4月26日(木)東京・サステインにて記者会見が行われ、5月18日(金)東京・後楽園ホールにて行われる、サステイン主催『BACK
TO OUR ROOTS 03 supported by Crymson』の追加カードとして、大沢ケンジ(和術慧舟會A-3)VSマルコ・ロウロ(ブラジル)、岡嵜康悦(総合格闘技コブラ会)VS山本篤(KILLER
BEE)が発表された。会見には大沢、山本の両選手が出席し、試合に向けての意気込みを語った。
群雄割拠のフェザー級、大沢が迎え撃つロウロは現在ランキング9位ながら、直前まで上位ランカーだった強豪。ノヴァウニオン所属ということで、ねちっこい寝技を武器としながらも、昨年9月にブラジルで行われた大会では植松直哉(クロスポイント)を打撃で圧倒したという情報も入っており、総合格闘家としての完成度を高めている。
この一戦に向けて大沢は「寝技の選手だと思っていたけど、植松選手を打撃で圧倒したという話を聞いて不安になってます。レスリングも強くて打撃もある選手だと、考えることが多くてやりにくい」と苦笑い。しかしその一方で「打撃はものすごくレベルアップしてます。一段階上のレベルになっている。タイミングが取れるようになったというか、打撃の中で確実なものが増えてきた。必勝パターンが2つできましたよ」と、得意のパンチに磨きがかかったことを明かした。
また「今はもうタイトルのことは考えないようにしてます。それよりも海外の強い選手と戦いたい。日本人選手はどんどん新しい選手が出てくるし、それを相手にしていたらキリがない。いつまで経っても世界の強い人と戦えないんで(タイトルマッチまで)その間は世界の人と戦いたい」と大沢。
かつて専門誌のインタビューで「自分とロウロ、外薗選手と松根選手が戦って、勝った選手同士でタイトルマッチをやりたい」と話していたが「それが一番盛り上がると思う。ただ最近はすぐにタイトルを獲るという気持ちは薄くなっているんです。それだったら日本人選手にはない、外国人選手特有のモノを感じてカルチャーショックを受けたい。試合間隔が空くと、自分は緊張する方で、今回はそういう味わったことのないプレッシャーを味わいたいなと思う」と、新たなテーマを持ってこの一戦に臨むと語った。
2度目の修斗参戦に向けて「前回の試合は勝ちにこだわりすぎた。今回は自分らしく戦えたらなと思います」と語った山本。今月に入り約10日間、タイのイングラムジムで練習を積み、その成果について「首相撲はもちろん、蹴りのカットや蹴り合い、蹴り込みなどムエタイの練習をやってきました。
サガッペット(・イングラムジム=元ルンピニー&ラジャダムナンSフェザー級王者)にも色々教わったんですが、ヒジ打ちばっかりで今回の試合ではあまり役に立たないかも(笑)。今までよりもスムーズに蹴りが出せるようになってます。また技術的なこと以外にも、色んなことを含めて人間的に一回り大きくなったと思う」と話す。
山本は対戦相手の岡崎については「写真で見て名前を知っているくらい」とコメント。「自分はあまり対策を立てる方じゃないし、リングに上がって何をするか考える。自分が持っているものをすべて出したい」と、あくまで自分の戦い方をするだけと語っている。ロウロと岡嵜のコメントは以下の通り。
●マルコ・ロウロ
「今回このようなオファーを頂き大変感謝しています。私は修斗が大好きで、また日本の修斗で戦える事を願いながら練習を続けてきました。そして今回、このようなチャンスを頂き本当に嬉しく思っています。大沢選手の試合はいくつか見ましたが、非常に優れた選手で彼とならば必ずいい試合になると日本のファンの皆さんに約束します。しかし今回私は勝つために日本へ行くのであって、この試合で必ず勝利し、ブラジルが、そしてノヴァウニオンの技術が最強である事を証明します。そして私の夢である修斗世界王者になる為の大切な試合である事を理解し、大沢選手に挑みたいと思います」
●岡嵜康悦
「関東での試合と言う事もあり、また注目されている選手が相手という事なので、みんな山本選手を見にくるんでしょうね。山本選手は上手いレスリングをするという印象があります。自分よりも攻め手が多く、打撃、タックルを使って試合を組み立ててくるでしょう。勝てる要素は少ないかもしれませんが、今回は相手のペースにさせない事を心がけ、何も考えず自分の全てを出し切りたいと思います。水垣選手のように修斗の代表と言えるような選手ではありませんが、注目されている選手に勝って関東の皆さんにも名前を覚えてもらえるように頑張ります。言いたい事は勝ってから言います。また、今回このようなオファーを頂いた事を大変感謝しています。ありがとうございます」
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 supported by Crymson
“Back to our Roots 3”」
2007年5月18日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<追加対戦カード>
▼フェザー級 5分3R
大沢ケンジ(和術慧舟會A-3/同級世界1位)
VS
マルコ・ロウロ(ブラジル/同級世界9位)
▼フェザー級 5分3R
岡嵜康悦(総合格闘技コブラ会/同級世界6位)
VS
山本篤(KILLER BEE/同級世界7位)
<決定対戦カード>
▼メインイベント 世界ライト級チャンピオンシップ 5分3R
リオン武(日本/シューティングジム横浜/同級世界王者)
VS
田村彰敏(日本/総合格闘技津田沼道場/同級環太平洋王者&世界3位)
▼ライト級5分3R
アントニオ・カルバーリョ(カナダ/シャオフランコMMA/同級世界2位)
VS
日沖 発(日本/ALIVE/同級世界8位)
▼バンタム級5分3R
阿部マサトシ(日本/AACC/同級世界2位)
VS
ダニエル・オテロ(ブラジル/ファブリシオ柔術/同級世界10位)
▼ライトヘビー級5分2R
余膳正志(日本/シューティングジム大阪)
VS
安達明彦(日本/パラエストラ松戸)
▼フライ級5分2R
室伏シンヤ(SUBMIT静岡)
VS
澤田健壱(パラエストラ東京)
▼ライト級5分2R
碓氷早矢手(和術慧舟會RJW)
VS
村山英慈(シューティングジム八景)
▼2007年新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級5分2R
アローイ石橋(日本/パラエストラ札幌)
VS
中島邦男(日本/マッハ道場)
▼2007年新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級5分2R
阿仁鬼(日本/パラエストラ札幌)
VS
田口 公一(日本/PUREBRED大宮)
▼2007年新人王決定トーナメント1回戦 ライト級5分2R
水野直宏(日本/PUREBRED京都)
VS
野口ヨシキ(日本/パラエストラ札幌)
<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席10,000円
A席8,000円 B席6,000円
※当日券は全席500円増し。
<チケット販売所>
電子チケットぴあ=0570-02-9977(Pコード:594730)
ローソンチケット=0570-08-4003(Lコード:35517)
CNプレイガイド=03-5802-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
ファイットネスショップ水道橋店=03-3265-4646
後楽園ホール=03-5800-9999
東京イサミ=03-3352-4083
チケット&トラベルT-1=03-5275-2778
e-ticket=http://www.e-ticket.net/
イープラス=03-5749-9911 http://eee.eplus.co.jp
エキサイトチケット=http://ticket.excite.co.jp/
KEEL CAFE=03-5725-7338
<お問い合わせ>
サステイン=03-5725-7338
<2007年プロフェッショナル修斗公式戦スケジュール>
5月13日(日) 広島・広島産業会館 GRAPPLINGMAN実行委員会
5月18日(金) 東京・後楽園ホール (株)サステイン
|