80年代後半から90年代前半にかけてムエタイの超スーパースターとして君臨、現役時代はムエタイの二大殿堂ルンピニー&ラジャダムナンスタジアムで9本のベルトを獲得した“ムエタイ9冠王”チャモアペット・ハーパラン。
日本でも立嶋篤史、前田憲作、村浜武洋といった当時のトップ選手を軒並み撃破し、華麗かつ強力なテクニックは“神技”と謳われた。そのチャモアペット会長が主宰するジム「チャモアペット・ムエタイ・アカデミー」が6月9日付けで全日本キックボクシング連盟加盟ジムとなった。
「チャモアペット・ムエタイ・アカデミー」
〒120-0002 東京都足立区中川3-14-9
※JR常磐線「亀有」駅より徒歩7分
TEL=03-6912-0876
オフィシャルHP=http://www.chamuakpet-muaythai.com
●チャモアペット・ハーパラン経歴
1962年10月7日生まれ。80年、17歳の時に“天才児”と謳われたサーマート・パャクァルンを破り、ルンピニースタジアム認定ピン級(102ポンド)王座を奪取。その後、31歳でラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者を獲得するまで、7階級で前人未到の通算9本のムエタイチャンピオンベルトを手にしている。
日本のリングは全日本キックのビッグマッチに2度参戦し、当時トップの清水隆広、立嶋篤史にいずれも完勝。また、シュートボクシング王者の村浜武洋に2連勝、K-1のリングで前田憲作に勝利を飾ったこともある。キャリア後半にはプロボクシングに転向、数戦でPABA東洋太平洋王座に就き、WBA世界ランキングに名を連ねたこともある。リングネームのチャモアペットは、“ダイヤモンドの槍”の意味を持つ。
<タイトル歴> 獲得年月日/階級/対戦相手
@80. 8. 8 ルンピニー・ピン級(VSサーマート・パャクァルン)
A80.10.29 ラジャダムナン・ミニ・フライ級(VSキョーピット・チュワタナ)
B81.10.23 ルンピニー・ライト・フライ級(VSナーラック・シットクワンイム)
C82. 6.22 ルンピニー・フライ級(VSコントラニー・パャクァルン)
D83. 8.26 ルンピニー・バンタム級(VSソーンシン・シットヌンパヨーン)
E89. 2.22 ラジャダムナン・スーパー・バンタム級(VSワンピチット・ゲンノラシン)
F90. 3.29 ラジャダムナン・フェザー級(VSジャック・ギャット二ワット)
G94. 3.30 ラジャダムナン・スーパー・バンタム級(VSパイデーン・ルアサックジム)
H94. 7.27 ラジャダムナン・フェザー級(VSチャイデート・ギャットチャーンシン)
<日本での全戦績>
90. 9.28日本武道館 ○判定 清水隆広(正心館)
95. 1. 7東京ベイNKホール ○判定 立嶋篤史(習志野)
96. 1.27横浜文化体育館 ○判定 村浜武洋(シーザー)
98.11.14日本武道館 ○判定 村浜武洋(シーザー)
00. 3.19横浜アリーナ ○判定 前田憲作(チームドラゴン)
<お問い合わせ>
全日本キック=03−3365−1171
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