▲11月のトーナメント決勝戦で対戦することが決定した拳翔ケーリバー(左)と祥汰
9月19日(日)東京・新木場1stRINGにて、B-FAMILY NEO主催興行『Muay Thai WINDY Super Fight vol.4』が開催された。
今大会より59kg契約、4人参加の新人トーナメントがスタート。注目の選手は、昨年の「K-1甲子園関東地区予選大会」で藤鬥嘩裟を苦しめた祥汰(Team S.R.K. ver WOLF)。B-FAMILY NEOの過去3大会のメインを務めてきたが3連敗を喫しており、背水の陣で4度目のメインに臨む。前日計量では、「殴りまくって蹴りまくります」と気合十分のコメント。
NJKFのリングで戦績を積んでいる匡仁(GOO’L’D RICH旭)と対戦し、序盤から激しい打ち合いへ。祥汰が右ハイで匡仁のテンプルをカットし、追い込む場面も見せたが倒れない。打たれ強い匡仁の反撃の前に、最後まで決定打を産み出すことは出来なかったものの、祥汰がフルマークの判定勝利で準決勝戦をクリアー。
もう一つの準決勝では、拳翔ケーリバー(K-RIVER)と花堂久左衛門(新宿)が激突。トリッキーな動きから蹴り主体の攻撃を見せる花堂に対し、拳翔はパンチで勝負。「熱くなりすぎてしまった」ことで倒れた相手に攻撃する2度の反則行為で拳翔はレッドカード(減点1)を言い渡される。しかし、3R終了残り数秒のところでパンチラッシュを仕掛けると、花堂がダウン! これが決定的な場面となり、拳翔が僅差の判定で勝利をモノにした。
決勝戦は11月7日(日)同所にて行われ、祥汰と拳翔が59kg級の初代ベルト(副賞として賞金20万円)を懸けて争う。
また、第9試合では、サマーパンムエタイスタジアムで75ポンド級の王座を獲得したトラ・ウォーワンチャイ(=大田原虎仁/B-FAMILY NEO) の凱旋試合が行われた。未知の強豪ナムペット・ラークロントン(タイ)と対戦しパンチで追い込む場面を作ったが、首相撲と左ミドルで翻弄されドローに終わった。主な試合結果は以下の通り。
B-FAMILY NEO
「Muay Thai WINDY Super Fight vol.4」
2010年9月19日(日)東京・新木場1stRING
開場17:00 開始17:30
<全試合結果>
▼ダブルメインイベント( 第12試合) WINDY RISING GENERATION CUP 2010準決勝 59kg契約 3分3R
○祥汰(Team S.R.K. ver WOLF)
判定3−0 ※三者とも30−28
●匡仁(GOO’L’D RICH旭)
※祥汰が決勝戦に進出
▼ダブルメインイベント(第11試合) WINDY RISING GENERATION CUP 2010準決勝 59kg契約 3分3R
○拳翔ケーリバー(K-RIVER)
判定2−0 ※28−28、29−28、29−28
●花堂久左衛門(新宿)
※拳翔が決勝戦に進出
▼第10試合 65kg契約 3分3R
○高崎 誠(ラジャサクレック)
判定2−0 ※30−29、30−29、29−29
●
松岡 慧(KIX)
▼第9試合 37kg契約 2分5R
△ナムペット・ラークロントン(タイ)
ドロー 判定1−0 ※48−48、49−49、49−48
△トラ・ウォーワンチャイ(=大田原虎仁/B-FAMILY NEO)
▼第8試合 ジュニア王者対決 55kg契約 3分3R
○下丈一朗(晴山塾/WINDY Super Fight 55kg級王者)
TKO 3R1分35秒
●山浦俊一(フリー/M-1 55kg級王者)
▼第7試合 55kg契約 3分3R
○高橋茂章(KIX)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●天野祐一郎(東京KBA)
▼第6試合 フェザー級 3分3R
○岡田裕太(B-FAMILY NEO)
TKO 2R2分23秒
●矢加部 淳(WSRフェアテックス)
▼第5試合 ヘビー級 3分3R
○MC猛狼爆徒(MAVERICK ZEROZ)
KO 3R1分07秒 ※ヒザ蹴り
●尾崎央匡(B-FAMILY NEO)
▼第4試合 68kg契約 3分3R
○UMEDATEアラビアジム(アラビアジム)
TKO 1R1分47秒 ※ローキック
● 吉田大介(B-FAMILY NEO)
▼第3試合 ミドル級 3分3R
○三澤ケーリバー(K-RIVER)
判定2−0 ※29−28、29−28、29−29
●山村貴大(武道塾)
▼第2試合 67kg契約 2分3R
○武田将孝(B-FAMILY NEO)
TKO 2R1分59秒
●丸山祐之(鍛錬会)
▼第1試合 バンタム級 3分3R
○千葉裕喜(KIX)
判定3−0 ※三者とも30−27
●永澤ケーリバー(K-RIVER)
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