5月27日(金)都内にて、5月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるFIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP〜2011 バンタム級日本トーナメント〜』(バンタム級は61kg以下)に出場する選手たちの個別インタビューが行われた。
バンタム級日本トーナメント1回戦で対戦する大塚隆史(AACC)と大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)。大塚は「全局面勝負」、大沢は「真っ向勝負」を口にした。
大塚隆史
僕のやり方は全局面で圧倒することです
「やるべきことはやってきました。大会が延期(当初は4月に開催される予定だった)になる前からやっていて、その後も気を抜かずに今日までやってきました。勝つための練習をやってきて、コンディションはいいです。あとは体重調整だけ。
大沢は全部強いって感じですかね。打撃も寝技もできるし、穴がなく全てが備わっている印象。でも、このトーナメントに出ている選手はみんなそうでしょう。僕は全局面勝負です。打撃も組みも、スタンドレスリングも寝技も。僕のやり方は全局面で圧倒することですから。
優勝候補? そう言ってもらえるのは嬉しいですが、よその声は気にしてないです。打撃もレスリングも寝技もフィジカルも、全てをいつもより強化してきました。勝つためにレベルを上げる練習ですね。全てのレベルを上げるためにベストを尽くしてきました。
グラウンドで下になってからが弱いので、DEEPジムで青木真也さん、八隅孝平さんなどのトップ・グラップラー(寝技系の選手)と練習をさせてもらって、勝てる技術が上がってきました。下にならない方がベストですが、なってもすぐに立つ練習をしましたね。
世界は意識しています。以前、外国人に負けちゃっているので。多分、外国人も今の日本人は眼中にないと思っているだろうし、強い選手を求めて日本にやって来る外国人は少なくなっていると思うので、“まだここにいる”とアピールしたいですね。そして、強い外国人を倒して世界にアピールしたい。バンタム級はそれができる階級だと思っています。
バンタム級は体格的に不利ではないので、一番自分が勝負できる、誰とやっても怖くない自分に合った階級です。レスリングの時は60Kg級でした。準決勝は今成さんが来るんじゃないですか」
大沢ケンジ
真っ向勝負で完全正面衝突するつもりで行きます
「いよいよだな、という心境です。コンディションはバッチリですね。大塚選手の印象は、生意気なヤツだな、と。弱点は見えてないですね。ここで喋りすぎるのもどうかと思いますが、凄く強い選手なので余計なことをやったらそこから崩されそうだし、逃げ切れなさそう。どんな局面でも勝負してきそうなので、自分も真っ向勝負で完全正面衝突するつもりで行きます。打撃でとにかく押し潰すような、イメージとしては大塚君が何をやっていいか分からない、全部通じないというような感じにさせたいです。
自分のジムをオープンしたばかりなので、いい宣伝になればいいなと思います(笑)。以前は出稽古に行っていましたが、今は週3回くらい他の選手をジムに呼んで練習しています。以前は他の人に組んでもらったメニューをやっていたんですが、今は自分のメニューでやれるので凄く充実しています。そのメニューは総合格闘技を意識して、日本人とやった経験やアメリカでの試合の結果がよくなかったことも踏まえつつ、これがベストだろうと考えて作ったメニューでやっています。来てくれた選手もいいと言ってくれていますね。
試合間隔が空いてしまったのはハンディです。でもハンディを覆したい。だいぶハンディだと、試合勘が全くなくなっている……と書いておいて下さい(笑)。向こうの方が年齢も若くて、そこで勝つことがどれだけ凄いことか、と。
1日2試合は厳しいとしか思いません。でも2試合目のことは考えていないですね。今は大塚君にどうやって勝つかしか考えていないし、それしか練習してきていません。大塚君はトリッキーではないので、彼の対策をやっておけば自然と全体のレベルが上がると思ってやってきました。今成さんとは一緒に練習もやっていて、人間的にも好きなので準決勝に上がってきて欲しいし、上がってくると思っています。
今回、特に強化したのは生活面です。道場を出したことにより生活が安定し、資金の確保ができて、気持ち的に格闘技に打ち込める環境になりました。練習だけではなく、精神的なものですね。大塚君よりも僕の方が先に世界を意識していました。僕は世界に出ていっても通用すると思いますし、やりたいですね」
FEG/リアルエンターテインメント
FIGHT FOR JAPAN
「DREAM JAPAN GP〜2011 バンタム級日本トーナメント」
2011年5月29日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼第11試合 バンタム級日本トーナメント準決勝 第2試合
今成正和vs藤原敬典(第3試合)の勝者
vs
大沢ケンジvs大塚隆史(第4試合)の勝者
▼第10試合 バンタム級日本トーナメント準決勝 第1試合
前田吉朗vs所英男(第2試合)の勝者
vs
山本篤vs中村優作(第1試合)の勝者
▼第9試合 ライト級ワンマッチ
青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA)
vs
リッチ・クレメンティ(アメリカ/Team Voodoo)
▼第8試合 ライト級ワンマッチ
菊野克紀(ALLIANCE-SQUARE/DEEPライト級王者)
vs
中村大介(U-FILE CAMP)
▼第7試合 フェザー級ワンマッチ
宇野 薫(UCS/元・修斗世界ウェルター級王者)
vs
西浦“ウィッキー”聡生(STGY/2006年修斗ライト級新人王)
▼第6試合 フェザー級ワンマッチ
リオン武(シューティングジム横浜/元・修斗世界ライト級王者)
vs
松本晃市郎(今田道場/DEEPフェザー級王者)
▼第5試合 フェザー級ワンマッチ
石田光洋(T-BLOOD/元・修斗環太平洋ウェルター級王者)
vs
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA/元DREAMライト級王者)
▼第4試合 バンタム級日本トーナメント1回戦 第4試合
大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
vs
大塚隆史(AACC/元DEEPフェザー級王者)
▼第3試合 バンタム級日本トーナメント1回戦 第3試合
今成正和(Team Roken/DEEPバンタム級王者)
vs
藤原敬典(秋本道場Jungle Junction/チームZST/ZSTバンタム級王者)
▼第2試合 バンタム級日本トーナメント1回戦 第2試合
前田吉朗(パンクラス稲垣組/元パンクラスフェザー級キング・オブ・パンクラシスト)
vs
所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
▼第1試合 バンタム級日本トーナメント1回戦 第1試合
山本 篤(KRAZY BEE/2004年パンクラス・ネオブラッドトーナメント・フェザー級優勝)
vs
中村優作(総合格闘技スタジオSTYLE)
<チケット料金>
VIP席100,000円 RRS席22,000円 スタンドS席10,000円 スタンドA席5,000円
<チケット販売所>
DREAM webサイト=http://www.dreamofficial.com/
DREAM携帯サイト=iモード Yahoo!ケータイ EZweb
イープラス=http://eplus.jp/battle/ ※パソコン&携帯
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:594-790)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:38170)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
レッスル池袋店=TEL:03-3989-0056 http://www.wrestle.jp/
書泉ブックマート=TEL:03-3294-0011 http://www.shosen.co.jp/
フィットネスショップ格闘技=TEL:03-3265-4646 http://www.fs-kakuto.com/
チケット&トラベルT-1=TEL:03-5275-2778 http://www.t-1.jp/tk/
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999 http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/
さいたまスーパーアリーナ=TEL:048-600-3037 http://www.saitama-arena.co.jp/
公武堂=TEL:052-241-2511 http://www.koubudo.co.jp/
バトルロイヤル=TEL:03-3556-3223 http://www.battleroyal.jp/
新日本プロモーション=http://www.shinnichi-pro.co.jp/
<お問い合わせ>
DREAM事務局=TEL:03−5775−5065
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