▲公開練習では迫力あるミット打ちを見せた増田(右)
増田博正(スクランブル渋谷)が世界タイトルへ向けて再始動! 20日(火)、10月2日(日)東京・後楽園ホールで開催されるWBCムエタイ・ジャパン第2回大会『The Path to the World Champion』WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチで王者・羅紗陀(らしゃた/キング)と対戦する増田が公開練習を行った。
今大会では羅紗陀が保持するWBCムエタイの日本タイトルに挑む増田。羅紗陀の印象を聞かれると「カノンスック戦を見たんですが、スピードもパワーもあって、根性もある。いい選手だなと思います。すべての攻撃を強く打ってくるので、ある程度はそれを警戒して戦おうと思います」と語る。
羅紗陀は今年1月にカノンスックに敗れるものの、若い世代を代表するキックボクサーとして活躍する選手。しかし増田は「リングに上がればお互い勝つチャンスはあると思うんで、昔からそうなんですが、キャリアの差は考えてません。ただ羅紗陀選手の穴は見えているんで、7パターンくらい攻め方を想定しています。そのパターンの中でイケる!と思ったパターンで攻めます」と羅紗陀攻略に自信をのぞかせる。
増田は2010年8月にWBCムエタイの世界タイトル戦でジャルンチャイに判定負けしており「ジャルンチャイに負けて一からやり直すことになり、そこでWBCムエタイの日本王者にならなければチャンスはないと思いました。ジャルンチャイ戦はロスでの経験を活かして作戦を練ったけど、それが判定には反映されなくて、自分としても中途半端な試合をしてしまいました。
だからもう一度、ジャルンチャイに挑戦したい。今回は世界への切符を手にするための試合なので、絶対に勝ちます」と羅紗陀戦をステップにし、WBCムエタイの世界タイトル再挑戦・ジャルンチャイへのリベンジという野望をぶちあけた。
また増田にとって日本人対決は2007年3月の大月晴明戦以来、約4年7カ月ぶりとなり「日本人が相手だと手の内が分かっているもの同士になる。タイ人が相手だと試合でスカされてしまいますが、日本人対決だとお互いを受け止め合うことになると思うので、そういう意味でも試合が楽しみです」と久しぶりの日本人対決に燃えていた。
WBCムエタイ実行委員会
WBCムエタイ・ジャパン第2回大会
「The Path to the World Champion」
2011年10月2日(日)東京・後楽園ホール
開場10:45 開始11:00
<決定対戦カード>
▼ダブルメインイベント第2試合 スーパーファイト
ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
vs
大和哲也(大和/K-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournament 2010優勝、元WBCムエタイ日本ライト級王者)
▼ダブルメインイベント第1試合 WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦
デニス・メラー(イギリス/WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)
vs
神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)
▼セミファイナル WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
羅紗陀(キング/王者、WBCムエタイ世界同級13位)
vs
増田博正(スクランブル渋谷/挑戦者・WBCムエタイ世界同級14位、元全日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦
闘魔(新宿レフティー/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)
vs
幸二郎(OGUNI/NJKF同級2位)
▼WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦
新人(E.S.G/NJKF同級1位)
vs
日下部竜也(OISHI/シュートボクシング日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ
大槻直輝(OGUNI/同級王者)
vs
加藤竜二(橋本道場/MA日本&WPMF日本フライ級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルマッチ
高橋誠治(東京町田金子/王者)
vs
菅原勇介(TARGET/J-NETWORK同級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦
宮越慶二郎(拳粋会/NJKF同級王者)
vs
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級王者)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席12,000円
RS席10,000円 S席8,000円
A席6,000円 B席4,000円
<お問い合わせ>
WBCムエタイ実行委員会(NJKF事務局内)=TEL:03−6912−7247
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