7月2日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスMGMグランドガーデンアリーナで行われる『UFC132 CRUZ VS. FABER』に出場する水垣偉弥のインタビューが、同大会を放送するWOWOWより届いた。
水垣は修斗、ケージフォースで活躍した後、2009年4月からアメリカWECに参戦。WECがUFCと統合されたことで、今年からはUFCに主戦場を移した。
「国内でタイトルを獲って一つの節目を迎えて次はどうしようかという時に、当時、自分の階級があるメジャーな大会がWECしかなく、ほぼ迷わずWECに参戦しました。(WECとUFCの統合については)前々から噂は出ていて、いつかなという感じでずっと待っていたので、ラッキーというか、きたかという感じでした」とUFC参戦について話す水垣。
今年3月の『UFC on Versus』でルーベン・デュランに勝利した一戦を「WECで最後に負けてUFCになったので、負けたらもうあとはないなという感じでした。UFCでやっていきたいので、厳しい試合でしたけどとりあえず結果が一つ残せましたし、UFCとしてはいいスタートが切れて、悪くはないなという感じです」と振り返る。
今回、水垣が対戦するブライアン・ボウルズは元WEC世界バンタム級王者の肩書きを持つ、UFCバンタム級のトップファイター。水垣はボウルズの印象を「やはり攻撃力ですね。バンタム級ではずば抜けている打撃に、寝技も持っているので、危なくて怖いなというイメージですね」と話す一方、「映像を見て、自分のスタイルと相手のスタイルをあわせてみて、どう戦っていこうかというのはほぼ自分の中ではできています」とボウルズ対策は万全だ。
そして水垣は「怪我もないですし、体の出来具合もこれまでで一番いいんじゃないかなというくらいの調子です。これでやってみて、跳ね返されたら自分の実力不足だなと割り切れる位のコンディションなので、あとはもうやるだけ、万全の状態です。ラスベガスという大きな会場なので大きな舞台という意味でも、ここまでトップ5に入るような選手とやって2回跳ね返されてきて、その壁にもう一回挑むという意味でも、両方楽しみですね」とボウルズとの一戦に向けて意気込みを語った。
ZUFFA
「UFC132 CRUZ VS. FABER」
2011年7月2日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスMGMグランドガーデンアリーナ
<主な対戦カード>
▼世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
ドミニク・クルーズ(アメリカ/王者)
vs
ユライア・フェイバー(アメリカ/元WEC世界フェザー級王者/挑戦者)
▼ミドル級 5分3R
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/元PRIDEミドル級王者)
vs
クリス・レーベン(アメリカ)
▼ライトヘビー級 5分3R
ティト・オーティズ(アメリカ/元UFC同級王者)
vs
ライアン・ベイダー(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
カーロス・コンディット(アメリカ/元WEC世界ウェルター級王者)
vs
キム・ドンヒョン(韓国)
▼ライト級 5分3R
デニス・シバー(ロシア)
vs
マット・ワイマン(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
メルビン・ギラード(アメリカ)
vs
シェーン・ローラー(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
ジョージ・ソティロパウロス(オーストラリア)
vs
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
▼バンタム級 5分3R
ブライアン・ボウルズ(アメリカ/元WEC同級王者)
vs
水垣偉弥(日本)
※今大会の模様は7月3日(日)17:30よりWOWOWにて放送
リピート放送は7月6日(水)12:00より
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