ダブル世界戦で勝利を飾った内山高志(ワタナベ)、下田昭文(帝拳)の一夜明け会見が2月1日(火)テレビ東京で行われた。
三浦をTKOに下しWBA世界スーパー・フェザー級王座3度目の防衛に成功した内山は、右拳を2Rに痛めていたが、これは骨折ではなく脱臼だったという。
もっとも回復に要する時間は骨折と同じ程度で、次期防衛戦までは少し間隔が空くことになる。拳負傷のトラブルにめげず勝利を飾ったことに「ホッとしている」と内山。試合内容には不満もあるが、「決まった試合をクリアしていく。名のある相手とやってみたい」と今後について語った。
李からWBA世界スーパー・バンタム級王座を奪った新チャンピオン、下田は14針縫った右目の傷を隠すためにサングラスを着用。昨夜は実家で食事を摂ったりして一睡もしていない。「まだ特別な実感はわきません」と落ち着いて感想を述べた。初防衛戦はまだ白紙の状態だが、下田は「できれば、挑戦し続けられるような防衛戦がいい」。将来的に複数階級制覇の野望もあるという。 |