4月4日(日)、福岡市民体育館でアテネ五輪の代表選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権が行われた。
トーナメントの66kg級にコンテンダーズや柔術で活躍している小室宏二(了徳寺学園)が出場。トーナメントを制した内柴正人(旭化成)と一回戦で対戦し、敗れた。
この階級には日本にまだ五輪出場権がなく、5月に開催されるアジア選手権で出場枠を獲得しなければならない。そのため小室の五輪出場は事実上、消滅したという状況である。
また2000年ADCC日本予選で優勝し、高瀬大樹(フリー)とも親交の深い矢崎雄太(了徳寺学園)も90kg級に出場。こちらも優勝を果たせず、五輪への切符を逃した。
各階級の優勝者
60kg級 野村忠宏(ミキハウス)
66kg級 内柴正人(旭化成)
73kg級 高松正裕(筑波大学)
81kg級 塘内将彦(旭化成)
90kg級 飛塚雅俊(了徳寺学園職)
100kg級 井上康正(綜合警備保障)
100kg超級 生田秀和(綜合警備保障)
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