初代タイガーマスクこと佐山サトルが、4月26日(火)東京・神楽坂にて掣圏真陰流神楽坂スタジオの設立披露会を行った。
1980年代、新日本プロレスでタイガーマスクとして活躍してブームを巻き起こし、その後は総合格闘技の修斗を創始、さらに理想の武道を追い求めて掣圏真陰流を創始した佐山・興義館総監が、「私の夢がかなった道場」だと言う神楽坂スタジオ。
これは日本人としてあるべき姿や武士道・精神の強さを居合術・体術・精神術・ヨガ・座学(礼儀・歴史学・陽明学等)を通して習得することが出来る新しいスタイルのカルチャースクール&道場で、「真の精神武士道を育てていく精神鍛錬的な道場」(佐山総監)である。“道場”ではなくスタジオと名付けたのは、女性や子供でも入りやすいようにしたかったからとの理由。
神楽坂の一等地に100坪という広さ。武道用の畳の中で最高級の畳が80畳、サンドバッグが11本、サウナも完備されており、サウナの中にもサンドバッグが3本あってトレーニングが出来る。「虎」という名のバーも隣接。
「格闘技道場ではなく真の武道道場」であることを佐山総監は強調し、体術(総合格闘技)や佐山流居合術も行うが、それはあくまでも「身体だけでなく精神の中身を鍛えるのが趣旨。スパーリングはほとんどやりません」という。
「震災後、忘れ去られようとした人間としての基本を人々が思い起こそうとする今、さらに飛躍して現代日本に構築すべきものを提唱します。どうしたら日本がよくなるのかを徹底的にやらせていただきます。日本全体に希望を与えたい」と、佐山総監は熱く語った。
記者会見の後は、佐山総監による10分近くにも及ぶ居合術の演武、そして桜木裕司と瓜田幸造両師範による掣圏真陰流の模範スパーリングが行われた。
また、佐山総監は来月、東日本大震災で多大な津波被害を受けた岩手県宮古市の田老地区を訪れ、物資の支給と被災者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)対策のために催眠治療を施す予定だ。
新生武士道
掣圏真陰流神楽坂スタジオ
<住所>
東京都新宿区神楽坂5-1神楽坂テラス3階
※JR「飯田橋」駅西口より徒歩6分、東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋」駅B3出口より徒歩5分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅A1出口より徒歩6分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅A3出口より徒歩4分
<お問い合わせ>
TEL:03-5227-1004(11:00〜22:00営業)
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