5月21日(金)東京・中目黒にある株式会社ワールドビクトリーロード(以下、WVR)本社にて、6月20日(日)東京・両国国技館で開催されるWVR『SRC13』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。
SRCの前身となった戦極ではフェザー級、ライト級、ミドル級の3階級でグランプリ(GP)が実施されたが、今年はウェルター級(77.1kg以下)でのGP開催が決まった。
日本からはUFCやADCCで活躍する中村K太郎(和術慧舟會東京本部)、第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス&修斗の現役世界ランカーでもある和田拓也(SKアブソリュート)、6・5宇良健吾VSKEI山宮の勝者の出場が決定。修斗・DEEPからの推薦で奥野“轟天”泰輔(CAVE)が、ケージフォースを含む複数の関係者からの推薦で高木健太(PUREBRED川口REDIPS)がGPのメンバーに選出された。
海外からはドミニカ共和国出身でベラトールFCウェルター級トーナメント準優勝の実績を持つオマール・デ・ラ・クルーズ、『戦極〜第十陣〜』で瀧本誠と対戦した韓国のイ・ジェソンの2選手の参戦が決まり、日本人5選手+外国人3選手でGPはスタートする。
6・20『SRC13』では1回戦AブロックとしてK太郎VSクルーズ、和田VSジェソンの2試合が行われ、7・4『SRC ASIA GP』でリザーブマッチ、8・22『SRC14』(予定)で1回戦Bブロック、10・31『SRC15』(予定)で準決勝が行われ、大晦日もしくは年始に開催予定の『SRC16』で決勝戦を実施。優勝者はGP王者として認定され、来年早々にも世界のトップ選手とSRC初代ウェルター級王座をかけてチャンピオンシップを戦うことになる。
会見に出席した向井徹WVR代表は「以前からSRCには中量級のトーナメントをやって欲しいという要望がありました。最高のメンバーでGPを開催できることを嬉しく思います」と挨拶。
これまでSRC(戦極)ウェルター級で活躍してきた郷野聡寛やダン・ホーンバックルといった選手抜きでGPが行われることとなったが、選手の選考について「現在活躍しているトップクラスの選手でトーナメントのスケジュールに合う選手を上から選んだと思います」とコメントした。
会見にはK太郎、和田、奥野、高木の4選手が出席し、GPへの意気込みを語っている。詳細は以下の通り。
中村K太郎
「このような大舞台に呼んでいただき、ありがとうございます。対戦相手のクルーズ選手は僕のことをよく分からないと言っているそうですが、Youtubeで検索すれば僕の試合は出てきます。僕もそうやってクルーズ選手の試合を何戦か見させていただきました。だから『舐めてんじゃねえよ』という気持ちで、クルーズ選手を1回戦負けさせるつもりでやります。
(SRCの印象は)外国人対決をやっていたり、ミーハーなファンにはついてきづらいけど、玄人好みの本格的なカードを組む大会だなと思います。(GPで気になる選手は)高木選手です。試合をやってみたいですし、失神されないようにします」
和田拓也
「SRCという素晴らしい舞台に出ることになり、SRC関係者の皆さんには心から感謝しています。また修斗・パンクラスのファンにも感謝しています。自分はいつも崖っぷちだと思っているので、“和田拓也 最終章”という心境で優勝したいと思います。
(SRCの印象は)日本にはSRCとDREAMという大きな団体がありますが、DREAMは華やかでタレント的な選手が多い印象です。SRCは超実力主義だと思います。(GPで気になる選手は?)全員実力者でみんな戦いたいんですが、自分の存在、自分が気になります」
奥野“轟天”泰輔
「この大会に呼んでいただき、感謝しています。修斗とDEEPから推薦していただき、GPで優勝することが最高の恩返しだと思います。絶対に優勝したいと思います。僕は自分の道場を作ったばかりなのですが、生徒たちに自分が全試合KOで、ぶっちぎりで優勝するところを見てもらいたいと思います。
(SRCの印象は)戦極の頃から非常に硬派で、選手に対して誠実な団体だと思っていました。(GPで気になる選手は)高木選手ですね。自分が以前、お世話になっていたGUTSMAN・修斗道場の村山暁洋選手ともやっているので」
高木健太
「SRCはヒジ打ちもサッカボールキックもなくて僕にとってはぬるいルールなのですが、みんな失神させてKOして病院送りにします。判定になるくらいならKO負けした方がましだと思っています、自分は若いんで全員ぶっ飛ばします。SRCの印象は五味選手がいなくてスター不在だと思うんですけど、僕がそこで駆け出して(スターを)いただいちゃおうかなと思います」
ワールドビクトリーロード
「SRC13」
2010年6月20日(日)東京・両国国技館
開場13:00 開始15:00(予定)
<追加決定カード>
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
オマール・デ・ラ・クルーズ(ベネズエラ/Fight Training Academy)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 1回戦 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
VS
イ・ジェソン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
<決定対戦カード>
▼SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST/王者)
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/挑戦者)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
泉浩(プレシオス/アテネ五輪 柔道銀メダリスト)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
入江秀忠(キングダムエルガイツ)
▼SRCウェルター級ワンマッチ 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ 5分3R
真騎士(SRC育成選手)
VS
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
大澤茂樹(SRC育成選手)
VS
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
▼SRCフェザー級ワンマッチ 5分3R
臼田育男(木口道場)
VS
カン・ギョンホ(韓国/CMA KOREA/Team MAD)
<チケット料金>
VIP席(特典付き)100,000円
ロイヤル雷電シート(特典付き/2名1マス)50,000円
マスRRS席(2名1マス)40,000円
マスSS席(2名1マス)20,000円
雷電シート(S席/パンフレット付き)9,000円
S席5,000円
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ
電話=0570-02-9999(Pコード816−270)
店頭=ぴあステーション、チケットぴあスポット
インターネット=http://pia.jp/t/
コンビニエンスストア=ファミリーマート、サークルK・サンクス
ローソンチケット
電話=0570-084-003(Lコード36822)
店頭=全国ローソン店頭Loppi
インターネット=http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話=0570-08-9999(10:00〜18:00)
インtナーネット=http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
ワールドビクトリーロード
「SRC ASIA vol.1」
2010年7月4日(日)東京・ディファ有明
開場・開始 未定
<大会内容>
SRCバンタム級ASIAトーナメント2010
※募集要項(http://www.src-official.com/pc/topics/srcasia201074/)
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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