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【サバイバー】KENJI、メインでJ-NET王者・水原を破り坊主頭を回避成功

2010/10/08

MKTマネジメント
「Survivor〜Round5〜」

2010年10月8日(金)東京・新宿FACE
開場18:00 開始19:00



▼メインイベント(第7試合) 55kg契約 Survivorルール 3分3R延長1R
○KENJI(DC LAB.GYM/元WPMO世界スーパーフライ級王者、元NJKFフライ級王者)
判定2−0 ※30−30、29−28、30−29
●水原浩章(光/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)

 前回7・18新宿FACE大会に引き続き、サバイバー軽量級のエース・KENJIがメインイベントに登場。今年3月に寺戸伸近にKO負けを喫した後、現在2連勝中と勢いに乗る。

  対する水原は6月に炎出丸を4RTKOで下し、J-NETWORKスーパーバンタム級王者に。その後、9・20Krushで瀧谷渉太に敗れたものの、延長判定2-1という僅差の判定に持ち込んでいる。今回、55kgの実力者同士のメインイベントとなった。

 1R、じりじりとプレッシャーをかけるKENJIに対し、水原が顔面への前蹴り。これをクリーンヒットさせると更にもう一発。KENJIは距離を詰めては、左フックから右ローと上下に散らす攻撃に出る。水原は下がりながらもローを返す。KENJIは動きに硬さが見られる。

 2R、KENJIのパンチに合わせて、水原がテンカオを合わせる。それでもKENJIは左フックから右ローにこだわりペースを掴む。

  徐々にKENJIの右ローが効き始めたか、水原はローカットしながら足を引きずるモーションを見せる。水原はローの距離を潰すように接近戦を仕掛けるも攻めあぐねてしまう。

  3R、お互いに接近戦でローを蹴り合う。水原はKENJIのパンチに合わせて前蹴り。終盤には打ち合いを見せる場面もあったが、決定打がないままゴング。判定2−0でKENJIが勝利した。

 試合内容に不満の表情を浮かべたままマイクを握ると、「倒したかったという思いが裏目に出てしまいました。去年からサバイバーが始まって1年ですが、KOで締めたいと思っていました。実はある賭けをしていて、負けたら坊主になる予定でした。内容は最悪でしたが勝ったので許して下さい。僕の坊主姿を見たい人もいると思うので、次も懸けて試合したいと思います」と、負けたら坊主頭マッチを引き続き行うことを約束した。




▼スペシャル・エキシビションマッチ 3分2R
−城戸康博(谷山)&久保優太(DC LAB. GYM)
※ノーコンテスト モラルに反する行為があったため
−山本優弥(青春塾)&石川直生(青春塾)

 4人ともK-1参戦経験者という豪華な顔ぶれとなったスペシャル・エキシビションマッチ。超ハイテンションの城戸は入場するやいなや、コーナーポストに上ると自分の脇毛をむしっては客席に投げるパフォーマンスで場内の笑いを誘う。

 1Rのゴングが鳴ると、まずは城戸と山本がミドルの蹴り合い。次に久保と石川の対戦になると、久保はカポエラキックを見せるなど大技で盛り上げる。

 2R、初顔合わせに興奮気味の石川と城戸は、ハイスパートのミドルの蹴り合いへ。時間を忘れて両者がひたすら蹴る中、山本は「早く変わって!」とタッチを要求。しかし、それに応じようとしない石川に打ち切れた山本はリングインすると、石川を攻撃。

  そこを慌てて久保が制止するも、石川と山本の餌食に合う。城戸も加わり、久保にドロップキック! すると、横たわる城戸に他の3人がストンピングの嵐! 

  城戸がボコボコにされて、白いブリーフ姿になったところで終了のゴング。モラルに反する行為があったためにこの一戦はノーコンテストとなった。

 マイクを握った石川は「次に追うべき目標が見つかりました。もうちょっとしたら発表できると思うので、楽しみにしていて下さい」とあいさつ。K-1ルールで二連敗中の石川の新たな目標とは一体!?




▼セミファイナル(第6試合) 70kg契約 Survivorルール 3分3R延長1R
○YOSHI(M&Jキックボクシング)
判定3−0 ※30−25、29−25、29−25
●ASH-RA(フリー)

  前回大会で田村陽典に秒殺KO勝利しているYOSHIが、かつてK-1 WORLD MAXに3度参戦し、今回がSurvivor初登場となるASH-RA(フリー)と対戦した。

 1Rから仕掛けたのはYOSHI。重たい左右のフックで攻める。ASH-RAはガードを固めながらも右ロー。徐々にペースを上げるYOSHIは、ワンツーをクリーンヒット! YOSHIがぐらつくと右フックでダウンを奪う。立ち上がったところでも、追加のダウンを奪った。

 2R、左ボディから右フックと上下に散らすYOSHIは、飛びヒザで3度目のダウンを奪う。しかし、ここからASH-RAが猛反撃。攻め疲れのYOSHIに左ローでダメージを与えていく。

 3Rには、ASH-RAが左右のローで攻め続ける。コーナーに詰めてはパンチの連打で追い込んだが、YOSHIは耐える。ASH-RAはハイキック、顔面への前蹴りとクリーンヒット。ここで終了のゴング。ASH-RAは盛り返すことが出来ず、3度のダウンを奪ったYOSHIが大差の判定で勝利した。


▼第5試合 70kg契約 Survivorルール 3分3R延長1R
○本村康博(AACC)
KO 2R16秒
●藤本 新(TEAM ICE)

▼第4試合 65kg契約 Survivorルール 3分3R
○栗原圭佑(DC LAB. GYM)
判定3−0 ※29−27、30−27、30−27
●チェ・ギュジン(韓国) ※デビュー戦

▼第3試合 Survivorアマチュアマッチ 2分2R
○鴻巣訓之(Ret's Fitness GYM)
判定2−0
●中村俊雄(小比類巻道場)

▼第2試合 Survivorアマチュアマッチ 2分2R
○塩見良太(DC LAB. GYM)
判定2−0
●荒川将宣(Ret's Fitness GYM)

▼第1試合 Survivorアマチュアマッチ 2分2R
△大川一貴(青春塾)
ドロー 判定0−0
△矢野雅浩(小比類巻道場)

▼オープニングファイト Survivorアマチュアマッチ 2分2R
○下山智之(クラウド秋山道場)
判定
●樫葉 俊(DC LAB. GYM)

 

 


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