↑佐伯代表が自信を持って送る激闘必至のカード、長倉(左)VS昇侍
10月24日(日)東京・JCBホールにて、旗揚げ10年目を迎えたDEEPの記念すべき50回目の大会『DEEP 50 IMPACT〜10年目の奇跡』が開催される。その追加対戦カードが9月8日(水)東京・新宿PINK BIG PIGにて行われた記者会見で発表された。
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)VS長倉立尚(吉田道場)と、寺田功(ALLIANCE)VS原田ヨシキ(マッハ道場)という打撃を得意とする者同士の対戦がそれぞれ決定した。佐伯繁DEEP代表はこの2カードの見どころを次のように語る。
「昇侍選手は怪我で休んでいたんですが、本当に前へ出るファイトスタイルで誰が見ても分かりやすい試合をいつもやっています。対する長倉選手は8連続秒殺KO勝利という記録を作り、その後、アストラでまさかのKO負けで初黒星を喫して今回が復帰戦。ストライカー同士の試合を組みました。今大会、全試合の中でも一番内容的に分かりやすい試合になる素晴らしいカードだと思います。
もうひとつもストライカー同士の対決。これは第1試合と決めています。寺田選手は今年、あの中村アイアン選手をKOし、今成選手と闘ったんですけれども、彼もプロ意識が高くて魅せる試合を意識する選手で、今成選手のいつものスタイルにしびれを切らして負けたという。それも生き様だと思います。原田選手は桜井“マッハ”速人の内弟子で、バンタム級期待の選手の1人です」
寺田は「記念すべき50回大会の第1試合を任せていただきました。第1試合というのはプロレス然り、総合然り、一番大事な試合だと自分は心得ていますので、重々承知した上で挑むつもりです。私事ですが、先週結婚しまして、最後のスピーチでは泥酔状態になって挨拶が出来ず、向こうの親、親戚、自分の親に迷惑をかけたので、その汚名を晴らす意気込みで第1試合に臨みます。期待していただければ、社長も安心して第1試合から盛り上げますのでお楽しみください」と結婚報告を兼ねた意気込みを語る。
対する原田は「記念イベントに出場できて光栄に思います。1試合目ということで、会場とDEEPの雰囲気を最高の打ち合いで盛り上げたいと思います。寺田選手の印象はタイトルマッチをやっているし、打撃が強い印象があって、試合の時だけモヒカンなのかと思っていたら、普段からモヒカンだったので凄いなと思いました。
バンタム級ストライカー対決ということで、オープンフィンガーグローブで打撃ルールでもいいんじゃないかくらいの試合をやります。お互いに激しい打ち合いをやりたいと思っているので、どっちが強いか試合で証明したいと思います」と打ち合いを挑発。
その言葉を受けて寺田は「原田選手が言ったようにストライカー対決ということですけれど、打撃しか出来ないと思われるのが一番イヤ。出来るけれどやらないというのを理解してもらった上で、打撃で倒します」と、打ち合いを受けて立った。
寺田は「原田選手は佐伯社長お気に入りの選手で、事あるごとにいいところに出ています。もちろん実力でつかみとった部分も多々ありますが、社長は相当気に入っているのではないかと。自分はそういう嗅覚はあるので。私は役目を分かっているので、やるだけです」と佐伯代表に自分の扱いと原田の扱いが違うとチクリ。
すると佐伯代表は「結婚式に呼ばれなかったですからね」と愚痴ったが、寺田は「二次会にお呼びしたのに来てくれなかった」と暴露した。
一方、長倉は「今回、節目の大会に参加させていただき光栄に思っています。僕も10月でデビューしてちょうど1年になりますので、自分にとってもいい節目だと思っていますので、気合い入れて昇侍選手といい試合をしたいと思っています。
初めて昇侍選手の試合を見た時に、“タフやなぁ、カッコええなぁ”と正直、思いました。俺もタフやし、いい試合をしたいな」と、こちらも激闘を宣言。
昇侍は「総合は約1年8カ月ぶりの試合になるということで、怪我もあって佐伯社長からも気にかけていただいていましたが、なかなか受けることが出来ず。ちょうど10月の記念大会に組んでいただけるということで、自分も思い切って復帰戦という形で試合をさせていただくことになりました。豪華なカードがたくさんありますが、長倉選手と大会MVPと言われるような凄く面白い試合をしたいと思います」と長倉との真っ向勝負を受けて立つ。
長倉の印象については、「長倉選手の試合は去年のフューチャーキングトーナメントで見て、アマチュアにもこんなに強い選手がいるんだなってビックリしたのが最初の印象でした。まさか、もう当たることになるとは正直、驚いています。ストライカー対決と言われていますが、スタンドの打撃って言えば僕の中でそれはキックボクシングだろというのがあって、僕はあくまでも総合格闘家のストライカーなので、キックボクシングでは見られないグラウンドの打撃など、総合格闘技でのストライカーを見せられればと思っています」と語った。
また、最短KO記録(昇侍=3秒)と秒殺連続KO記録(長倉=8連続)を持っている2人は、「何秒でKOするという意識は特にないです。思い切りぶつかって行くだけ。昇侍選手も思い切りぶつかってくると思うので。結果は絶対いいものになると思いますよ」と言う長倉に対し、昇侍は「じゃあ、10年目なので“10秒”で頑張ります」とKOタイムを予告した。
DEEP事務局
「DEEP 50 IMPACT〜10年目の奇跡」
2010年10月24日(日)東京・JCBホール
開場14:00 開始15:00
<追加決定カード>
▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R 5人ジャッジ制
白井祐矢(Team M.A.D./王者)
VS
岩瀬茂俊(T-BLOOD/挑戦者)
長南 亮(Team M.A.D.)
VS
チャ・ジョンファン(CMA KOREA/冠岳BJJ)
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
VS
長倉立尚(吉田道場)
野地竜太(TEAM GARO)
VS
長尾浩志(infection.G.C)
門馬秀貴(Brightness MONMA DOJO)
VS
山本宜久(フリー)
寺田 功(ALLIANCE)
VS
原田ヨシキ(マッハ道場)
<決定対戦カード>
大塚隆史(AACC)
VS
前田吉朗(パンクラス稲垣組)
<参戦決定選手>
菊野克紀(ALLIANCE)
菊田早苗(GRABAKA)
<チケット料金>
VIP席(1列目・記念グッズ付き)25,000円
SRS席(2列目、3列目・記念グッズ付き)15,000円
S席(第2バルコニー)8,000円
アリーナA席10,000円 アリーナB席8,000円
パノラマ席(第1バルコニー)10,000円
A席(第3バルコニー)6,000円
<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303
IKGプロモーション/DEEP事務局
「DEEP CAGE IMPACT 2010 in HAMAMATSU」
2010年9月19日(日)静岡・アクトシティ浜松 展示イベントホール
開場13:30 開始14:00
<全対戦カード>
▽第2部
▼第10試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
松井大二郎(フリー)
VS
畑 智昭(禅道会)
▼第9試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
服部謙一(NEX)
VS
ヘンリ・垣内・ヴォルベリン(ハード・コンバット)
▼第8試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
加藤 実(フリー)
VS
関根秀樹(ブルテリア・ボンサイ)
▼第7試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
クレベル・コイケ(ブルテリア・ボンサイ)
VS
山口マイク満(ROOF TOP ACADEMY)
▼第6試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
関谷勇次郎(3POUND)
VS
森田卓郎(TEAM北川)
▼第5試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
松井良太(ハード・コンバット)
VS
渡辺匡宏(U-FILE CAMP岐阜)
▼第4試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけ有り
八木 俊(YAMA GYM)
VS
渥美 学(3POUND)
▼第3試合 キックルール 3分3R
岩崎悠斗(バンゲリングベイ・スピリット/新空手K-2グランプリ2010準優勝)
VS
MASATO(TEAM HAMBOLT)
▼第2試合 キックルール 3分3R
マルセロ(キラービーズ)
VS
平塚大士(稽道会)
▼第1試合 キックルール 3分3R
杉浦裕美(バンゲリングベイ・スピリット)
VS
小松美弥子(KOジム)
▽第1部
▼第9試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
藤澤優作(禅道会)
VS
ジェイコブ・イト・オーティズ(TEAM HAMBOLT)
▼第8試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
都築博之(GSB)
VS
杉山健作(ハード・コンバット)
▼第7試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
ボブ(YAMA GYM)
VS
山田章由(禅道会)
▼第6試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
竹田紳助(YAMA GYM)
VS
伊藤 剛(禅道会)
▼第5試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
中西孝路(フリー)
VS
永井裕之(禅道会)
▼第4試合 5分2R ヒジ・サッカボールキック、踏みつけなし
立石友多(TEAM北川)
VS
国広晃太(フリー)
▼第3試合 キックルール 3分3R
ジャングル・コーキー(バンゲリングベイ)
VS
渡邊安純(禅道会)
▼第2試合 キックルール 3分3R
島田達男(バンゲリングベイ・スピリット)
VS
都築勇太(稽道会)
▼第1試合 キックルール 3分3R
森田裕貴(バンゲリングベイ・スピリット)
VS
KUNI(TEAM HAMBOLT)
※オープニングに浜松学芸大学和太鼓サークル打舞打舞の演武を披露
<チケット料金>
VIP席10,000円(1〜2列目) RS席8,000円(3〜4列目)
指定A席6,000円(5〜6列目) 指定B席5,000円(7〜9列目)
※当日券は各席500円増し
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:816-519)
ローソンチケット=TEL:0570-08-4004(Lコード:45039)
IKGプロモーション=TEL:053-440-3880
ブルテリア格闘技ジム=TEL:053-433-7971 http://www.b-j-j.com/gym/
ファイターズショップ・ブルテリア=TEL:053-421-2534 http://www.b-j-j.com/
DEEP事務局=TEL:052-339-0303 http://www.deep2001.com)
出場選手所属道場
<問い合わせ>
IKGプロモーション=TEL:053-440-3880
スマッシュ/DEEP事務局
「アマチュアDEEP」
2010年9月20日(月・祝)東京・西調布アリーナ
開場13:30 開始14:00
<参加費用>
総合ルール4,000円/グラップリング2,000円
※両ルールへの出場の場合は5,000円
<ルール>
総合ルール 5分1R ヘッドギア・レガース着用、パウンドなし
グラップリングルール 5分1R
<観戦チケット>
2,000円
<お問い合わせ>
スマッシュ内 アマチュアDEEP事務局係
TEL=03-5339-9195
FAX=03-5339-9890
HP=http://www.smashxsmash.jp/deep/
DEEP事務局/ブルテリア
「DEEP X 06」
2010年10月10日(日)東京・新木場1stRING
開場11:00 開始11:30
<大会内容>
スーパーファイト9試合(アジア最強決定戦準決勝、決勝を含む)
オープニングファイト4試合
ブラジリアン柔術-75kg級トーナメントアジア最強決定戦
<出場予定選手>
ギルバート"ドゥリーニョ"バーンズ(ブラジル/アトス柔術/2010年ワールドプロフェッショナル柔術世界選手権優勝)
ホベルト"サトシ"ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/2006、2009、2010年ブラジリアン柔術世界選手権ムンジアル優勝)
<チケット料金>
SRS席8,000円(1列目) RS席6,000円(2列目) S席5,000円(3列目)
A席4,000円(4列目以降)
<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303
|