3月25日(土)東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング協会主催『NEO ΟΡΘΡΟΖ Series.2nd』(ネオ・オルトロス=新時代の幕開け)で、土井広之(シーザー)と対戦するキム・パン・スー(韓国/ソウルジョンムジム)、緒形健一(シーザー)と対戦するキム・ヨンジョン(チョンアン・チョンムジム)が会見を行った。
二人は終始強気で、ヨンジョンは「日本の選手に負けるわけがない。明日は死ぬ覚悟で闘う」、スーは「写真を見て男前だと思ったが、実際に見たら僕の方が男前だと思った。当然、自分が勝つと思うからビデオも見る必要がないよ」と言い放った。
「緒形は男らしいファイターだと思う。あえてSBのスタイルに合わせるのではなく、自分のスタイル・ペースで試合をした方が経験になるし、自分の男前を見せ付ける」とヨンジョン。ムエタイ仕込みのローキックと強いパンチで勝負するという。
まだあどけない表情で、なかなかの“男前”であるスーは「土井のスタイルもいいが、自分のスタイルもいい。男前のファイトをする。少し興味があって柔道をやった事もあるから、投げ技も大丈夫。力では自分が弱いと思った事はない。土井は自分より年上で、もう“トシ”だと思うのでKOで勝つ。力で勝負してみせる」と、土井をおじさん扱いだ。
さらに、「前回はアンディ・サワーに負けたので、復讐の気持ちでやる。自分の力を出して勝つ。アンディ戦の時はコンディションが悪かったので、明日は最高のコンディションで勝つ」と、SBへのリベンジを誓った。
土井の「WBCでは日本が1勝2敗だったから、自分と緒形が2勝して3勝2敗にする」という挑発コメントに対しては、「はぁ? 土井は自分に負けるから2勝にならないよ」と一蹴。「明日のリング上で、土井が負けるのを見れば分かるでしょう」と不敵に笑った。
二人のトレーナーであるコ・ソンテク氏は、「二人はイム・チビンと同じレベルにある。スーはイム・チビンと非公開のスパーリングをやって、彼を負かした事があるんだ。ヨンジョンは気持ちが強いから、緒形に“爽やかに”勝つ。彼は常にKO勝ちかKO負けなんだ。パンチとキックでSBにどう対抗するか用意はしてきたから、楽しみにしていて下さい」と、こちらも凄い自信。
「二人がもし負けたら、韓国へは連れて帰らない。泳いで帰って来い!」と日韓戦に凄まじい闘志を燃やす。「これも非公開の話だが、スーはアンディに負けた後、ずっと泣きっぱなしだったんだ。だから今回は勝ちたいという気持ちが凄く強い」と、特に“韓国ムエタイの悪童”に絶対の自信を持っているようだった。
シュートボクシング協会
「NEO ΟΡΘΡΟΖ Series2nd」
2006年3月25日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント 70kg契約 エキスパートクラスルール3分5R
宍戸大樹(シーザー/SB日本ウェルター級王者)
VS
マルフィオ・カノレッティ(シッチ・マスター・ロニー/K-1WORLDMAX2002ブラジル優勝)
▼セミファイナル 70kg契約 エキスパートクラスルール3分5R
土井広之(シーザー/前SB世界ウェルター級王者)
VS
キム・パン・スー(韓国/ソウルジョンムジム)
▼第8試合 70kg契約 エキスパートルール3分5R
緒形健一(シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者)
VS
キム・ヨンジョン(チョンアン・チョンムジム)
▼第7試合 60kg契約 エキスパートクラスルール3分5R
及川知浩(龍生塾/SB日本スーパーフェザー級王者)
VS
竹村 健二(名古屋JKF)
▼第6試合 59kg契約 エキスパートクラス特別ルール3分3R
石川剛司(シーザー)
VS
梅下湧暉(湘南))
▼第5試合 68kg契約 エキスパートクラス特別ルール3分3R
金井健治(ライトニングジム)
VS
ファピカート・クロスフェニックス(クロスフェニックス)
▼第4試合 55kg契約 フレッシュマンクラスルール3分3R
えなりのりゆき(シーザージム)※今井教行より改名
VS
江口光治(チームドラゴン)
▼第3試合 ヘビー級 スターティングクラスルール2分3R
西脇恵一(チームドラゴン)
VS
炭谷直紀(シーザージム)
▼第2試合 58kg契約 スターティングクラスルール2分3R
センカン大和(湘南ジム)
VS
中西卓也(大阪ジム)
▼第1試合 57kg契約 スターティングクラスルール2分3R
岩崎晃久(大村ジム)
VS
中森保貴(シーザー)
<チケット料金>
RS席10,000円 SS席7,000円 S席6,000円
A席5,000円 B席4,000円 ※当日は各500円増し
※当日券は16:00より会場チケット売り場にて発売
<お問い合わせ>
シュートボクシング協会=03−3843−1212
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