7月15日(火)東京・大久保にあるDEEPオフィシャルGYMにて青木真也(パラエストラ東京)が公開練習が行われた。青木は7月21日(月・祝)大阪城ホールで開催される『DREAM.5
ライト級GP2008決勝戦』で宇野薫(和術慧舟會東京本部)と対戦する。
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▲スピニングチョークの形から今成の体をひっくり返す青木 |
これまでDEEP佐伯代表による精神修行やケトルベルなど、試合前の公開練習では趣向を凝らした練習(?)を見せてきた青木。
しかしこの日は「毎回、ふざけたことばっかりやって、いい加減にしろと言われてしまいました(笑)。
僕もちゃんと格闘技をやっていて、格闘技ができるところを見せようと思いました」と盟友の今成正和(Team-ROKEN)を相手に5分1Rのグラップリング形式のスパーリングを行った。
しかもその内容はおふざけ一切なしのガチンコスパーリング! 青木は組み手争いの中、今成の頭を落とすとそこからスピニングチョークへ。
自らの足でポジションを調整し、今成の体を返すようにして、より深く入れて行く。これに対し、今成も顔を赤らめながら、必死に頭を抜いてディフェンス。今成がグラウンドで上のポジションを取り返す。
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▲ここでガードポジションになるものの、青木はすぐにラバーガードからの四角絞め、オモプラッタ。 |
ガードになった青木はラバーガードの態勢から、今成の腕が入った状態のまま、両足をクラッチして三角絞めならぬ四角絞めへ。青木はそこからオモプラッタ、腕十字と次々に関節技を仕掛け、最後は横三角絞めで今成からタップを奪った。
再開後、青木は自らタックルを仕掛けると、ガードに引き込む今成。立ち上がって距離をとる青木は今成の足と腰を抑えながら左右に動き、パスガードを仕掛ける。こうして白熱したスパーリングは終了した。
現在の調子について「いつも通り。試合のスパンは短いですけど、周りが言うほど体の疲れやキツさはないです。いい調整が出来ていますし、試合ではいいものが見せられるんじゃないですか」と青木。
トーナメントも準決勝・決勝を迎えて、プレッシャーがあるのかと思いきや「『何だよ、プレッシャーって。いちいち、うるせえよ』って感じですか(笑)。いつものワンマッチと何も変わらないです」と平常心だ。
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▲青木はオモプラッタから今成の体を前転させ、腕十字へ。最後は横三角絞めに移行してタップを奪った。 |
1日2試合戦うことや決勝の対戦相手についても「1日2試合はデビューしてすぐの頃にやりましたけど、僕だけが2試合やるわけじゃないし、この半年間で色々ありすぎたんで、何でもやってやるという気持ちです。
決勝には必ず強い選手が上がってくるでしょうから、楽しい試合が出来るんじゃないですかね」と語る。
準決勝で対戦する宇野のことを「単純に強いし、今まで日本の総合格闘技を背負ってきたと言っても過言ではない選手だと思います。
そういう宇野選手と戦えることは凄く楽しみだし、僕にとって財産や勉強になると思います。宇野選手のことはファンの頃から見てますし、自分と交わるとは思っていなかった選手。そういう意味でも楽しみです」と青木。
こうしたリスペクトの気持ちを述べながらも「僕にとって挑戦ではありますけど、自分が劣っているとは思ってません。今の青木真也をぶつけられることが楽しみです。
世代交代? 日本の総合格闘技界は高齢化が進んでいるんで、そろそろ若いエキスも入れないとなと思います」と世代交代をアピールしている。
と、ここで会見場にいた佐伯代表が質疑応答に乱入!
なぜか青木の新幹線の席がグリーンか自由席かを気にし始めるなど、一気に質疑応答は和やかな雰囲気へ。
青木も「計量が終わったらお好み焼きを食べに連れて行ってくださいよ!」「優勝したらベルトを持って、ヒッチハイクして帰ろうかな」など一気にリラックスムードとなった。
そんな中、青木は「とにかく21日は全力で向かって行くし、絶対に逃げません。必ずいい試合を見せます!」と改めて決意表明。
さらに過去に柔術と修斗で対戦している弘中邦佳が出場することを聞かれると「僕もライト級を取ったら、次はマッハさんとウェルター級のベルトを賭けてやりたい。
それで次はミドル級。2階級制覇、3階級制覇、夢は広がりますよ!!」と壮大な野望を口にしていた。
FEG
「DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦」
2008年7月21日(月・祝)大阪城ホール
開場14:00 開始15:00(予定)
<追加対戦カード>
▼フェザー級ワンマッチ
所 英男(チーム ゼスト)
VS
山崎 剛(GRABAKA)
<決定対戦カード>
▼ライト級GP 準決勝
エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)
VS
川尻達也(T-BLOOD)
▼ライト級GP 準決勝
青木真也(パラエストラ東京)
VS
宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
▼ライト級GP 決勝
アルバレスVS川尻の勝者
VS
青木VS宇野の勝者
▼フェザー級ワンマッチ
山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)
VS
ジョセフ・べナビデス(アメリカ/アルティメット・フィットネス・ジム)
▼ミドル級ワンマッチ
秋山成勲(フリー)
VS
柴田勝頼(ARMS)
▼ライト級トーナメントリザーブマッチ
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)
▼ウェルター級ワンマッチ
弘中邦佳(アカデミアAz)
VS
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
<出場決定選手>
マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
<チケット販売>
DREAMオフィシャルサイト http://www.dreamofficial.com/
DREAM携帯オフィシャルサイト i-mode Yahoo!ケータイ EZweb
イープラス http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯)
チケットぴあ 0570−02−9999(Pコード:594-790)
ローソンチケット 0570−084−003(Lコード:56772)
CNプレイガイド 0570−08−9999
チケット&トラベルT-1 03−5275−2778
公武堂 052−241-2511
ときめきドットコム http://ringside.jp/
<お問い合わせ>
DREAM事務局=TEL:03-5775-5065
FEG
「DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦」
2008年9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ
<出場予定選手>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス・ジム)
ホナウド・ジャカレイ(ブラジル/アスレ マナウス-エクストリーム クートゥア)
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/Red Devil International)
<チケット料金>
VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
DREAM
TBS放送スケジュール
●『DREAM.5 〜LIGHT
WEIGHT GRANDPRIX 2008 FINAL ROUND〜』
2008年7月21日(月・祝)
放送日=7月21日(月・祝) Gタイム2時間枠予定
●『DREAM.6 〜MIDDLE
WEIGHT GRANDPRIX 2008 FINAL ROUND〜』
2008年9月23日(火・祝)
放送日=9月23日(火・祝) Gタイム2時間枠予定
●2008年のスケジュール
7月21日(月・祝)大阪城ホール 「DREAM.5 ライト級GP2008 FINAL」
9月23日(火・祝)さいたまスーパーアリーナ 「DREAM.6 ミドル級GP2008 FINAL」
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