8月26日(土)東京・両国国技館で行われる、MARS実行委員会「MARS 04 NEW DEAL」の会見が行われた。
会見には天野勇気プロデューサーが出席し、一部対戦カードを発表した。
記者との質疑応答を終え、会見も終わりにさしかかったところで事件は起こった。DEEP・佐伯代表が突然会見場に乱入してきたのだ。
7月21日(金)新宿FACEで開催されたトリニティ主催『MARS ATTACK 01』でMIKU(富山クラブ・バーバリアン)とカリーナ・ダム(ブラジル)の試合で、2日前に聞かされたというポイント制のルールに泣かされたMIKUが試合に負けたことに不満を持つ佐伯代表。MIKUを送り込んだ当事者だけに怒りの表情は隠し切れない。
「今日は喧嘩しに来たんじゃない。普通に話をしに来ました。そっちサイドは話し合う余地がないと言っているので。僕の方もマスコミから情報が入り、『今日会見がある』と聞いたので来ました。
僕は“結果を覆せ”と言ってるわけではないんで。あの試合で納得いかない部分もあるし。レフリーとか判定とか今旬の時期なので、あえて言わせてもらいます。あのレフリングに関しては納得いかないです。それをやっている全責任はあなた(天野P)のものですよ。それに関しては受け止めて欲しいですし、無茶なことを言うつもりはない」と前回の試合に関しての不満を天野Pにぶつけ、8・26の両国大会でMIKUとカリーナ・ダムの総合ルールでの再戦を訴えた。
続けて「前のポイント制のルールじゃないですよ。ちゃんとしたバーリートゥードルールで。その条件を飲んでくれたら、こっちもある程度の条件は飲むんで。喧嘩腰ではなく、プロ同士の話し合いとしてお願いにきました。
正直言いたいことはいっぱいありますよ。ここまで感情的になるのは当たり前ですよ。責任持ってこっちとしては選手を出してるんですから。とりあえずカードの方は変えないで下さい。答えをどう出していくかによって、僕の今後の対応も考えます」とコメントを残し、佐伯代表は一緒に同行していた鬼木貴典(Team Roken)と会見場を後にした。
MIKUとカリーナ・ダムの再戦は実現するのか? DEEPとMARSの全面対決の火種と化すのか? 佐伯代表の発言を受けてのMARS実行委員会の正式コメントは後ほど出される予定である。
MARS実行委員会
「MARS 04 NEW DEAL」
2006年8月26日(土)東京・両国国技館
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
▼-83kg以下級トーナメント1回戦 総合ルール 5分3R
バスティアン・レイエン(オランダ/タツジン・ドージョー/2005年度シュートグラップリング−83kg欧州王者)
VS
三原秀美(日本/総合格闘技道場コブラ会/ADCC 2005 日本代表)
▼無差別級 総合格闘技ルール 5分3R
ビッグジム・ヨーク(オーストラリア)
VS
高森啓吾(日本/SAMURAI SWOAD)
▼無差別級 総合格闘技ルール 5分3R
イ・サンス(韓国)
VS
ビタリー・シュメトフ(ロシア)
▼-70kg契約 総合ルール 5分3R
ソン・オンシク(韓国)
VS
熊谷真尚(日本/禅道会浜松支部)
▼-92kg契約 キックルール 3分3R
コウイチ・ぺタス(日本/ザ・スピリットジム)
VS
ソル・ボギョン(韓国)
▼-83kg契約 キックルール 3分3R
松本勇三(日本/松本道場)
VS
馬場伸孝(山木ジム)
<出場予定選手>
▼-83kg以下級トーナメント
レオナルド・”チョコレート”・ナシメント(ブラジル)
ブライアン・ラフィーク(フランス)
ダニエル・タベラ(スペイン)
ジョン・マイケル・コロシ(アメリカ)
べ・ミョンホ(韓国)
▼ワンマッチ
エディ・アルバレス(アメリカ/MFCウェルター級王者/リアリティ・ファイティング)
マルセロ・ブリッド(ブラジル)
ホドリゴ・ダム(ブラジル/ブラジリアン・ファイティング・シンジケート)
カリーナ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)※ホドリゴの妹
<チケット料金>
SRS席 20,000円/RS席 15,000円/SS席 10,000円/A席 5,000円/B席 3,500円/自由席 2,000円
<チケット発売場所>
キョードー東京
チケットぴあ(Pコード:807−977)
ローソンチケット(Lコード:32905)
CNプレイガイド
イープラス
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<お問い合わせ>
(株)トリニティ内 MARS事務局 03−3368−3355
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