6月20日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『PRIDE GP 2004 2nd ROUND』で吉田秀彦(吉田道場)と総合デビューを果たすマーク・ハント(リバプール・キックボクシングジム)の囲みインタビューが行われた。
グラウンドだけじゃない。総合デビュー戦に向けて、ハントはそのパンチ力、ボクシングテクニックにさらに磨きをかけていた。ハントはニュージーランドのアテネオリンピック代表のヘッドコーチであるクリス・マーティン氏をトレーナーに招き、毎日午前中は打撃練習に力を注いできた。
ハントが最後に試合をしたのは2002年末のジェロム・レ・バンナ(ボーアボエル&トサジム)戦。すでに1年半の月日が流れている。その間、ハントが何もしていなかったわけではない。総合の練習と平行して打撃の練習は常に積んできたはずである。打撃系ファイターが総合に進出するとなると、どうしても寝技やレスリング技術に注目しがちだが、今回のハントに関してはあえて「打撃のレベルがどれだけ上がったか?」に注目してみるのも面白いはずだ。
≫過去のPRIDEファイターのスパーリング映像
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)
『武士道 其の壱』 グレイシーチーム
ホイス・グレイシー(ホイス・グレイシー柔術アカデミー)
高瀬大樹(フリー)、長南亮(フリー)、中村和裕(吉田道場)
|