5月30日(水)東京・後楽園ホールで開催されるパンクラス主催『PANCRASE 2007 RISING
TOUR』にて、水野竜也(U-FILE CAMP登戸)と第3代ヘビー級キング・オブ・パンクラスの座を賭けて争うbodog推薦ファイターのアスエリオ・シウバ(ブラジル/トータル・パンチMMA)が公開練習を行った。
2001年7月29日、PRIDEに初来日したアスエリオはヴァレンタイン・オーフレイムを1R2分47秒でヒールホールドに仕留め、同年9月24日には山本宜久を僅か11秒でTKOに降している。2003年10月5日の三度目のPRIDEへの来日ではエメリヤーエンコ・ヒョードルの弟アレキサンダーと対戦し、判定で敗れるも2-1のスプリットデシジョンになるほどの接戦を演じた。
昨年5月と今年4月にはUFCにも参戦して敗れているが、その試合以後、練習環境が大きく変わったという。
「前回の試合以前はジムが変わったり引っ越したりと、満足な練習が出来る状態ではなかったんだ。ようやく8ヵ月前から今のジム(トータル・パンチMMA)に落ち着いて、今まで以上に練習できるようになった。トータル・パンチは心から信用しているので、充実しているよ」。
PRIDEでの華々しいデビュー以後、試合数も少なくなり人には言えない苦労があったというアスエリオ。しかし、今は「自分に合ったウェイトの選手もいるし、恵まれた環境で練習が出来ている」と少し微笑んだ。
公開練習ではパンチのコンビネーションから打点の高いハイキックやヒザ蹴りを繰り出すなど、パワフルな打撃を披露している。
公開練習でミットを持ったマルコス・フィリペを「彼の名前を書いて、覚えておいてくれ。俺は彼のことを尊敬しているし、将来のあるファイターだと思う。彼はいずれUFCやPRIDEで必ずチャンピオンになるよ」と紹介。
「彼はまだ大きな大会には出ていないが、ムエタイとバーリトゥードの試合を何試合かやっている。彼の試合を見て、一緒に練習してとても将来のある選手だと思ったよ」と絶賛した。
また、Tシャツに書いてある「PACHINKO」の文字は「俺のスポンサーであり、ずっとサポートしてくれた日本人の友人マサトの会社だから、俺はどこへ行ってもパチンコと一緒だ。ブラジルにも日本と同じパチンコ台があって、人気があるんだよ」と説明している。
パンクラス
「PANCRASE 2007 RISING TOUR」
2007年5月30日(水)東京・後楽園ホール
開場18:00 開始19:00
<全対戦カード>
▼メインイベント ライトヘビー級戦 5分3R
川村 亮(パンクラスism/同級2位)89.3kg
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)89.8kg
▼セミファイナル 第3代ヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
水野竜也(U-FILE CAMP登戸/同級2位)96.7kg
VS
アスエリオ・シウバ(ブラジル/トータル・パンチMMA/bodog)99.1kg
▼第6試合 ウェルター級次期挑戦者決定戦 5分3R
井上克也(和術慧舟會RJW/同級2位)74.6kg
VS
大石幸史(パンクラスism/同級4位)74.8kg
▼第5試合 ライト級戦 5分3R
松田恵理也(TEAM坂口道場/同級3位)68.5kg
VS
アライケンジ(パンクラス)68.8kg
▼第4試合 フェザー級戦 5分3R
DJ.taiki(フリー/同級1位)63.7kg
VS
ジャミール“ザ・サージェント”マスー(アメリカ/フリースタイル・アカデミー)63.5kg
▼第3試合 ミドル級戦 5分2R
金井一朗(パンクラスism)81.5kg
VS
瓜田幸造(掣圏会館)81.1kg
▼第2試合 フェザー級 5分2R
藤原大地(パンクラス稲垣組)63.9kg
VS
裕希斗(U-FILE CAMP.com)62.8kg
▼第1試合 フェザー級戦 5分2R
浅野倫久(KILLER BEE)63.5kg
VS
山澤勇紀(スタンド)63.1kg
▼第13回ネオブラッドトーナメント フェザー級準決勝戦 5分2R
吉本光志(AJ)
VS
長谷川孝司(パンクラス稲垣組)
<チケット料金>
SS席12,000円 A席8,000円 B席6,500円 C席5,000円 D席4,000円
※当日券は上記の券種すべて500円増し。16:00より会場チケット売り場にて販売。
<お問い合わせ>
パンクラス=03-5792-0815
|