ZUFFA
「UFC140 Jones vs Machida」
2011年12月10日(土・現地時間)カナダ・エアーカナダセンター
<主な試合結果>
▼メインイベント(第12試合)世界ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R
○ジョン・ジョーンズ(アメリカ/王者)
一本 2R4分26秒 ※フロントチョーク
●リョート・マチダ(ブラジル/元同級王者/挑戦者)
※ジョーンズが2度目の防衛に成功
3月にマウリシオ・ショーグンからタイトルを奪い、9月にクイントン“ランペイジ”ジャクソンを下して初防衛に成功しているジョーンズ。挑戦者リョートは昨年5月にショーグンに敗れて以来のタイトルマッチとなる。
1R、サウスポーのリョートにジョーンズは左ロー、右フックを打って前に出る。ジョーンズはバックスピンキックも見せるが、リョートは落ち着いて距離を取り、左ローを蹴って、左ストレートを打ち込む。ジョーンズは構えをサウスポーに変える。リョートはローから左ストレートで前に出るがジョーンズはバックステップでかわす。オーソドックスに構えを戻したジョーンズがパンチからロー。リョートも左の前蹴りからパンチをまとめる。そしてジョーンズのインローにリョートが左ストレートを合わせてパンチで前進! 一瞬、バランスを崩したジョーンズだったが、左ハイを蹴り返す。
2R、顔面前蹴り、インローを蹴るリョート。ジョーンズはじりじりとプレッシャーをかけてバックキック、左手を伸ばした状態から右ミドルを蹴り、バックヒジ打ち、片足タックルのフェイントを見せる。リョートはジョーンズの蹴り足をキャッチして左ストレートから前進。ジョーンズもそこにヒザ蹴りを狙う。そしてリョートのジャブにジョーンズがカウンターの右ストレート! これでリョートを下がらせて、ジョーンズがタックルでリョートをテイクダウンする。
ハーフガードで上になったジョーンズはリョートの顔面にヒジ打ち! ジョーンズがフロントチョークを狙うが、リョートも金網を背にして立ち上がる。ここで額をカットしたリョートにドクターチェックが入る。再開後、ジョーンズは組んだ状態からリョートのボディにヒザ蹴り、離れ際にヒジ打ち。距離が離れるとジョーンズはサウスポーに構えて、リョートの左ストレートにジャンプして飛び込むような左のカウンター! これでリョートが崩れ落ち、必死にジョーンズにタックルを仕掛ける。ジョーンズはそれを切って、リョートを金網まで詰めると、立った状態でフロントチョーク! これでリョートが失神! ジョーンズがリョートを絞め落として2度目の防衛に成功した。
▼セミファイナル(第11試合)ヘビー級 5分3R
○フランク・ミア(アメリカ)
一本 1R3分38秒 ※アームロック
●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
両者は3年前に対戦しており、この時はミアがパンチによるTKO勝利を収めている。ノゲイラにとってはリベンジマッチとなる一戦だ。
1R、サウスポーのミアにノゲイラが鋭いジャブを突いて右ストレート、片足タックルから組みつく。ミアはノゲイラを金網に押し返してヒザ蹴り。ミアがノゲイラをテイクダウンするが、ノゲイラはハーフガードから脇を差して立ち上がる。ノゲイラはそのままミアを金網に押し込み、クリンチの状態からミアの顔面に右ヒジ、ヒザ蹴り! 距離が離れるとノゲイラが右ストレートから左! この連打でミアが倒れ、タックルでテイクダウンを狙う。
ノゲイラはそれを切りながらフロントチョーク! ミアは自分の体を回転させながら、上のポジションを取ってアームロック! 2人はポジションを激しく入れ替えるが、最後はミアがアームロックを極め、ノゲイラが右腕を負傷し、レフェリーが試合をストップ! ノゲイラがキャリア42戦目にして初めての一本負けを喫した。
▼第10試合 ライトヘビー級 5分3R
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
TKO 1R3分15秒 ※レフェリーストップ
●ティト・オーティズ(アメリカ)
1R、サウスポーのホジェリオに対して、ティトが前に出て右ミドルから左フック。ホジェリオも左ストレートから右フックを返す。ティトは片足タックルでホジェリオを金網まで押し込むが、ホジェリオがそのタックルを切り、離れ際に左フック! そしてティトのボディに左のヒザ蹴り! これでティトが崩れ落ち、ホジェリオはティトの顔面とボディにパンチとヒジ打ちを連打! ティトの動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。
▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○ブライアン・エバーソール(アメリカ)
判定2−1 ※29−28、28−29、29−28
●クロード・パトリック(カナダ)
▼第8試合 フェザー級 5分3R
○ジョン・チャンソン(韓国)
TKO 1R7秒 ※レフェリーストップ
●マーク・ホーミニック(カナダ)
※今大会の模様は12月14日(水)23:00よりWOWOWライブにて放送
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