2月5日(日)東京・新高輪プリンスホテルにて前日・さいたまスーパーアリーナで開催された『K-1
WORLD MAX 2006〜日本代表決定トーナメント〜』の一夜明け会見が行われ、谷川プロデューサーと佐藤嘉洋が出席した。
「今年一発目の大会で、満員の観客の中で開催することが出来ました」と今大会を振り返った谷川プロデューサー。
大会前の大方の予想通り、佐藤が優勝し「日本人選手に厚みが増えた。今までの日本代表決定トーナメントの歴代チャンピオンでこれだけ無傷で、けろっとしてるのは見たことがない」と谷川Pは笑顔で佐藤を褒め称えた。
また、準優勝のTATSUJIに関しては「本来この会見に来る予定だったが、佐藤選手に蹴られた足がひどく歩ける状態ではない」と谷川Pは語り、「本人の努力、マッチメーク、練習環境しだいでいい選手になれる」とポスト・魔裟斗としてTATSUJIにも期待を寄せた。
以下、佐藤は記者との質疑応答に応えた。
――昨晩はどのようにすごされたんですか?
恵比寿で打ち上げをしまして、3時すぎまでワイワイしてました。叙々苑でおごる約束をしていたのですが、40人はさすがに無理でした(笑)余ったお金で中部電力に投資しようかなと思います。
――世界大会の概要が発表されましたが
世界のトップレベルの選手を集められるのはK-1 MAXだけ。そのスタートラインに立てたのは嬉しいですね。去年はカラコダに負けて、回りまわった感じです。負けたことでプラスになった感じです。あそこで反省して、このままではK-1に通用しないと認識したのでよかった。
――ベルトを持ってどうですか?
久しぶりで気持ちいいですね。
――魔裟斗選手はどう思いますか?
華やかさでは負けるけど、実力では強い、というのはないです。ライバルがいなさそうなのでライバルと認められるようになりたいですね。日本人選手としては凄いと思います。
――練習はいつから再開しますか?
会長には「今週木曜から来なさい」と言われました。日本トーナメントに満足なら休んでいいよ、と言われましたね。
――強化したいところはありますか?
全部です。フィジカル面、体の芯の筋肉、馬力をつけていかないと駄目ですね。
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