2005年9月9日(金)、東京・P'sLAB東京で、10・2パンクラス『PANCRASE 2005 SPIRAL
TOUR』横浜文化体育館大会の対戦カード決定記者会見が行われ、パンクラス尾崎社長、近藤有己、金原弘光が会見に姿を見せた。
「U系最後の団体であるパンクラスに参戦できて光栄に思います。まさか自分がパンクラスのリングに上がれるとは思っていなかったので、とてもうれしく思います」と、パンクラス初参戦の喜びを述べた金原。続けて「そこで近藤選手と戦うことになり、これ以上のよろこびはありません。今まで自分がやってきた14年間のすべてを近藤選手にぶつけます」と、現王者である近藤との対戦への思いを語った。
対する近藤も「今まで同じ時代に格闘技・プロレスをやってきたにも関わらず、金原選手とは接点がなかったんですが、こうして接点を持つことが出来てうれしく思います。最高の試合をしたい」と、リングス最後のエースとの対戦に気持ちを高ぶらせていた。以下、記者との質疑応答。
――どういった敬意で金原選手の参戦が決まったんですか?
尾崎社長 近藤×菊田戦が流れた時点で、どうしようと思っていた時に、金原選手がパンクラスに参戦の意志があることを聞いて、金原選手が対戦相手の候補に上がっていました。そこで近藤の方からも「金原選手と戦ってみたい」という要望がありまして、僕個人としてもこれならファンによろこんでもらえるカードになるなと思いました。タイミングがあって、時期がちょうど一致したんだと考えています。
金原 人と話をしている時に、「近藤選手の相手が決まってないみたいだよ」と聞いて、「だったら僕が空いているのにな」って言ったのが、パンクラス関係者の耳に入ったみたいで(笑)。ようはちょうどいいタイミングがあって、縁があったということです。
――パンクラスという団体にどんな印象を持っていますか?
金原 僕がUインターにいた時に(パンクラスが)旗揚げして、旗揚げ戦も見に行ったんですよ。すごい団体だなと思っていたし、いつかは上がってみたいなと思っていました。U系の団体はほとんど無くなってしまいましたけど、パンクラスさんだけはまだ残っている団体ですから。
――お互いどんな印象を持っていますか?
金原 百戦錬磨のチャンピオンで、日本屈指のストライカーだと思います。僕の持っているものを出し切って挑みたいと思います。
近藤 穴がない、オールラウンドなイメージがあります。僕も持っているものをすべてぶつけてやってみたいと思います。
――今回、ノンタイトル戦になったのは?
尾崎社長 ライトヘビー級はランキングも稼動しているので、今回はノンタイルということになりました。
金原 近藤選手と戦うだけで光栄です。僕自身もいきなりタイトル挑戦はいいことじゃないと思いますし。
――継続参戦は考えてますか?
金原 オファーがあれば。まだベルトを巻いたことがないんで、いずれはタイトルマッチに辿り着きたいですね。
●会見後の金原の囲み取材
――最近はどこで練習されているんですか?
金原 色々あちこち回っています。
――体重は何kgですか?
金原 92kgくらいですね。試合までにあと2kg絞って。
――一時はPRIDEウェルター級GPの参戦の話もありましたが
金原 自分は83kgは無理ですね。若かったら落ちるかもしれませんけど、90kg以下くらいでやっていきたいです。
――パンクラス参戦にあたってどんな反響がありましたか?
金原 本当、最近決まったことなんで、周りの人間はほとんど知らないです。
――注目の一戦になりましたが、何をお客さんにアピールしたいですか?
金原 それは逆にお客さん次第だと思いますよ。僕自身、そういう意識はないですけど、リングス×パンクラス、Uインター×パンクラスという見方をされても構いませんし。
――HERO'S韓国大会の出場予定選手として名前が挙がっていましたが
僕も今日知りました(笑)。
――パンクラスとの連戦はありそうですか?
金原 フリーなんでたくさん試合をしたいです。
――これまではPRIDEが主戦場になっていましたが、今後はHERO'Sが主戦場に?
金原 それはその都度オファーをいただいたリングで戦います。
――前田さんには報告しましたか?
金原 はい。「試合が決まりました」と報告したら、「よかったやんけ」と。
パンクラス「PANCRASE
2005 SPIRAL TOUR」
2005年10月2日(日)横浜文化体育館
開場16:00 開始17:00
<追加対戦カード>
▼ライトヘビー級 5分3R
近藤有己(パンクラスism/同級王者)
VS
金原弘光(U.K.R/初参戦)
▼ウェルター級 5分3R
北岡悟(パンクラスism/同級1位)
VS
カーロス・コンディット(アメリカ/ファイターズ・イン・トレーニング)
▼ヘビー級 5分2R
セハク(和術慧舟會RJW/同級2位)
VS
桜木裕司(掣圏会館)
<対戦カード>
▼ヘビー級 5分3R
高橋義生(パンクラス)
VS
ケステゥシャス・アルボーシャス(ラトビア士道館)
▼出場予定選手
高阪剛(チーム・アライアンス/現スーパーヘビー級王者)
佐藤光留(パンクラスism)
<チケット料金>
VIP(最前列のみ)16,000円 SS席13,000円 RS-A席8,000円
RS-B席6,500円 2F-A席10,000円 2F-B席6,000円 3F席5,000円
※当日券は上記の券種すべて500円増し。
※VIP席は、パンクラス電話受付のみでの販売。
<チケット発売所>
イープラス=http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
楽天チケット=http://ticket.rakuten.co.jp/pancrase/
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード594-040)
ローソンチケット=0570-00-0403(Lコード34444)
CNプレイガイド=03-5802-9999
後楽園ホール=03-5800-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
大山アメリカン=03-3962-6443
レッスル池袋=03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン=03-3221-6237
水道橋・マニア館=03-5276-0304
アイドール新宿=03-3371-5211
ファイター=03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋=03-3265-4646
チケット&トラベルT-1=03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館=03-3512-2080
イサミ尚武堂=03-5214-6487
ゴールドジム=03-3645-9434
パンクラス=03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。
<お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815
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