5月22日(土)さいたまスーパーアリーナで旗揚げ戦が決定した『K-1
MMA』(仮称)のカードについて、谷川プロデューサーは次のように語っている。
まず、大晦日に対戦して判定問題を巡ってノーコンテストとなったアレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ)VS中邑真輔(新日本プロレス)については、「ほぼ決定」とのこと。「最終的に新日本の上井さんと話をするが、僕らは異存なし」と受けて立つ構え。
噂で浮上しているボブ・サップ(チーム・ビースト)VS藤田和之(猪木事務所)に関しても、猪木事務所との話し合い次第。K-1としてはOKです」としている。“いつ何時、誰の挑戦でも受ける”がモットーの藤田が、この呼び掛けに応えるか?
しかし、谷川プロデューサーは「藤田選手はK-1チャンピオンとの対戦を要求しているので、違う選手になるかも」とも。そこで名前が浮上したのが、マーク・ハントとジェロム・レ・バンナである。
「ハントは総合もやる気持ちがあるので、5月のMMAか7月のK-1で復帰します。PRIDEから声を掛けられていると聞きますが、契約期間中なので違反になります。もし、ハントがPRIDE
GPに出たら大金をK-1に払わなくてはいけない契約なので、それはないでしょう」と、噂されるPRIDE参戦については否定。
「バンナは6・19パリ大会での復帰の予定もあるが、まだ微妙です。これからドクターと相談しますが、負傷したのが腕なので、打撃よりも組み技のほうが復帰戦はいいかもしれない。逆にアーツは負傷したのが首なので、また総合で首を痛めたら長期欠場になってしまう可能性がある。だから、アーツの復帰戦はK-1ルールで6・6名古屋になるかも。二人とも6〜7月を目処に復帰戦を考えています」。
また、今後の展開としては、格闘技世界一決定戦の原点に還るという意味で、藤田VS極真空手といったカードも組んでいきたいとのこと。
|