【PRIDE武士道】中村カズが師・吉田越えを宣言

　5月20日（木）都内の梅が丘にある吉田道場で、5・23『PRIDE武士道　其の参』に出場する高瀬大樹（フリー）、中村和裕（吉田道場）、長南亮（フリー）の3選手が公開練習を行った。

　K-1戦士でもあるハリッド・“ディ・ファウスト”を迎え撃つ中村は、打撃の練習に余念がなかった。長南とのスパーリングでは、お互いに8割を超える力の打撃をヒットさせ、ヒートアップ。“マス・スパーが出来ない男”の本領を発揮して、場を殺伐とさせた。練習に参加していた渡辺悠太（Gスクエア）にも、容赦のないパウンドの豪雨を降らせ、「打撃系柔道家」への変身ぶりを披露している。

　ボクシング特訓の成果は確実に出ていた。ロングフックばかりではなく、ショートのパンチでも切れを見せ、体つきも絞られて以前とは別人のよう。「吉田さんを越えるような試合をする。誰もが認めるような試合をやりたい」と、気合いの入ったコメント。

「前回のドス・カラスJr戦では、相手を舐めすぎた。今回は相手を評価しているので、心の隙は全くない」と気持ち的にも、前回とは違う事を強調した。

※この日のスパーリングの模様は「クローズアップ！」にて公開中！

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