▲(左から)弘中邦佳、矢野卓見、MARS・天野勇気チーフプロデューサー、渋谷修身、田村彰敏
2006年2月4日(土)東京・有明コロシアムで行われる、GCMコミュニケーション『MARS(マーズ)』旗揚げ戦の会見が東京・中野のマルプロジムで行われ、出場する弘中邦佳、矢野卓見、渋谷修身、田村彰敏とMARS・天野勇気チーフプロデューサーが出席した。
天野Pは5つの追加対戦カードを発表した。まず、修斗のトップファイターである弘中は、アメリカMFCのリングを中心に活躍しているチームクエストのシュルツと対戦。実力者同士の対決となった。「昨年末のD.O.Gのリングで劇的な復活勝利を果たした弘中が、MARSの舞台でも素晴らしい活躍を見せてくれる、と期待しています」と天野Pは弘中を激励した。
東洋の神秘と言われる矢野は、昨年12月のD.O.Gで日本デビューを果たしたADCC世界大会準優勝者で、ヒクソンの弟子のヤヒーラとぶつかる。グラップラー同士のマニア注目のカードとなった。
そして、渋谷と対戦するターレス・レイチは、パンクラスで驚異的な強さを見せたグスタボ・シムに海外の大会で一本勝ちしている強豪選手だ。「迎え撃つ渋谷も60戦以上のキャリアを持つ素晴らしい選手なので、楽しみな試合となる」(天野P)。
プロフェショナル修斗クラスAで活躍する田村彰敏はイアン・ラブランドと激突する。04年、タイで行われた素手で行う頭突きあり、投げ技ありの非常に危険な立ち技である「ミャンマーラウェイ(ミャンマー拳法)」の大会に出場した田村は、現地の選手に勝利を収めるという実力者。名門チーム・クエストの新鋭を相手にどんな試合を見せてくれるのか注目の一戦となる。
また、外国人同士の対戦では、フィンランドのミッコ・ルッポネンとフランスのアントニー・レアというヨーロッパのトップファイター同士の対決となった。「どちらとも、日本では知名度が低い選手かもしれないが、欧米では激戦区の階級で戦績も良く、評価も高い選手。世界水準の戦いを見せてくれる」と天野Pはこの一戦に対する思いを語った。
これで合計8試合が決定したが、「いずれも日本と世界の強豪同士がぶつかり合うコンセプト通りの高品質で純度の高い格闘技をお見せできると確信しております」と天野Pは今大会に自信をのぞかせ、あいさつを締めくくった。
この他にも3〜5試合、韓国の有望選手を含むカードを予定している。以下は、出場選手の意気込み。
弘中邦佳
「ライアン・シュルツ選手はチーム・クエストでレスリングベース。ダン・ヘンダーソンのようにパンチでガンガンくると思うので、圧倒されないで、呑みこまれないように試合をしていきたいと思う」
矢野卓見
「なかなか相手が決まらなかったので、今回オレの試合はないのか?と不安だった。相手の試合は見たことはないが、実績は凄いと思う。いい試合になればいいかな、と思います」
渋谷修身
「久しぶりの試合になるので、新しい渋谷修身を見せたい。対戦相手の動いてるところを見てないが、かなりの強豪だと思うので負けないように自分の試合をしたいと思う」
田村彰敏
「今回MARSに呼んでいただいて、男を上げるにふさわしい舞台だと思う。まだ相手の情報がなく、気持ちが乗り切らない部分もあるが、これから会見で気持ちを盛り上げていきたいと思う」
GCMコミュニケーション「MARS(マーズ)」
2006年2月4日(土)東京・有明コロシアム
開場16:30 開始18:00
<追加対戦カード>
弘中邦佳(アカデミアAz)
VS
ライアン・シュルツ(アメリカ/チーム クエスト)
矢野卓見(烏合会)
VS
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル/アタイジジュニア柔術)
渋谷修身(フリー)
VS
ターレス・レイチ(ブラジル/ノヴァ ウニオン)
田村彰敏(総合格闘技津田沼道場)
VS
イアン・ラブランド(アメリカ/チーム クエスト)
ミルコ・ルッポネン(フィンランド/Espoon Kehahait)
VS
アントニー・レア(フランス/エリート・トレーニングセンター)
<決定対戦カード>
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
VS
ヴィトー・”シャオリン”・ヒベイロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第7代修斗世界ウェルター級王者)
門馬秀貴(日本/和術慧舟會A-3)
VS
ホドリゴ・グレイシー(ブラジル/チーム ホイス・グレイシー)
浜中和宏(日本/チーム・イノキ)
VS
尾崎広紀(日本/和術慧舟會東京本部)
<チケット販売所>
全国チケットぴあ(Pコード594-740)
ファミリーマート(ファミポート http://www.family.co.jp/famiport/)
HERO’S オフィシャルサイト http://www.so-net.ne.jp/hero-s/
<お問い合わせ>
GCMコミュニケーション 03−3538−5801
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