7月1日(土)都内ホテルにて、昨日の6月30日(金)横浜アリーナで開催された『K-1
WORLD MAX 2006〜世界一決定トーナメント決勝戦』で史上初の2度目の優勝を飾ったブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)の一夜明け会見が行われた。
ブアカーオは昨日と同じ、タイのプミポン国王在位60周年を記念した黄色いTシャツを着て、ダメージを感じさせない元気な姿で現れた。記念Tシャツは「今、タイではほとんどの人が着ている」とのことで、「国王の在位60周年にあたる記念の年にチャンピオンになって、ムエタイの強さ、威信を証明できたので誇りに思う」と胸を張る。
昨夜、試合後は興奮してなかなか寝付けず、仲間と一緒にボーリングへ行ったそうだ。ブアカーオ本人は「まあまあのスコアだった」と言ったが、一緒に行った仲間によると「80点くらい。ガーターの連続で試合みたいに上手くいきませんでしたね(笑)」とのこと。ブアカーオの優勝を知っていたファンもいて、ブアカーオを発見すると「拍手をしてくれました」という。その後は疲れてやっと眠りにつき、「夢も見なかった」。
大きな怪我もなく「痛いところがあるのは、試合が終わったら当たり前」と涼しい顔。「ずっともう一本ベルトが欲しいと思っていたので、目標が達成できて嬉しいし、誇りに思います」と夢がかなったことに喜びを感じていた。
昨日のトーナメントを振り返り、「自分としては魔裟斗がサワーよりも実力的には上なので、魔裟斗が上がってくるかと予想していた。でも、去年のリベンジが出来たし、自分としてはサワーが上がってきてくれて逆に嬉しかったよ」という。もし魔裟斗が上がってきていたら? との質問には、「苦戦したかもしれないけれど、魔裟斗は初戦で足を痛めていたのでそうはならなかったと思うよ」と一蹴。
スタイルがパンチ主体に変ったことについては、「4月の試合が終わってから、会長とトレーナーが改正されたルールに対応できるプログラムを作ってくれたんです。それに、みんな僕のキックは見飽きていたと思うので、パンチを強くしてきました」と笑う。パンチの強化方法は「とにかくキックを使わず、パンチの数を(サンドバックやミットに)打ち続けました」という方法だった。
家族にはまだ優勝の報告はしておらず、賞金20,000,000円の使い道も決めていない。タイの公務員の初任給は25,000円、大卒で一流企業に就職しても30,000〜40,000円とのことで、タイの物価を考えると破格の金額。ブアカーオは「半月で使おうと思えば使えるけれど…」と笑いながらも、「今は充分に暮らせる家もあるし、プラムックジムも充分な練習が出来る環境なので使い道はない。特に欲しいものもないし、貯金します」と堅実である。
次回の試合については、「特にやってみたい相手はいない。誰とでも闘う。次の試合は会長と相談して決めます」と明言はしなかった。しかし、今後の目標として「今のMAXはレベルが上がってきているので、何とも言えませんが、誰も成し遂げていない連覇はやってみたい。今後の目標はそうなるでしょう」と、史上初の2度目の優勝に続き、前人未到の二連覇を目標に掲げた。
TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2006〜世界王者対抗戦〜」
2006年9月4日(月)東京・有明コロシアム
開場17:00 開始18:00
<出場予定選手>
調整中
<チケット料金>
SRS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売所>
●デジタル先行発売 6月30日(金)10:00〜
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com
i-mode K-1オフィシャルサイト
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
●番組先行発売
6月30日(金)TBS系列28局ネット 21:00〜22:54放送内
●一斉発売 調整中
<お問い合わせ>
・チケットに関するお問い合わせ
株式会社キョードー東京=03-3498-9999
・大会に関するお問い合わせ
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