▲初代タイガーマスクこと佐山サトルがマスクを脱いで伊達直人を目指す
初代タイガーマスク(佐山サトル)が、孤児やめぐまれない子供たちの支援活動として「初代タイガーマスク基金」の設立を20日(木)発表した。
これは今年1月に全国に広まったタイガーマスク運動を、一時的に終わらせるのではなく今後継続して発展させていくことで、健全な子供たちが育つよりよき社会作りを目指す支援活動である。今後、孤児やめぐまれない子供たちの支援活動、社会教育事業の推進、慈善イベントの開催などを行っていくという。
タイガーマスク運動とは、昨年12月のクリスマスの朝、「伊達直人」名義で群馬県の児童相談所へランドセル10個が送られたことを皮切りに、年明けから全国各地の児童養護施設へ同じく「伊達直人」名義の寄付行為が相次いだ現象のこと。これらの寄付行為は、寄付者の名義である「伊達直人」が、漫画「タイガーマスク」の主人公で、自らが育った孤児院へ素性を隠して寄付をする人物と同名であることから、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになった。
会見に出席した初代タイガーマスクが理事長を務めることが発表され、「僕が捨て石になってでもやらなければならない。将来の日本のために基金を募り、被災地や子供たちのために使っていきたい」と意気込みを語った。
現在、世界中から協力者が集まっているとのことで、具体的な活動の内容は11月4日に開催される設立記念パーティーで発表される予定だ。
初代タイガーマスクはマスクを脱いで伊達直人を目指す。
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