9月12日（土）都内ホテルにて、明日（日）東京・ディファ有明で開催されるM-1MC『M.I.D Japanプレゼンツ
M-1 FAIRTEX SINGHA BEERムエタイチャレンジ2009 Yod Nak Suu vol.3』の前日計量が行われた。
 出場選手が計量をパスしていく中、トリプルセミファイナルでKENT（湘南格闘クラブ）と対戦するハックバー・ビン・ハナフィ（マレーシア）のみが500gオーバーで再計量となり、3度目の計量でようやく計量をクリアーした。
計量後には、WPMF世界タイトル戦に臨む8選手が明日の決戦に向けて力強く意気込みを語った。
日本で22戦18勝（14KO）2敗2分とこれまで多くの日本のトップ選手から勝利してきたワンロップ・ウィラサクレック（タイ）が今大会で引退する。
 「対戦相手が見つからず、WPMFという最高のベルトを持っているから今はもう十分かなと思いました」とその理由を語るワンロップ。
“最後の対戦相手”には、2005年10月と2007年10月に二度対戦し、1勝1敗と引き分けている藤原あらし（S.V.G.）をワンロップ自ら指名した。
主催者によると「2度目の試合では、試合のキャンセルを申し出るほどワンロップは重傷だったが、リングに上がった」とのことだが、当の本人は「その時のことは今は何も言いません。明日の試合を楽しみにして下さい」と3度目の決着戦に自信を見せる。
 ワンロップと最後に拳を交えることになり、感慨深い表情のあらしは「光栄なことです。（ワンロップの引退は）もったいないですよね……。みんなが盛り上がるような試合をします」と意気込む。
この一戦はワンロップが保持するWPMF世界スーパーバンタム級王座をかけた一戦となるが、「勝てば結果として付いてくること」と王座奪取にも気合を入れていた。他の出場選手の意気込みは以下の通り。
 西山誠人
「You tubeで（アバットの）映像を見たんですけど、うまいなという印象を受けました。今までにやったことのないタイプだと思います。倒される怖さよりも、何もさせてもらえない怖さがありますね。今まで対戦した相手の中でも一番やりづらい選手だと思います。対策を立てようと思いましたけど、自分らしさを出すことをテーマにやりたいです」
アバット・アハマド
「（西山に対して）特に怖さというのはない。やられたらやり返すだけだね。日本で試合をするのは2度目。初めて来た時はセンチャイ・ソーキングスターとの試合（2007年7月29日NJKFセンチャイ興行）です。その時はいいチャンスだと思ってやったけど、何も出来なかったね。私のファイトスタイルはボクシングだけど、ヒジ、ヒザも使ってムエタイらしい試合をしたいと思う。一番最近の試合は2カ月前で、WMCアジアタイトルマッチで勝った試合だ」
 KENT
「ハックバーの試合は1試合だけ見ました。その映像での相手が強くなかったので、あまり参考にはしていません。明日は絶対に勝ちたいのでガンガン攻めたいと思います。マレーシアのチャンピオンですし、ベルトもかかっているのでモチベーションは高いです。KOはもちろん狙いますが、自分のやってきたことを出そうと思います」
ハックバー・ビン・ハナフィ
「相手のことはよくわからない。3kg減量をしたんだけど、きつかった。私は前にどんどん出るファイター。KENTがKOするって？ いや、私が勝つ。マレーシアはKOしないと勝ちにならないので戦績（25戦18勝4敗3分）の全てがKO勝ちだったよ。得意技は左右のミドルだね」
 パヤックイン・シットニワット
「（神村を見て）特に怖さはありません。経験は私の方が勝っていると思いますので問題はありません。戦績（25戦20勝5敗）のうち、4回はKO勝ちです。得意技は左右のミドルです」
神村江里加
「明日は今までやってきたことを出すだけです。世界タイトルという凄いチャンスなので、自分の動きが出来ればベルトが取れると思います。J-GIRLSでは首相撲がないので、練習では首相撲をしっかりやってきました。相手は蹴りが得意なら、私も左ミドルが得意なので蹴り合いと思います」
M-1MC
「M.I.D Japanプレゼンツ
M-1 FAIRTEX SINGHA BEERムエタイチャレンジ2009
Yod Nak Suu vol.3」
2009年9月13日（日）東京・ディファ有明
開場15：30 開始16：00
＜全対戦カード＞
▼メインイベント（第13試合） WPMF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ WPMFルール 3分5R
ワンロップ・ウィラサクレック（タイ/王者）＝55.1kg
VS
藤原あらし（S.V.G./WPMF世界バンタム級2位/挑戦者）＝55.15kg
▼トリプルセミファイナル（第12試合） WPMF世界スーパーライト級王座決定戦 WPMFルール 3分5R
西山誠人（アクティブJ/M-1スーパーライト級王者）＝63.5kg
VS
アバット・アハマド（イラン/ムエタイ4冠王）＝63.5kg
▼トリプルセミファイナル（第11試合） WPMF世界フライ級王座決定戦 WPMFルール 3分5R
KENT（湘南格闘クラブ/M-1フライ級王者・WPMF世界フライ級1位）＝50.8kg
VS
ハックバー・ビン・ハナフィ（マレーシア/WMCマレーシアフライ級王者・WPMF世界フライ級5位）＝51.3kg→59.0kg→50.8kg
▼トリプルセミファイナル（第10試合） WPMF世界女子ミニフライ級タイトルマッチ WPMFルール 3分5R
パヤックイン・シットニワット（タイ/王者）＝45.5kg
VS
神村江里加（TARGET/J-GIRLS同級王者/挑戦者）＝47.6kg
▼第9試合 スイス・タイ国際戦 68kg契約 M-1ムエタイルール 3分5R
クリストフ・プルポー（スクランブル渋谷/全日本ウェルター級王者）＝67.6kg
VS
ナルポン・フェアテックス（フェアテックス/元ルンピニー＆プロムエタイ協会3冠王）＝67.9kg
▼第8試合 WPMFヘビー級ランキング戦 M-1エクステンションルール 3分3R延長1R
ファビアーノ・サイクロン（TARGET/RISEヘビー級王者）＝95.0kg
VS
バンク・フェアテックス（フェアテックス/タイ国ヘビー級）＝86.0kg
▼第7試合 日タイ国際戦ウェルター級 M-1エクステンションルール 3分3R延長1R
ウィラチャート・ウィラサクレック（WSRフェアテックス/元ルンピニースタジアムライト級6位）＝66.0kg
VS
板倉直人（スクランブル渋谷/全日本ウェルター級3位）＝66.6kg
▼第6試合 交流戦 スーパーフェザー級 M-1エクステンションルール 3分3R延長1R
赤羽秀一（WSRフェアテック/全日本フェザー級6位、J-NETスーパーフェザー級5位）＝58.7kg
VS
KING（土浦/MA日本スーパーフェザー級4位）＝58.5kg
▼第5試合 交流戦 バンタム級 M-1エクステンションルール 3分3R延長1R
一戸総太（WSRフェアテックス/全日本同級6位）＝53.4kg
VS
炎出丸（クロスポイント吉祥寺/J-NETWORK同級4位）＝53.4kg
▼第4試合 M-1ジュニア45kg級タイトルマッチ M-1ジュニアルール
岡納雅樹（堀切KMC桜/王者）＝44.3kg
VS
岩田翔吉（フリー/同級3位）＝43.5kg
▼第3試合 交流戦 女子スーパーバンタム級 M-1女子フレッシュマンルール 2分3R 顔面ヒザなし
千佳子（WSRフェアテックス）＝54.9kg
VS
IZUMI（Studio-K）＝54.6kg
▼第2試合 交流戦 56.5kg契約 M-1フレッシュマンルール
久世秀樹（WSRフェアテックス）＝55.8kg
VS
GAKU（クロスポイント吉祥寺）＝56.3kg
▼第1試合 交流戦 65kg契約 M-1フレッシュマンルール
KATO-A.K.G（アブレイズキック）＝64.8kg
VS
宮崎徳也（クロスポイント吉祥寺）＝64.6kg
▼オープニングファイト バンタム級 M-1フレッシュマンルール
宮崎貴大（WSRフェアテックス）＝53.0kg
VS
渡部 博（士道館ひばりが丘道場）＝53.1kg
＜チケット料金＞
SRS席12,000円 RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日券は1,000円増
＜チケット販売所＞
チケットぴあ＝TEL：0570-02-9999（Pコード：814-657）
M-1MC＝TEL：03-6802-1011
＜お問い合わせ＞
M-1MC＝TEL:03−6802−1011
M-1MC
「M.I.D Japanプレゼンツ
M-1 フレッシュマンズvol.3」
2009年9月13日（日）東京・ディファ有明
開場11：00 開始11：30
＜全対戦カード＞
▼メインイベント（第12試合） フェザー級 M-1ムエタイルール 3分5R
コムパヤック・ウィラサクレック（タイ/WSRフェアテックス/M-1スーパーバンタム級王者）＝57.0kg
VS
デンサイアム・ルークプラバーツ（タイ/センチャイムエタイ/元ルンピニー＆WMCバンタム級王者）＝56.9kg
▼セミファイナル（第11試合） 交流戦 ライト級 M-1フレッシュマンルール
田中雄士（レンジャー品川）＝60.45kg
VS
和幸・ゴールドライフジム（ゴールドライフ）＝60.9kg
▼第10試合 交流戦 ライト級 M-1フレッシュマンルール
TOMOHIKO（レンジャー品川）＝61.1kg
VS
コンフン（WSRフェアテックス）＝61.0kg
▼第9試合 交流戦 ウェルター級 M-1フレッシュマンルール
小山佑介（ストラッグル）＝61.6kg
VS
橋本健一（谷山）＝61.5kg
▼第8試合 交流戦 50kg契約女子 M-1フレッシュマンルール
トモコSP（WSRフェアテックス）＝49.9kg
VS
小澤由紀子（氷見）＝48.5kg
▼第7試合 交流戦 バンタム級 M-1フレッシュマンルール
赤田潤（WSRフェアテックス）＝53.3kg
VS
MASATO（ワイルドシーサー）＝53.1kg
▼第6試合 交流戦 59kg契約 M-1フレッシュマンルール
DAISUKE（WSRフェアテックス）＝58.6kg
VS
石井振一朗（CMA）＝58.7kg
▼第5試合 交流戦 フェザー級 M-1フレッシュマンルール
勝又佑一郎（クロスポイント吉祥寺）＝56.9kg
VS
阿修羅（PCK）＝56.9kg
▼第4試合 交流戦 68kg契約 M-1フレッシュマンルール
KARINO（バンゲリングベイ・スピリット）＝67.0kg
VS
内田千智（フリー）※デビュー戦＝66.7kg
▼第3試合 交流戦 54.5kg契約 M-1フレッシュマンルール
菊池洋次朗（WSRフェアテックス）＝53.9kg
VS
渡部昌宏（PCK）※デビュー戦＝53.6kg
▼第2試合 交流戦 60kg契約 M-1フレッシュマンルール
杉本卓也（WSRフェアテックス）※デビュー戦＝59.0kg
VS
高木啓介（CMA）※デビュー戦＝59.3kg
▼第1試合 交流戦 フェザー級 M-1フレッシュマンルール
山本康之（WSRフェアテックス）※デビュー戦＝56.8kg
VS
泉 耕太（チームドラゴン）＝56.8kg
＜お問い合わせ＞
M-1MC＝TEL:03−6802−1011
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