11月11日(金)東京・青山のDSE事務所で行われた『U-STYLE
Axis』(11月23日・有明コロシアム)の記者会見後、榊原社長が緊急記者会見を行った。
内容は一部スポーツ紙に掲載された『大晦日で吉田秀彦VS小川直也が決定的になった』という記事に対するもので、榊原社長は怒りを露にした。
「一部の心無い新聞報道によって、我々が時間をかけて積み上げてきたもの、選手、関係者、主催者が実現のために動いてやってきた事を台無しにされた」と榊原社長は言い、「契約が完了している事を取材して抜かれるなら報道の自由と言えるが、契約が終了していない状況で抜かれた事によって、事態は完全に後ろへ向かって進んでいます。もし、実現しないような事があれば、裁判や損害賠償を含めて法的な措置をとる。実現して初めてファンやマスコミの皆さんにとって実りのあること。報道の自由があるというのなら、今回の事は報道の名を使った暴挙。窓口としてのDSEの信頼が失墜した」と憤慨。
榊原社長は今回の報道により、「7〜9割決まりかけていたものが、実現するかどうか五分五分まで落ちてしまった」と大晦日『男祭り2005』での吉田VS小川の実現が微妙になったと明かし、「実現させるべく精一杯頑張って動きたい。50%が0になるのか、それとも100になるのか分からないが、土曜日と日曜日で雌雄を決したい。場合によっては別々の試合を組むか、両方とも出ない事も考えられる。最終調整に向けて大切な時期だったんですが…」と無念の表情で語った。
吉田秀彦VS小川直也の“世紀の一戦”が実現するかどうか、明日・明後日で劇的な伸展を遂げるのか? このような事で、ドリームカードが消滅するような事態は避けて欲しいところだが…。
DSE「PRIDE男祭り2005」(仮)
2005年12月31日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
<決定対戦カード>
▼PRIDE GP2005 ライト級トーナメント決勝戦
五味隆典(木口道場レスリング教室)
VS
桜井”マッハ”速人(マッハ道場)
▼PRIDE GP2005 ウェルター級トーナメント決勝戦
ダン・ヘンダーソン(チーム・クエスト)
VS
ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジリアン・トップチーム)
<出場予定選手>
桜庭和志(高田道場)、吉田秀彦(吉田道場)、エメリヤーエンコ・ヒョードル(レッドデビル)、ミルコ・クロコップ(チーム・クロコップ)、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップチーム)、ヴァンダレイ・シウバ(シュートボクセ・アカデミー)、マウリシオ・ショーグン(シュートボクセ・アカデミー)
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