7月1日(土)都内ホテルにて、昨日の6月30日(金)横浜アリーナで開催された『K-1
WORLD MAX 2006〜世界一決定トーナメント決勝戦』で史上初の2度目の優勝を飾ったブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)の一夜明け会見が行われた。会見後には谷川プロデューサーが姿を見せ、「ブアちゃん、おめでとう」とブアカーオを祝福、大会を総評した。
「視聴率は月曜日にならないと分かりませんが、昨日は招待券も出せないほど実券が出ました。9月の世界王者対抗戦へ向けて、マッチメイクがしやすい」谷川プロデューサーは嬉しい悲鳴を挙げる一方、「魔裟斗選手は休んだ方がいい。12時過ぎに関係者に電話したが、誰にも繋がらず連絡は取れていませんが、周りに聞くとショックはあるだろうなという気がします。大晦日は出てもらいたいですが、去年の大晦日から働いてもらったのでしばらく休んでもらいたい」と、休養勧告を行った。
「僕の見たところ、魔裟斗は凄くリキんでいた。特に上半身。優勝したブアカーオと比べたら、3〜4倍は疲れる闘い方をしていたように思う。パンチを意識していて、いつもの魔裟斗なら蹴りがもっと出ていたでしょう。これだけレベルが上がると、1回目や2回目よりバリエーションに富んだ選手が凄くいるので、パンチに磨きをかけるのも大事ですが、ブアカーオを倒すためにタイ人と練習するとかが必要」と指摘。
優勝したブアカーオについては、「カラコダに開幕戦でやられてから、パンチが急激に強くなっていましたね。あれはカラコダがアシストした形ですよ」と評価。「9月の相手は難しい。差が凄くあるので。クラウスが苦手だと思うけれど、クラウスがいま下がっているので、機が熟していない」と、ブアカーオの相手に適した選手がいないと語るが、「僕はSHINOBUがいいと思う。開幕戦でサワーをあそこまで追い詰めたんだから」と、“SHINOBU”ツグト・アマラを指名した。
他のカードについては、「ワンマッチで見てみたい新しい選手が出てきた。ザンビディス、レミーガも出て来るし、クラウスにも頑張って欲しい。19歳のキシエンコとカラコダは強いですね。TATSUJIはもうひと山越えないといけないと思うので、次はベスト8ファイターと組みたい。そこで経験を積んで、来年の日本トーナメントに繋げて欲しいですね。佐藤選手はブアカーオぐらいとしか当たっていないので、クラウス、ドラゴ、サワーと夢のカードがまだある。それに、日本人の新しい選手が9月には出て来るし、1年がかりでやりたいと言っていた選手が出てきます。ボビーの弟も出たいと言っていました」と、人材豊富なMAXだけにカードのやりくりには一苦労だ。
「まだメインは誰になるか分かりませんが、ブアカーオかコヒか佐藤、武田選手にももっと頑張って欲しいですね。本当はコヒVS佐藤をやりたかったんですが、二人とも負けたので外国人との対戦にします」とのプラン変更も。
しかし、オープニングファイトで衝撃を残したヨーセングライについては、「あれは触らぬ神に祟りなしですねぇ」と苦笑い。「タイ人が増えるのは問題です。多くて二人まででしょう。タイ人ばかりになっちゃいますよ」と、ムエタイには「規制をかけたいと思う」ことを明らかにした。「個人的にはブアカーオとムエタイ同士の対戦も見てみたい」と、“タイ最強決定戦”のプランも。
さらに、今後MAXに上げたい選手の筆頭として「シュートボクシングの宍戸(大樹)くんを出してみたい」を、SBのエースを指名。また、新日本キックボクシング協会の日本ライト級チャンピオン石井宏樹にもラブコールを送った。
TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2006〜世界王者対抗戦〜」
2006年9月4日(月)東京・有明コロシアム
開場17:00 開始18:00
<出場予定選手>
調整中
<チケット料金>
SRS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売所>
●デジタル先行発売 6月30日(金)10:00〜
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com
i-mode K-1オフィシャルサイト
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
●番組先行発売
6月30日(金)TBS系列28局ネット 21:00〜22:54放送内
●一斉発売 調整中
<お問い合わせ>
・チケットに関するお問い合わせ
株式会社キョードー東京=03-3498-9999
・大会に関するお問い合わせ
皆EG=03-3796-5060
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