下さい!」と、次のステップとして10月にウェルター級王座に挑んだ岩瀬茂俊を指名した。
▼第11試合 83.9kg以下契約 5分2R
○金原弘光(リングス金原道場)
判定3−0
●飛鷺輝(X-FORCE)
1R、サウスポーの金原が左ミドルと左ロー、飛鷺輝はパンチのカウンターを狙う。どっしりと構えて左ミドルを放つ金原は片足タックルに行き、飛鷺輝をコーナーへ押し込んで行った。
2R、左ミドルからの右フックを狙う金原の左ミドルがクリーンヒット。飛鷺輝は右ローを返して、金原がパンチを打って来るとパンチを返すが、金原はバックステップでかわして左ミドル。次々と左ミドルをヒットさせて行く金原、場内に快音が響き渡る。パンチから組み付いた金原がアームロックからの投げ! ドッと場内が沸く中、終了のゴングが鳴った。判定は金原! 昨年10月以来の勝利を飾った。
▼第10試合 62kg以下契約 5分2R
○和田竜光(吉田道場)
TKO 2R2分43秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●沼尻 健(木口道場)
1R、サウスポーの沼尻が左ストレートで突っ込んで行き、和田が右ストレートを返してくるとカウンターのタックルでテイクダウン。組まれたまま立ち上がった和田を胴タックルで豪快にテイクダウンするがブレイクとなる。
弾丸のようなタックルで再びテイクダウンする沼尻。左の強いパウンドを2度落とす。ブレイクになると、またも和田の右ストレートに合わせたタックルで鮮やかにテイクダウンを奪った。
2R、和田の右ローに弾丸タックルを決めた沼尻がテイクダウンを奪い、左フックの連打と右の鉄槌。和田は下から足を絡めようとしたが、沼尻は上四方になってパンチを連打。立ち上がった和田に沼尻がローキックを放つが、これが急所を直撃してしまい試合は一時中断。
再開後、いきなりパンチでラッシュをかける和田! タックルに来た沼尻をヒザ蹴りで迎え撃ち、左右フックで沼尻をダウンさせ、追撃のパウンド! レフェリーがストップに入り、和田が逆転TKO勝ちで場内を沸かせた。
▼第9試合 70.3kg以下契約 5分2R
○岸本泰昭(総合格闘技道場コブラ会)
TKO 1R1分30秒 ※三角絞めからのパンチ
●梅田恒介(R-BLOOD)
1R、ハイキックを蹴った岸本が転倒し、梅田が上に乗った瞬間に岸本が下から三角絞め。岸本はその体勢のまま顔面にパンチを連打する。梅田は一方的に殴られ続け、目の上が腫れる。セコンドからタオルが投入されると同時にレフェリーが試合をストップした。
▼第8試合 65.8kg以下契約 5分2R
○加藤友弥(BONDS)
TKO 1R22秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●杉内 勇(Team-ROKEN)
1R、サウスポーの杉内にジャブから右ミドルを入れて行く加藤。杉内がミドルを蹴り返すとその蹴り足をキャッチし、パンチを連打! これでダウンした杉内にパウンドで追撃をかけ、レフェリーがストップ。加藤がベテランの杉内から秒殺勝利を奪った。
▼第7試合 77.1kg以下契約 5分2R
○九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)
判定2−0
●悠太(ALLIANCE)
▼第6試合 93kg以下契約 5分2R
○エンヒケ・シゲモト(ショックコンバット)
KO 1R1分31秒 ※パンチ連打
●NOBUO(フリー)
▼第5試合 70.3kg以下契約 5分2R
○川崎泰裕(R-BLOOD)
判定3−0
●伊藤有起(ALLIANCE)
▼第4試合 70.3kg以下契約 5分2R
○近藤定男(BLUE DOG)
判定3−0
●大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
▼第3試合 65.8kg以下契約 5分2R
○津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
判定3−0
●鍵山雄介(総合格闘技道場コブラ会)
▼第2試合 62kg以下契約 5分2R
○釜谷 真(TEAM TOURI)
一本 1R4分35秒 ※フロントチョーク
●田中俊輔(大道塾吉祥寺)
▼第1試合 62kg以下契約 5分2R
△小林博幸(T-BLOOD)
ドロー 判定1−0
△上嶋佑紀(BRAVE)
★第14試合(中村大介 VS ISE)からメインイベント(松本晃市郎VS昇侍)はこちら
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