▲長南亮(左)と光岡映二(右)が仙台でチャリティーイベントを開催
8月27日(土)宮城・仙台市のライブハウスRensaにて、東日本大震災復興チャリティー格闘技イベント『STAND UP』の開催が決定した。
7月29日(金)東京・大久保のDEEPオフィシャルジムIMPACTにて記者会見が行われ、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で多大なる被害を受けた東北地方で、山形県出身の長南亮(Team M.A.D)と先輩が被災した光岡映二(フリー)が発起人となり、DEEPが協力してチャリティーイベントを開催することになった。
会見に出席した長南は、「3月11日に震災があってから18日に石巻に支援活動に行きまして、たくさんの協力があって自分としては頑張れたと思いますが、格闘家としてではなく個人としてやっていました。サッカーや野球がイベントを開催しているのを見て、格闘技界からは行動がなくてこれでいいのかというのがありました。自分らに出来ることは限られていますが、少しでもやって前へ進もうとやることにしました」と開催の理由を説明。
光岡は「大学時代にお世話になった先輩が被災して、長南がすぐに支援に行ってくれたのに自分は何も出来ず悲しい気持ちになりました。やっとひと段落着いてこういうことを出来るのが嬉しいです。少しでも寄付がしたいので今回参加します。選手の皆さんもぜひ手を上げてください」と、他の選手たちにも参加を呼びかけた。
イベントには『DREAM』で活躍する両選手も出場。長南は新日本キックボクシング協会のヘビー級チャンピオンである松本哉朗(藤本)とキックボクシングルールのエキシビションマッチ、光岡は「同階級のライバルと3対3か5対5のグラップリングルール」(佐伯繁DEEP代表)のエキシビションマッチを行う。
長南は「松本さんとは何年も前からガチスパーをさせていただいて、これが公開されることはないと思っていたんですが、周りからいいスパーだと言っていただけるので初公開します。松本さんは16オンスのグローブでヘッドギアをつけている相手もKOするので、笑いのあるエキシビションにはならない」と、実戦さながらのエキシビションをお見せすると語った。
同大会では協力(出場)してくれるプロ格闘家と協賛者を募集中。佐伯代表によれば「かなりの大物選手も協力に名乗りをあげている」とのこと。協賛に関しては「2〜3万円でも構いません」としている。また、アマチュアの出場選手も募集中だ。問い合わせはDEEP事務局(TEL:052-339-0303)まで。入場料や協賛金は寄付される。
また、当日の昼間は会場と同じ建物内でちびっ子格闘技教室(参加無料)も行われる予定。
STAND UP実行委員会
「東日本大震災復興チャリティー格闘技イベント“STAND UP”」
2011年8月27日(土)宮城・Rensa
開場16:00 開始16:30
<内容>
総合格闘技・キックボクシング、エキシビションマッチを含め7試合前後を予定。
<決定対戦カード>
▼エキシビションマッチ キックボクシングルール
長南 亮(Team M.A.D./第3代DEEPミドル級王者)
vs
松本哉朗(藤本/新日本キックボクシング協会ヘビー級王者)
<チケット料金>
1,000円(オールスタンディング)
※罹災(りさい)証明書(一部損壊は除く)持参の方は入場無料
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/battle/(パソコンもケータイも同じアドレス)
DEEP事務局=TEL:052-339-0303
<会場の住所>
宮城県仙台市青葉区一番町4-9-18TICビル7F
<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052-339-0303
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