亀田大毅−坂田健史のWBA世界フライ級タイトルマッチが28日、東京・赤坂のTBSにて正式発表された。亀田大−坂田戦は前王者デンガオセーンへの挑戦権争奪など紆余曲折の末に、9月25日東京ビッグサイトで挙行される。
一般ファン公開の会見に出席した大毅と坂田。大毅は「いつか対戦するんじゃないかな、という感じだった。運命なんじゃない」と因縁の対戦について語った。坂田を「4度防衛した強いチャンピオン」と持ちあげつつも「(試合は)接戦にはならない。判定でもKOでも」と自らの圧勝を予告。一方の坂田も大毅の発言を受けて「運命だったんじゃないですかね、本当に」と今回の実現に感慨深げなコメント。こちらは「12ラウンドを想定して練習している。流れで早く終わるかもしれないし、長くなるかもしれない」と大人の発言だった。
また会見ではプロモーターの金平桂一郎・協栄ジム会長に「亀田史郎氏の入場を認めるのか」という質問が飛び、同会長は「誰というわけではなく」と断りつつ「JBC、JPBAが認めた人物以外は管轄エリアに入れない」と語った。同会長によると、すでにJBCにプロモーターとして安全管理に取り組むための“誓約書”を提出したのだという。史郎氏は先日の亀田兄弟の試合で、控え室に入った行動が問題視されていた。
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