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1月4日（日）さいたまスーパーアリーナで開催されたワールドビクトリーロード『戦極の乱2009』のリングに、北京オリンピック柔道金メダリストで総合格闘技に転向した石井慧が上がるというビッグサプライズが起こった。
 「戦極の乱2009の応援にこの選手が駆けつけてくれました」とのアナウンスに続き、ヒクソン・グレイシーの入場テーマである映画『ラスト・モヒカン』の曲で登場した石井はUFCのTシャツを着て登場。
「あけましておめでとうございます。総合格闘家の石井です。まだまだ未熟な僕がリングの上で挨拶するのを幸せに思っています」と挨拶した石井は、「先日、ある格闘団体で負けたある総合の選手が自分だという噂が巷では広まってるようですが、自分ではありません」と、さっそくの石井節。一部で大晦日『Dynamite!!』でデビューしたキン肉万太郎が石井ではないか、という噂が出たことをネタにしたジョークだ。
 「皆さん、総合格闘技好きですか？ 僕も好きです。総合格闘技って本当にいいものですね」と、映画評論家の故・淀川長治氏のフレーズを使い、「これから僕はアメリカで試合をしていくことになりますが、いつか大きなお土産を持ってこのリングに立ちたいです。そして、その時は横綱と試合をしたいです」と、リングサイドで観戦していた朝青龍に対戦表明（？）。場内の喝采を浴びた。
 その後、石井は吉田秀彦と菊田早苗に花束を贈呈。大会後、ワールドビクトリーロードの國保広報は「石井選手からコメントを預かっています。本日来場したのは共に練習をしている和術慧舟会と吉田道場の応援のために来ました、ということです」と、石井が来場した理由を説明。
今後、石井が戦極に上がる可能性があるのかとの質問には「上がれるものならぜひ上がって欲しい。今日のファイトに刺激を受けたと思う」とラブコールを送ったが、「私が会ったのは今日が初めてです。挨拶することが決まったのは昨夜でした」と特に参戦交渉はしていないと語った。
しかし、「彼はとにかくアメリカで試合をしたいという気持ちが強い。アメリカで鍛えて、帰ってきた時はぜひ我々のリングで、と思っています」と石井獲得に名乗りを挙げた。
★1・4「戦極の乱」の試合結果はこちら
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第七陣〜」
2009年3月20日（金・祝）東京・国立代々木競技場 第二体育館
開場開始未定
＜内容＞
フェザー級グランプリ開幕
ワールドビクトリーロード
「戦極育成選手トライアウト」
2009年2月1日（日）神奈川・バディ長津田
開始13：00 終了16：00
＜会場＞
バディ長津田
神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4−3−1）
＜トライアウト参加予定ジム＞
GRABAKA
シューティングジム東京
パンクラス
吉田道場
和術慧舟會
ほか
＜応募方法＞
以下の（1）〜（7）の項目を記載し、郵送またはメールにて応募。
（1）氏名
（2）住所
（3）連絡先（電話番号、メールアドレスの両方）
（4）生年月日
（5）身長、体重
（6）スポーツ（格闘技含む）歴
（7）実績（格闘技以外の競技も可）
＜郵送での申し込み＞
〒160−0023 東京都新宿区西新宿2−6−1 新宿住友ビル35階
株式会社ワールドビクトリーロード 戦極育成選手募集係
※2009年1月28日（水）必着。
＜メールでの申し込み＞
メールアドレス：info@sengoku-official.com
※2009年1月28日（水）
＜応募条件＞
・2009年4月1日現在で満18歳であること。
※未成年の場合、親権者の承諾書が必要。
・ジムでの練習に耐えうる健康な体を有していること。
・総合格闘技のプロ大会での試合実績がないこと。
・総合格闘技のジム・団体に所属していない、また選手契約を締結していないこと。
＜問い合わせ＞
ワールドビクトリーロード＝TEL：03−5381−7108
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