HIROYAがKrushに初参戦! 5日(月)神奈川・古淵にあるTRY HARDジムにて、HIROYAの『Krush YOUTH GP 2011〜−63kg Supernova Tournament〜』(以下、ユースGP)への参戦が発表された。
会見にはKrush宮田充プロデューサー(以下、P)が出席し、HIROYAの参戦について「ユースGPとして、−63kg級で22歳以下のトーナメントを行うことになり、Krush参戦選手を中心に出場選手を8名発表させていただきました。その中でHIROYA選手にオファーをしたところ、2つ返事に近い感じで出場を決めてもらいました。
グッドルーザー(Krushの運営母体)として正式にオファーしたのは初めてだったのですが、本当にタイミングが良かったんだと思います」と説明。「HIROYA選手は出て欲しいと思っていた選手の一人で、K-1甲子園出身の選手が数多く参戦している中で、待望の初参戦だと思っています」とHIROYAの参戦を歓迎するコメントを残した。
Krush初参戦が決まったHIROYAは「初めてKrushに参戦することになりました。自分はずっとK-1の選手だと思っていたのですが、あまりK-1では試合をする場がなくて、ずっと試合をしたいと思っていました。そこで22歳以下のトーナメントがあると聞いて、絶対に出たいと思いました。最近はいい結果が出せてないので、結果を出して、自分のため、日本の格闘技のために頑張りたいと思います」と挨拶。
過去にリングサイドでKrushを観戦したこともあるHIROYAはKrushを「今一番勢いがある団体」とした上で、大きな盛り上がりを見せた初代王座決定トーナメントの感想を「このままK-1がKrushに飲み込まれちゃうのかなと思いました(笑)。僕はメディアに大きく扱われる団体で試合をやりたいし、うらやましいと思ったし、(Krushに)出たいなと思っていました」と語る。
ユースGPは新世代ファイターの−63kg級でNo.1を決めるトーナメントで、HIROYAと対戦した卜部功也(チームドラゴン)や野杁正明(OISHI)も出場が決定しており、HIROYAは「(出場が発表されているメンバーで)知っている選手は半分くらいですが、ト部君、野杁君は特に意識しています。
同世代で活躍している選手に比べて、僕はちょっと置いていかれる感があるので、ここで勝たないといけない。最初に僕が15歳でK-1に出て、それが(K-1甲子園の)始まりにはなりましたけど、キックの経験は他の選手も変わらないと思います。初めてメディアに出たのが僕であろうと、それに関係なく若い世代で自分が一番強いことをアピールしたい」と対抗意識を燃やす。
今年は新日本キックやビッグバンで勝利を挙げているものの、K-1では3連敗中のHIROYA。「最近は自分の動きを出せなくて『なぜだろう?』と思っていて、自分の身体よりも心の面でダメだなと感じました。でも6月に大和哲也選手と試合をして、負けはしましたけど、その試合で気持ちが吹っ切れて、今度はいい試合になると思います」と巻き返しを誓った。
さらにHIROYAは「今後の目標の一つとして海外でも試合をしたいです」とコメント。「今までタイとオランダで試合をしたことがあるのですが、最近は全然(海外で試合を)していないので、細かいルールに関係なくキックボクシングでも、ムエタイでも(海外であれば)何でもやりたい」と海外進出も視野に入れていることを明かした。
なお宮田PはHIROYA以外に一馬(MONSTAR)、大滝裕太(ネクサス)、星川大輝(Team Gwinds)のユースGP参戦を発表。さらに残り4選手を一般応募(ジム代表者からの連絡のみ、選手個人からの連絡は不可)することも発表した。詳細は以下の通り。
Krush実行委員会
「Krush YOUTH GP 2011
〜−63kg Supernova Tournament〜」
<追加出場選手>
HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008王者/19歳)
一馬(MONSTAR/21歳)
大滝裕太(ネクサス/21歳)
星川大輝(Team Gwinds/2009NJKFアマ東日本60kg級優勝/19歳)
<トーナメント出場選手>
卜部功也(うらべ・こうや/チームドラゴン/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament準優勝・Krush−63kg級1位/21歳)
野杁正明(OISHI/K-1甲子園2009王者・Krush−60kg級2位/18歳)
鬥嘩裟(つかさ/池袋BLUE DOG/元J-NETWORKフライ級王者/19歳)
牧平圭太(team pitbull/RISEスーパーライト級6位/22歳)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/20歳)
佐々木大蔵(チームドラゴン/K-1甲子園2008関東地区準優勝/20歳)
小川 翔(OISHI/K-1甲子園2010ベスト8/18歳)
園田顕悟(小比類巻道場/2011新空手全日本K-2軽中量級王者/19歳)
<トーナメント概要>
・−63kg級・16選手によるトーナメント戦
・トーナメント優勝者には2011年度のチャンピオンベルトを贈呈
※優勝者は2011年度の王者で、防衛戦の義務はなし
<出場条件>
・2011年11月1日の時点で22歳以下のファイター
・プロキャリア数の規定はなし
<ルール>
K-1ルール 3分3R延長1R
※決勝戦のみ延長2R
<大会日程>
開幕戦(トーナメント1回戦・準々決勝)
10月10日(月・祝)東京・新宿FACE 昼夜大会
決勝戦(トーナメント準決勝・決勝)
12月9日(金)東京・後楽園ホール
<お問い合わせ>
グッドルーザー=TEL:03−5351−8390
●2011年度 Krush大会スケジュール
9月24日(土)東京・後楽園ホール
10月10日(土)東京・新宿FACE 「Krush YOUTH GP 2011」開幕戦
11月12日(土)東京・後楽園ホール
12月9日(金)東京・後楽園ホール
※大会スケジュールは追加・変更・中止となる場合がある
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