2月5日(月)東京・有明コロシアムで開催されるTBS/FEG主催『K-1 WORLD MAX 2007〜日本代表決定トーナメント〜』の直前記者会見が、前日の4日(日)東京・赤坂のTBS社屋にて行われた。
1回戦でボビーの弟アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)と対戦する優勝候補の小比類巻貴之は、「明日は……プロデビューして10年経って、若い世代の選手も出てますが、自分の集大成を今後出して行きたいと思います」と、10年間の全てを賭けて臨むと決意を語る。大会前日の心境は「平常心です」という。
「新しい技もどんどん使って行きたいというのがあるので、楽しみにして下さい」と、新必殺技の投入も予告。「パンチでもキックでも新しい技がある。リングで見せてない技がまだたくさんあるので、それを出していかないといけないと思っているのでバンバン出したい」と小比類巻。技の数は10種類くらいあり、その中にはかつてのキックボクシングのスーパースター沢村忠が得意とした“真空飛びヒザ蹴り”に「似たような感じ」の技もあるという。
対戦相手のアンディについて聞かれると「1回戦から気を抜かずにしっかり闘いたいので、それなりに研究しているし、パンチにしろキックにしろどっちもいいモノを持っているのでしっかり警戒しています」と、ライオンはウサギ一羽を倒すのにも全力で、の精神で受けて立つ構え。
アンディが武田幸三にローキックを学んだことを聞かされると、「来たら来たでそれに合わせた技を技を出すので、何を出しても危険っていうことですね」と自信を覗かせる。
さらに、会見場ではもう一人の優勝候補である佐藤嘉洋のことを聞かれ、「ファンが望むカードなので、しっかりケリをつけたい。ファンに納得してもらえる形でね。すいません、これくらいです」と初対決にして完全決着をつけるつもり。対する佐藤は「え〜……ミスター・ストイックだと思っています」と答えるに留まった。
しかし、会見後の囲み取材で再び佐藤のことを聞かれると、「正直、眼中にない。ブアカーオとかの方が気になっちゃう」と日本トーナメントは「あくまでも世界への通過点に過ぎない」と豪語した。
ちなみに大会前に話題となった納豆ダイエットは「ギリギリまで続けていましたよ」と言い、前回は友だちの借金を肩代わりした優勝賞金で「納豆に限らず(うまいものを)食べます」と笑った。最後には「その前に、一試合一試合で倒していくだけ」と気を引き締めた。
対するアンディは「明日はとにかく一生懸命やるだけです。小比類巻選手は10年、自分はデビューして半年未満。自分がやらなくちゃいけないことは、Dynamite!!が終わって練習してきたことをどう出すかです。この8人の中に選ばれて光栄。自分の中でいま怖いのは、地震、津波、テロ、小比類巻」と言って記者たちを笑わせる。「明日は殺されてもいいくらい」の気持ちで臨むと言う。
小比類巻の技で一番気をつけたいものは、という質問には「とにかくストイックなところを警戒したい」と簡潔に答えた。
TBS/FEG
「K-1 WORLDMAX 2007〜日本代表決定トーナメント〜」
2007年2月5日(月)東京・有明コロシアム
開場16:00 開始17:30
<全対戦カード>
▼第10試合 日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
第7試合勝者
VS
第8試合勝者
▼第9試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)69.5kg
VS
ムラット・ディレッキー(トルコ/ユニバーサル)70.0kg
▼第8試合 日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
宍戸VS尾崎の勝者
VS
佐藤VS白須の勝者
▼第7試合 日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
小比類巻VSアンディの勝者
VS
TATSUJI VS HAYATOの勝者
▼第6試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)69.5kg
VS
ツグト・“忍”・アマラ(モンゴル/フリー)69.0kg
▼第5試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント優勝)70.0kg
VS
白須康仁(花澤/MA日本ウェルター級&WMAF世界スーパーウェルター王者)69.7kg
▼第4試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
宍戸大樹(シーザージム/シュートボクシング日本ウェルター級王者)69.7kg
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/R.I.S.E.DEAD or ALIVEトーナメント’06優勝)69.5kg
▼第3試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
TATSUJI(アイアンアックス/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント準優勝)70.0kg
VS
HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)70.0kg
▼第2試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
小比類巻貴之(チームドラゴン/K-1WORLDMAX2006世界一決定トーナメントベスト8)70.0kg
VS
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)69.7kg
▼第1試合 リザーブファイト 3分3R延長1R
安廣一哉(正道会館)69.9kg
VS
サトルヴァシコバ(勇心館)68.5kg
開会式
▼K-1特別試合 3分3R
HIROYA(フリー/2005アマチュアムエタイ世界大会優勝)59.4kg
VS
高橋明宏(大誠塾)57.5kg
▼オープニングファイト2 3分3R
ASH-RA(エックスフォース)
VS
蜜山幸三(ファイブリングス)
▼オープニングファイト1 3分3R
城戸康裕(谷山)
VS
川端健司(チームドラゴン)
<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット発売>
K-1オフィシャルサイト
http://k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ=0570-02-9999
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド=0570-08-9999
キョードー東京=03-3498-9999
e+(イープラス)=http://eee.eplus.co.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
・大会に関するお問い合わせ
皆EG=03-3796-5060
●K-1
WORLD MAX年間スケジュール
「日本代表決定トーナメント」
2月5日(月)東京・有明コロシアム
「世界最終選抜」
4月4日(水)横浜アリーナ
「世界一決定トーナメント開幕戦」
6月28日(木)東京・日本武道館
「世界一決定トーナメント決勝戦」
9月17日(祝・月)横浜アリーナ
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