1月23日(日)東京・ディファ有明で開催の『REBELS.6』にて、WPMF日本スーパーフライ級王座決定戦で対戦するウエンツ☆修一(スクランブル渋谷)と闘魔(新宿レフティー)のインタビューが主催者を通じて届いた。
昨年8月22日、8戦目でウエンツからJ-NETWORKスーパーフライ級王座を奪い取った闘魔は、その勢いのまま11月14日には関正隆を破り、M-1同級王座との二冠王となった。今大会では日本軽量級最強の男・藤原あらしに挑む予定だったが、藤原が負傷欠場となったため、ウエンツとの再戦が決定。
「あらしは逃げたと思っている」と豪語する闘魔が三冠王の座に就くのか、それともウエンツがリベンジするのか? スーパーフライ級注目の一戦だ。
■ウエンツ☆修一「大人の自分がきっちりさせる。チャラ男は嫌い」
――現在の体調は?
「バッチリです! かなり急に決まった代打のタイトルマッチですが、しっかり年末も練習していたので問題ないです」
――年末年始をどう過ごされたのでしょう?
「実家に帰ろうと思っていたんですが(タイトルマッチが決まったので)やめて練習にしました」
――闘魔戦は、半年を待たずしての再戦となりますが、前の試合を振り返ってみてください。
「自分が全然動けていなかったので、自分がダメだったと思います」
――こうすれば勝てるという部分はありましたか?
「そうですね。今、色々考えて練習しています。自信はもちろんあります」
――闘魔選手の印象は?
「金髪で怖いですね。金髪で怖くてチャラチャラしている感じ。見た目だけじゃなく、全部。風貌から喋り方とか、全部チャラチャラしているので、そこは大人の自分がきっちりさせようかなと思います。チャラ男は嫌いです」
――どんな試合になりそうでしょう?
「内田康弘会長と作戦を練って練習しているので、ここで色々言うのはもったいない。試合で見せたいです。きっちりKOして終わりたいと思います」
――KOする自信がある?
「もちろんです。絶対5R以内に終わると思いますので、楽しみにしていてください」
――この試合で勝てば、流れ的に次は、藤原あらし選手とやることになりそうです。
「望むところです。あらし選手は自分がキックボクシングをやり始めた頃からチャンピオンなので昔から憧れていて、やりたい選手でした」
――闘魔戦にかかわらず、今後の目標をお聞かせください。
「まずこの試合に勝ってベルトを獲り、いい試合をしていき、最後はWPMFの世界タイトルに挑戦して世界チャンピオンになろうと思っています。あとは、またラジャダムナンやルンピニースタジアムに行って試合をしたいと思います」
――余談ですが、リングネームの由来は?
「ウエンツ☆修一の名付け親は、先輩の増田博正さんです。“お前、顔じゃなくてキャラが似てるから。今日からウエンツだ!”って言われて、そこからウエンツになりました。デビューだけは本名でやったんですが、その時にセコンドが皆、“ウエンツ、ウエンツ!”って呼ぶので、興行役員の人が何でウエンツなんだ? って……次からウエンツにしろ! ということでウエンツにしました。初めは電車の中で呼ばれて周りの人が振り返ったりと、恥ずかしいこともありましたが、今はもう落ち着いて凄く気に入っています」
――王子様風の美青年だけにモテることでしょう?
「全然モテません!」
――闘魔選手にメッセージをお願いします。
「闘魔選手、再戦になりますが、リベンジで終わらせてもらいます。絶対KOになります!」
――最後にファンの皆様に一言。
「絶対KOで勝ちますので、激しい応援お願いします!」
[2011年1月11日収録]
■闘魔「藤原あらし、逃げてんじゃねーよ!」
――現在の体調は?
「バッチリですね!」
――待望されていた藤原あらし戦が流れてしまいましたが。
「あらし選手は軽量級でずっと最強と言われていて、その選手とやるのは凄く光栄だったんですけれど。自分の方が強いと思っているので、本当にサクッと倒して3本目を獲ってやろうとしていたんですけれど……残念ですね」
――藤原戦はやはりやりたい?
「あらし選手とはいずれやって、日本で一番オレが強いんだと言いたいですね。自分のスタイルで行けば絶対に勝てると思っていたので。KOするイメージも自分の中では出来ていました。(藤原に対して)勉強させてください、なんて言う気は全くないですね。あらし選手には“逃げてんじゃねーよ!”と思いますよ。今回、試合が流れちゃったのは骨折とか言ってるけれど、逃げてんじゃねーかと。別に骨折していても自分だったら出るし。逃げないで早くやってくださいよ、っていう感じっすね。早くオレが一番、軽量級で強いんだって言いたい。だから早く試合やってくれないかな、って感じですね。勝つ気満々でしたもん」
――どんな技で?
「パンチでもヒジでも蹴りでも、自分なりに倒せると思っています」
――代わって再戦となるウエンツ☆修一選手の印象は?
「ローを凄く蹴ってくる選手だな、という感じ。それくらいですね。前回も自分的にはKOしたかったんですけれど出来なかったので、今回はKOします」
――どんな技で?
「自分の武器はけっこう色々あるので、その中から選んでサクッと倒したいですね」
――これに勝てば、何と半年の間に3本のベルトを巻くことになります。
「今、調子に乗っていて勢いもあるので、自分(笑)。それで次も勝って3本目を巻きたいですね」
――ここ半年の急成長ぶりは、異常なものがあるように見受けられます。
「運もありますし、ちょうどいいタイミングで試合が組まれたのもあります。やっぱりランキングに入ってから試合に対する取り組み方とか……前はちょっと遊んでいて不摂生していたんですが、今はしっかり切り替えられるようになったので。ちゃんと集中して練習もしっかりやるっていうことが、結果に出ていると思います。前は切り替えが上手く出来なかった」
――いかつい風貌の闘魔選手ですが、どんな過去が?
「チャラチャラした奴でした。そこら辺によくいる若者みたいな感じですね」
――ミット打ちの時に先生のタイ人コーチ、ヌンポントーンさんに殴りかかったことがあると聞いています。
「ヌンポンが来たばっかりで、全然知らなくてミットを持ってもらった時に、タイの人って反撃を凄いしてくるんですよ。それで反撃してきて、バーンと殴られて“なんだコイツ!”と思って。殴ってくるから殴り返そうと思ってバーンと殴ったら、ちょうど左フックが顔にヒットしてブチキレられました(笑)」
――なんとも無茶苦茶な……。
「ミット持ちがガードの練習用に打ってくるというのがよく分からなかったので、ただ攻撃してきたと思って殴ってしまったんです(笑)」
――キレやすい?
「基本短気なので、試合中はよくキレます。殴られると3倍にして殴ってやろうという気持ちはあります。試合中、キレたら強くなりますよ」
――次にキレる予定は?
「ガンガンありますね!」
――ウエンツ戦、どんな試合になりますか?
「ウエンツはローをねちねち蹴ってきて、それが“ウザッ!”と思ったので、今回はパンチを合わせてKOしたいですね」
――今後の目標を聞かせてください。
「次、勝って3本目を巻いたら、K-1ルールでもムエタイルールでも自分は強いと思っているので、どんどん勝って軽量級を盛り上げていきたいですね。軽量級は大きい選手よりスピードがあって、テクニックもあって面白いと思うので。目立って超盛り上げて、オレの顔と名前を覚えさせたいですね」
――昨年、リングネームがTO-MAから闘魔に変わりました。
「本名は当麻っていう苗字なんですよ」
――「闘魔」とは、凄い当て字です。
「試合になるとそういうモードになるので」
――軽量級となると世界では、タイ人選手、ムエタイが避けては通れない敵となります。
「あらし選手とか皆、“打倒ムエタイ”とか言ってるけれど、打倒ムエタイの意味が分かんねーや(笑)。ムエタイ打倒してどうするんだよ、って。別に打倒しなくていいっしょ。自分が一番になったらいいじゃん。自分は日本人だし、タイに行ったこともないし、打倒ムエタイの意味が分かんないですね。
ジムにはヌンポンもいるし、タイが強いっていうのも分かるんですけれど、そこは自分がムエタイのマネをしても意味ないし。いいところを吸収して、自分スタイルにしていきたいですね。闘魔スタイルは次の試合で見せます」
――それでは、ウエンツ選手にメッセージを。
「前に試合をしたのでリベンジのつもりで来ると思うんですけれど、ま、ソッコー返り討ちでぶっ倒してKOでサクッとオレが勝ちます!」
――そういえば、 ウエンツは可愛いと言うかイケメンキャラですが。
「そこがウザいですね。ボコボコにしたいです。この間、友だちも見に来ていたんですが、イケメンをもっと殴れって(笑)。パンチでもヒジでもいいので、ボッコボコのザックザクにしたいですね!」
――最後にファンに一言。
「次の試合もサクッと倒して3本目を巻くので、応援よろしくお願いします!」
[2011年1月8日収録]
REBELSプロモーション
「REBELS.6」
2011年1月23日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始15:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第9試合) WPMF日本ウェルター級王座決定トーナメント決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
田中秀弥(RIKIX/同級2位)
VS
渡部太基(藤原/同級3位)
▼セミファイナル(第8試合) WPMF日本スーパーフライ級王座決定戦 WPMF日本ルール 3分5R
ウエンツ☆修一(スクランブル渋谷/同級3位、前J-NETWORK同級王者)
VS
闘魔(新宿レフティー/同級2位、J-NETWORK&M-1同級王者)
▼第7試合 フェザー級 WPMF日本ルール 3分5R
梅野源治(PHOENIX/WPMF&WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者、M-1フェザー級王者)
VS
清川祐弥(新宿レフティー/WPMF日本同級9位)
▼第6試合 フェザー級 WPMF日本ルール 3分5R
梅原ユウジ(STRUGGLE/WPMF日本同級6位)
VS
立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本同級王者)
▼第5試合 WPMF女子アトム級王座決定戦 WPMF日本ルール 2分5R
Little Tiger(F・TEAM TIGER/前J-GIRLS同級王者)
VS
山田純琴(NJKF・y-park/BONITA BOXEO同級1位)
▼第4試合 WPMF日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
清水雄介(尚武会/J-NETWORKバンタム級王者)
VS
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/WPMF日本同級6位)
▼第3試合 WPMF日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準々決勝戦 WPMF日本ルール 3分5R
裕・センチャイジム(NJKF・センチャイムエタイ/WPMF日本同級2位、NJKF同級3位)
VS
梅原タカユキ(TARGET/WPMF日本同級級5位)
▼第2試合 ウェルター級 WPMF日本ルール 3分5R
笹谷 淳(パワーオブドリーム/J-NETWORK同級王者、WPMF日本同級10位)
VS
T-98(=タクヤ/クロスポイント吉祥寺/WPMF日本同級4位)
▼第1試合 スペシャルオープニングマッチ ミニマム級 WPMF日本特別ルール(ヒジ打ち及び首相撲、頭部への膝蹴りなし) 2分3R
飯田なお(新宿レフティー)
VS
宗田智美(ボス/第4回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会Bリーグ女子-45kg級優勝)
<チケット料金>
VIP席 20,000円/SRS席 12,000円/RS席 9,000円
S席 8,000円/A席 7,000円(残少)/B席 5,000円(残少)
※当日は1,000円増し。
<チケット発売場所>
チケットぴあ
参加各ジム・各選手
REBELSプロモーション http://www.rebels-muaythai.jp
<お問い合わせ>
REBELSプロモーション=03−3397−0752
REBELSプロモーション
「REBELS-EX〜HINATA’s wave〜」
2011年1月23日(日)東京・ディファ有明
開場10:30 開始11:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第7試合) 70kg契約 RISEルール 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/初代RISE70kg級王者)
VS
チェ・ウヨン(韓国/TEAM CHIBIN/ジョンム/韓国ムエタイ協会72.5kg級王者)
▼セミファイナル(第6試合) ライト級 WPMF日本ルール 3分3R
塚原光斗(クロスポイント古河/WPMF日本ライト級6位)
VS
Masaru(MONKEY☆MAGIC/元日本ライト級1位)
▼第5試合 スーパーフライ級 3分3R WPMF日本ルール
松崎公則(ストラッグル/WPMF日本同級7位)
VS
源リョウ(JTクラブ/WPMF日本同級8位)
▼第4試合 55kg契約 3分3R WPMF日本ルール
吉野幸喜(湘南格闘クラブ)
VS
湊恭二郎(エス/元NKBフェザー級6位)
▼第3試合 スーパーライト級 WPMF日本ルール 3分3R
我龍正弥(ファイティングマスター)
VS
前田将貴(RIKIX)
▼第2試合 80kg契約 WPMF日本ルール(ヒジなし) 3分3R
剛田 武(ボス/J-NETWORK アマチュア全国選手権ライトヘビー級2008、09、10年優勝)※デビュー戦
VS
テポドン(新宿)
▼第1試合 68kg契約 WPMF日本ルール(ヒジなし) 3分3R
芝田二郎(平井)
VS
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)※デビュー戦
▼アマキックSTARS 第4試合 63kg契約 90秒2R REBELSアマチュアルール
野呂瀬博之(ストラッグル)
VS
力也(クロスポイント吉祥寺)
▼アマキックSTARS 第3試合 58kg契約 90秒2R REBELSアマチュアルール
渡邉秀康(ストラッグル)
VS
久米 光(小比類巻道場)
▼アマキックSTARS 第2試合 65kg契約 90秒2R REBELSアマチュアルール
しげちよ(クロスポイント大泉)
VS
カリケン(新宿)
▼アマキックSTARS 第1試合 58kg契約 90秒2R REBELSアマチュアルール
まろちゃん(クロスポイント吉祥寺)
VS
原口雅美(小比類巻道場)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席9,000円
S席7,000円 A席6,000円 B席4,000円
※当日券は各1,000円増し。
<チケット販売所>
REBELS公式サイト=http://blog.livedoor.jp/rebels_muaythai/archives/51643847.html
参加各選手・各ジム
※一般プレイガイドでの販売はなし。
<お問い合わせ>
REBELSプロモーション=TEL:03-3397-0752
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