5月22日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 MMA』(仮称)の正式名称は、現在まだ決定されていない。『K-1
MMA』はあくまでも仮称で、今後、ファンからの名称公募などもする予定だ。
コンセプトである「格闘技世界一決定戦」は、70〜80年代にアントニオ猪木が異種格闘技戦を行う際に使っていた大会名でもある。「ブームを巻き起こした格闘技世界一決定戦を、現代に蘇らせる。21世紀版のものにしたい」と谷川プロデューサー。「私がPRIDEを手伝っている時から、やりたかったコンセプトでもある。ダイナマイトのようなものだと思ってください」。
そのコンセプトに合わせるため、K-1の真骨頂でもあるトーナメント戦は年内には行わず、各大会では異種格闘技のワンマッチ8〜10試合を組んでいくことにしたという。一時、谷川プロデューサーが口にしたGP開催は、来年以降に持ち越しということになった。ルールに関しては新潟大会のMMAルールを基本に若干の修正を加える方向。そのオフィシャルルールに加えて、出場するボクサーなどの選手によって、特別ルールも随時考えていく方針だ。
MMAシリーズは年4回、春夏秋冬に開催していく予定だが、「夏にダイナマイト、秋にスペシャルイベントをやるので今年は2回になる可能性もある」という。秋のスペシャルイベント、または年末には「ヒクソン・グレイシーを目玉にしたい」とも。
さらに、谷川プロデューサーは「極真会館にも協力してもらいます。世界大会に出場した選手は、K-1ルールよりも総合ルールに興味を持っているようなので、出たい人がいるようです。フランシスコ・フィリォもやると思いますよ」とぶち上げた。「藤田選手VS極真空手といったカードも組んでいきたい」と、伝説の猪木VSウィリー・ウイリアムスを髣髴させるプランも明らかに。
テレビ中継に関しては、基本的に当日のゴールデン(またはプライム)タイムに放映する。
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