▲公開練習のシャドーでは鋭いヒジ打ちを見せた羅紗陀
WBCムエタイ日本ライト級王者・羅紗陀(らしゃた/キングジム)が初防衛戦! 20日(火)、10月2日(日)東京・後楽園ホールで開催されるWBCムエタイ・ジャパン第2回大会『The Path to the World Champion』WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチで挑戦者・増田博正(スクランブル渋谷)と対戦する羅紗陀が公開練習を行った。
1月のカノンスック・ウィラサクレック戦以来、約9カ月ぶりの試合となる羅紗陀。カノンスック戦で負傷し、本格的な練習を再開したのは春頃だったが「今までの自分の試合の敗因を色々と考えていました」と復帰戦への準備を進めていた。
対戦相手の増田について羅紗陀は「試合が決まってから2、3試合見ました。レベルスで生で試合を見たこともあって、覚えてました」とコメント。増田を「印象は上手な選手で、テクニックがある。受けて返すのが上手くて、よく相手を見る選手ですよね」と評価し「実際に試合をやったらやりづらいだろうなという気がします。あまり自分から手を出すタイプでもないので、こっちが焦っちゃいそうですよね。あまりこういうタイプとやったことがないので、試合にならないとどうなるか分からないです」と増田のテクニシャンぶりに警戒心を見せる。
その上で羅紗陀が増田攻略のポイントとして上げたのが“冷静さ”。羅紗陀は「イメージ的には冷静に5Rやって戦うつもりで練習してます。1月にカノンスックとやった時は冷静じゃなくて、それが反省点だったんですね。だから今回はその反省も活かしたい」と冷静な試合を心がけたいと話した。
今回がWBCムエタイ日本王者としての初防衛戦となるが「ベルトのことはいつも意識してないので、普段と変わらないです。実際にベルトを見たら獲られたくないなと少しは意識しますけどね」と語る羅紗陀。しかし対戦相手の増田がこの試合に勝利し、WBCムエタイの世界タイトル挑戦を意識していることを聞くと「自分もベルトを防衛して次はインターコンチネンタル、そして世界へ行きたいです」と、初防衛後は世界タイトルを目指すと話した。
WBCムエタイ実行委員会
WBCムエタイ・ジャパン第2回大会
「The Path to the World Champion」
2011年10月2日(日)東京・後楽園ホール
開場10:45 開始11:00
<決定対戦カード>
▼ダブルメインイベント第2試合 スーパーファイト
ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
vs
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournament 2010優勝、元WBCムエタイ日本ライト級王者)
▼ダブルメインイベント第1試合 WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦
デニス・メラー(イギリス/WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)
vs
神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)
▼セミファイナル WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
羅紗陀(キングジム/王者、WBCムエタイ世界同級13位)
vs
増田博正(スクランブル渋谷/挑戦者・WBCムエタイ世界同級14位、元全日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦
闘魔(新宿レフティージム/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)
vs
幸二郎(OGUNI GYM/NJKF同級2位)
▼WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦
新人(E.S.G/NJKF同級1位)
vs
日下部竜也(OISHI GYM/シュートボクシング日本同級王者)
▼WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ
大槻直輝(OGUNI GYM/同級王者)
vs
加藤竜二(橋本道場/MA日本&WPMF日本フライ級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルマッチ
高橋誠治(東京町田金子ジム/王者)
vs
菅原勇介(TARGET/J-NETWORK同級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦
宮越慶二郎(拳粋会/NJKF同級王者)
vs
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級王者)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席12,000円
RS席10,000円 S席8,000円
A席6,000円 B席4,000円
<お問い合わせ>
WBCムエタイ実行委員会(NJKF事務局内)=TEL:03−6912−7247
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