11月12日(日)東京・後楽園ホールで開催された全日本キックボクシング連盟主催『Solid
Fist』の打ち上げパーティーが大会終了後、東京・ 水道橋の「ファイティングカフェ・コロッセオ」にて行われた。
パーティに出席した全日本キックボクシング連盟の金田敏男会長は、今大会メイン終了後に引退を表明した小林聡(藤原)について「これまでに全日本キックに尽くしてくれたので、もう(引退しても)いいんじゃないかという気持ちはある。これで終わりというなら、最後にもう1試合だけ引退試合として興行を組み、より強い選手とやらせたかった」とコメント。
連盟側としては、これから小林本人と藤原ジム・藤原敏男会長の見解を持って対処していくとした。
また、今大会を視察したタイ国ラジャダムナンスタジアムで毎週ムエタイ興行『スッグ・ダウルン・チューチャルーン』を開催するプロモーターのチューチャルーン・ラウィーアラムウェン氏(通称アンモー)もパーティーに出席。
トリプルメインイベント第2試合で、全日本ウェルター級王者・大輝(JMC横浜)がゲーンカート・チューワッタナ(タイ)をフルラウンド判定で勝利。
ラジャダムナンスタジアム公式ランキング入りを果たしている大輝が同スタジアムのウェルター級1位のゲーンカートに勝ったことで、大輝のラジャダムナンのタイトル戦挑戦の可能性についてアンモー氏に質問が挙がると、「タイにはまだ強い選手がたくさんいる。大輝には、元チャンピオンやランカーの2、3人とやってもらって、それからタイトル戦は考えたい。今の大輝がラジャダムナンの王者と闘っても、パーセンテージ的にも負けるだろう」と時期尚早の考えを示した。
アンモー氏の心を捉えたのは大輝よりも、むしろこの日のトリプルメイン第1試合に出場した大月晴明(AJKF)だった。大月は昨年12月、タイで初のKO負けを喫して以来の復帰戦となり、豪腕を振るい山本雅美(北流会君津)から判定勝利を収めた。
「大月はテクニックもあるし、試合運びもうまい。パンチで打ち合いにいくところがいいね。大月は普通じゃない。タイのランカーとやればいい試合をするだろう」とアンモー氏は大月にベタ惚れ。
2月には全日本キックのタイ遠征が決定しており、今後の打倒ムエタイ路線にますます注目が集まる!
全日本キックボクシング連盟/藤原ジム
「Fujiwara Festival〜藤原祭り2006〜」
2006年12月8日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:30
※オープニングファイト予定
<対戦決定カード>
▼メインイベント 58kg契約サドンデスマッチ3分3R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)
VS
岩切博史(月心会/同級5位)
▼セミファイナル 全日本スーパー・ウェルター級ランキング戦サドンデスマッチ3分3R
濱崎一輝(シルバーアックス/同級2位)
VS
山本優弥(青春塾/同級3位)
▼スペシャルエキシビジョンマッチ
藤原敏男(藤原)&渡辺久江(フリー)
VS
現在調整中
▼58kg契約 サドンデスマッチ3分3R
前田尚紀(藤原/全日本フェザー級3位)
VS
遠藤智史(AJ/同級7位)
▼全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R
藤牧孝仁(はまっこムエタイ/同級3位)
VS
海戸 淳(SVG/同級7位)
▼全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R
金 統光(藤原/同級4位)
VS
湟川満正(AJ/同級2位)
▼ミドル級 サドンデスマッチ3分3R
中村高明(藤原/同級1位)
VS
小塚龍司(勇心館)
※3R数試合を予定
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席10,000円
S席7,000円 A席5,000円
※当日券は各席1,000円増し。
<チケット販売所>
全日本キック=03−3365−1171 http://www.aj-kick.com
藤原ジム=03−3805−1457
チケットぴあ
後楽園ホール
<お問い合わせ>
全日本キック=03−3365−1171 http://www.aj-kick.com
藤原ジム=03−3805−1457
●全日本キックボクシング連盟 2007年度・大会スケジュール
1月4日(木)後楽園ホール
3月9日(金)後楽園ホール
4月15日(日)後楽園ホール
5月11日(金)後楽園ホール
7月29日(日)後楽園ホール
8月25日(土)後楽園ホール
9月29日(土)後楽園ホール
11月18日(日)後楽園ホール
12月7日(金)後楽園ホール
※新宿FACE大会、横浜赤レンガ倉庫大会(はまっこムエタイジム)、その他追加大会予定
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